たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

【WS】札幌地区大会を終えて

札幌地区に参加してきました。
ポケモンカードの大会が落ち着いたのもあり、10月から本格的にヴァイスを始めて2ヶ月で地区大会に臨むこととなりました。

ヴァイスを始めた経緯などを踏まえつつ、今回の大会までを振り返っていきます。



ヴァイスを始めたきっかけは、1年前のアイドルマスターの映画の追加でした。この時はとりあえずデッキを組んで知り合いと遊んでた程度でした。

最初はマイナータイトル相手にもほとんど勝てず、
「決められた効果を持ってるカードを並べて殴りあうのって同じことの繰り返しじゃね」
とか、
「適当なカードで雑に殴ってても勝てるのってまじめにやる意味あるの?」
とか言い訳してました。

実際に後者をやっても全然勝ててなかったのですが動きやストックのCXを消費する動きなど全然理解出来ず、ルールもあやふやですぐやめちゃいました。
他にはアイマスを集めてる時は欲しいカードが全然無くてオクで探したりするのが大変でした。
最近だとヴァイス勢をフォローしているせいか、デッキのまとめ売りなども多々見るのでこういう手立てでも手に入れることが出来ることを知り、狭いコミュニティでやってても良いことがないと改めて思います。
元々はカジュアルにやる予定だったので勝ち負けはそこまで気にしてなくて、よくわからないまま勝った、負けた試合が多すぎて坊主めくりしてる感覚でした。
去年の秋はオフシーズンなのと一悶着あってちょうどポケカのモチベが下がっていたところだったのですがそのままヴァイスもやらなくなりました。




そして約1年が経ち、デレマスのヴァイス発売が決定。ポケモンカードの世界大会が終わって一段落付いて新しいカードゲームを始めてみたいと思っていた時期だったのもあり、これを気に復帰もとい本格的に始めることにしました。

まずは知り合いからAngelBeatsのデッキを買い、黄GFをプロキシで作って練習してました。

ポケモン勢の知り合いもそこそこヴァイスをやっていて、skypeでヴァイス対戦、通称ヴァイスカをメインでやっていたのですが、それ以外に対戦環境がなかったので少しずつ広げていきます。
twitterでヴァイスカ募集をしている人や実績者を手当たり次第フォローしました。
質問、意見交換を繰り返していくうちに対戦をお願いしたり、他にはニコニコ生放送の凸待ちだったり、やがては知り合いの知り合いから攻めて札幌の強いヴァイス勢とも少しずつ交流して対戦できる環境を作っていきました。


デレマスは発売日に3箱+シングル程度買ったんですが、それでも必須パーツは色々と足りなくてプロキシをこれでもかというぐらい大量に刷ったのを覚えています。
今思うとかなり値段落ちてきてたので高い時期にちょっと買いすぎた感はあります。

そこからずっとデレマスを使っていたのですが、蘭子→みくと来てしばらく迷走、TD凛も試したもののしっくり来ないまま悩んでました。

この辺で相手のデッキの動きも意識するようになり、黄GFは序盤たくさん殴ってくるよ~とか、ニセコイは0-6で上がると発生色きついよ~とか、青GFは返しめっちゃ硬いよ~みたいな、ヴァイスやってる人なら誰でも知ってるレベルのこと、下積みから始めることにしました。


デレマスは1までが強くて2が弱い、3はそこそこなデッキなことが分かり、早出しされて2が長いとそれだけで負けみたいな試合も多かったり。
それも踏まえた上で相手のデッキを研究していると、どのレベル帯でも隙がなく強い青GFの動きを見ているうちにだんだんと惹かれて、プロキシで回すところから始まりました。
そこそこ札幌のヴァイス勢とも交流できてるので、万が一誰かに借りられたらと思ってたら本当に借りれることになって、地区は青GFを使うことに決めました。


アイマスでヴァイスを始めた時もそうだったのですが、「このカードゲームのシステム上何使ってもある程度勝てるらしいし、せっかく新しいのを始めるんだし使いたいので勝てるようになりたい」というマイオナ思考が先によぎっていたのですが、どうしてもガチ性で結局強いデッキを使うことを選びました。
ただ強いだけではなくデッキタイプがかなり好みだったのもあります。


この2ヶ月はヴァイスの基本の「き」の字も知らないまま地区を目指して始めたので、とにかく練習量を積みました。
平均で1日あたり4時間ぐらいはヴァイスやってました。

3コストアンコールの活用はわかりやすかったもののそれでも頭から抜けることが多かったです。

先上がり、1リフ、2リフの重要性は、skype対戦の関係上盤面に集中しきれなくて、リフ直前でレベルアップする時にサイド1点で良かったり、ダイレクト面じゃなくてフロントから殴ったり、これはやっていくうちに他の考える事がまとまるにつれ精神的な余裕が出来、少しずつ意識できるようになりました。

敢えてチャンプアタックをすることでダイレクト面を作る、リバース時テキストを持ったカードに踏まれないようになる、これは地区の直前まで意識しきれず、レベル3の前でも美夏が手札にあるから大丈夫と構えているもののリフ前だと圧縮が弱くなったり、次のストックが枯れるなどまで想定しきれていなかったです。

所謂「互換」を覚えるのが大変でした。平気で普通の会話にぶっこまれるから困る。

タイトルごとの特徴を掴んで、なるべく経験を積みました。とにかく知識が足りなかったので公式のデッキレシピ欄はかじりついてました。ヴァイスの現環境の解説をしている記事が見当たらなかったのでとにかく質問しまくりました。

手札のCXの処理方法を学びました。アイマス、デレマス共に暁で処理できますが、青GFには暁がなく引き込んだ時のケアや山に固まった時のことを考るようになりました。
CXはコンソールで切ることが出来る、4ルックはイベントで出来る。
緊急事態で握っておくべき札はなるべく使わずに残しておこう、それを残したいから突然その札に頼り切る動きではなく、先に準備しておく必要があって、次のターンの動きも少しずつ見えるようになりました。

後はCX貼って山4枚なら貼ったCXが山に戻ると思いきや島風で1枚掘るから貼ったCXが戻らないのも何度もやりました。

他には宝や本や袋をめくったら1枚掘るとか。選んだほうが強いことが多くて、山のCXが厚い時はやらないほうがいいと教わりました。
気づいたこととしては、1-6で山5CX1で噛まなかった時で山の現環境CXが1/2、1点通されて1リフ出来ず山にもCXが戻らないような一気に最低値に振れることのある動きは嫌だけど、山4から宝本めくってストブしたり引くと、ただでさえ噛んでいるのに貼ったCXも戻らないとなると流石に山が弱くなるので難しいし。
この影響もあって、自分はそうそう宝本袋のCXは使えないな-と思います。


本当に基礎の基礎から、一つ一つダメなところを修正していきました。



デレマスから始まった競技としてのヴァイスですが、青GFでも試合の結果はほとんど負けてました。ガン萎えして迷惑かけた時もありました。

では、何がこのモチベーションを駆り立てるのか?

それは、「新しいことに取り組むことで、成長している自分を実感することがモチベーションに繋がること」

でした。


自分は他にポケモンカードポケモンFPSなどをやっているのですが、もちろんその中でも新しい発見や成長を実感することができます。
でもその機会があまりにも少ない。どちらかと言うとアラ探しをしている感じに近くなりました。
しかも長年続けていると惰性でやってしまうことが多く、それが悪いくせにもなっていました。


そこで新規で取り組んでみたヴァイスですが、これがまた楽しい。
特に雑にドローできるポケモンカードを長年やっていた自分としては、ヴァイスはある程度コスト査定が決まっている分、アドバンテージの管理、変換をしっかりしないとすぐに手札が枯れたり弱い山になったりしますし、それをなかなか意識できませんでした。でも出来るようになってきて決まって勝つと、今まで綱渡りだった勝利がほとんど勝つでしょって言えるぐらいの勝利を手にするようになることができました。成長している自分を実感するという意味では特にこの部分が大きかったです。

ある程度勝ちに繋げるプランが見えてからはそれを実践すべく回数を重ねました。アドバイスを貰いながら細かい部分がころころ変わっていきました。



対戦レポに移ります。

1回戦 デレマス(Over) 後 ○
相手の先1の暁でCXが3枚見えノーヒット。こちらはトップチェックで不必要牌だったので下に送るとコンソール扉。6500と対応を引けていなかったので扉でガウルを回収するつもりが何故かトロピカルで殴り、結局次も1パンなもののストックのCXを掃けない状況。その後卯月と暁と集中で大量に掘って、2キャン含めて1-0リフされます。
こちらは島風1面+6500+コンソールでパンチ開始すると後ろの卯月がコンソールの前に。1面対応しつつコンソールをチャンプして美波の餌を消します。CXほとんど見えてたけど一応。
美波にメガネ付与1500パンプと集中で9000まで出されるも他が弱く1面のみで帰ってくる。ダメージは割と貰ってたので飛龍を出しつつ殴ってダメージを取り返します。
2に上がった相手はみく早出しから神楽坂面で対応テキストで赤青めくりつつサイドでストブをめくり2点という鬼畜さ。
返しで飛龍を立てるもソウルが足りてないので擬似アンコを後ろに置きながら1面サイド→みくの面でフロントすると美夏で殴ってないほうの飛龍を落とされる。
そこは擬似アンコし、パワーの負けている飛龍は3アンコ、非常にもったいないことをして幸先がわるいものの、相手は美夏ケアでみくはひたすらサイド。
その後飛龍のダイレクトが3から5が通り一気に3-4まで、ヒールがないようで楓を中央に置きつつ殴ってくるも返しで333を作り勝ち。

楓が厄介になると思ったので中央に飛龍を置いておきたかったのですが、もう片方を落とされつつフロント面もパワーで負けている状況を作ってしまったのは辛かったです。

2回戦 Charlotte(宝扉門)先 ○
ドローゴーからバーンメタ1パンをスパコンで同値。2パンされ1パン目でキャンセルするも2パン目してくれて通って先上がり、クロック2ドローでスパコンを仕方なく切り引いてきたまごころから4ルックで島風を当てて2面、7500*3の面は返されず。置いて1-6から殴ると相手は2に上がり、早出し青ヒールが来るも山が固く無事1リフ。
緑だったものの相手の戻りが弱かったのでソウル上げて殴りたかったので飛龍を出して3から5が通り3-3まで、有宇対応から飛龍2面割られるも、222で決めて勝ち。


3回戦 ニセコイ(緑入り) 後 ○
先攻移動1パンから0が引けずドローゴー。ドラが乗って先上がりすると島風2面+スパコンで移動1面を踏んで助太刀を握る。
修羅場1、首かし2で面を割られつつ控え回収された返しにガウルで修羅場を踏みに行くと3000カウンターのペンダントで弾かれて度肝を抜かれる。存在すら知らなかった・・・。
ガウルを擬似アンコールからカウンターで弾いた後は2からは飛龍2面でしっかり盤面を取りに行きます。

万里花込3パンされるも飛龍の前が開く。2-6から置いて3にあげてミラーガール→カボチャと繋げて殴るも、赤ペンで拾っていた3000カウンターを見逃し500負け。ミラーガールは山になかったので集中を強引に打ってあやめを握るプランが大正解でした。
カボチャバーンを打つも決まらず、ヒールから次も万里花で殴るも飛龍の14500→16000には触られず。しかし3点が2回入り非常にマズイ状況に。相手は3-3なので332。
しっかりライン作って最後はドラドラをめくったものの通って良かったです。


ぶらぶらした後コンビニでおにぎりや飲み物を調達して決勝トナメ。決勝卓は遠征勢が半分ぐらい占めてたらしいです。


決勝トナメ1回戦 青GF 後 ●
微妙な初手からのマリガン後も微妙な初手。ドローゴードローゴーからオレンジビキニの1パン。トロピカルで相打ちを取って1パン貰う。これをトロピカルで返し、1面で殴られて先上がり。どこかでキャンセル入っていたかも。
手札が揃っておらず、後ろのトロピカルを圧殺しつつなんとか対応を引き込み島風2面と浮き輪危機で3パン。
返しに浮き輪危機を島風で踏まれ6500の3面。
返しに4ルックから集中で山を掘りサイドで応戦。
こちら1-3から始まり相手は1000-1を貼ってきて6500が応援込み500超えで殴ってくるも、手札のカウンター2枚ではじく。キャンなしで2に上がった返し、門を噛んでCXを回収していて、2に入り手札のCXが2枚。ミラーガールで1枚をカボチャに変換しつつ集中でストックのCXを落とします。残りの山4枚の中にCXが2枚あったので、集中5戻りから逆圧縮と飛龍を握る。
飛龍2面をしつつ取られたダメージレースを取り返しに行きます。
相手はひたすらチャンプで、1-2-2の2点のところで1キャン(2-3)、相手は3に入りクロック2ドローからカボチャ。1-2-2で1キャン、カボチャで1キャンでこちら2-6。
返し5ストック、こちらの山CXは2/16で弱い山、クロック2ドローは破棄したいものの集中2回で1回当たっても1/7の山から3パンで4点貫通も視野、リフ込222で普通に死ぬし掘り切りにくい状況。
相手は3-0で2噛みしてたものの山が硬く、こちらが2噛みするとカボチャクロック2ドローから逆圧縮、13~4枚のキャラを戻し、カボチャでカボチャを踏みつつCXを貼って4435で3キャン要求。
手札3場3レベル置き場3ストック5(CX2キャラ3)控えCX2で、4/34の山に叩きこむのは容易だと思っていたものの、飛龍飛龍カボチャが全部キャンセル、配置の問題なのとキャンセルしたら変わらないのかもしれないし次の山は無いのであまり意味はないのですが、3キャン共に通るか通らないかの瀬戸際だったところでキャンセル、所謂ピタキャンだったのでめっちゃ心折れました。
せめてカボチャの5点バーンを言いたかった。扉を噛むもソウル減も美夏も落ちておらず。
当然決めに行った上に噛んだのでこちらの山は1/11という絶望的状況。
返しにカボチャを3アンコ。クロック2ドローからまごころから逆圧縮が見えるもストックが足りず、カボチャでヒールしつつスパコンでトップにドラを盛れたようで2から入ってきて通る、カボチャの2が通る、ここでドラが乗らず止まらなければ5点バーンを耐えつつヒールしてカボチャで踏みに行ける状況も、ドラが乗り3点。山が1/7なので5点バーンを考えるとピタキャン必須の状況でなんとかピタキャン。当然飛んでくる5点バーンは4点確定。リフ後に1枚見るも無念のキャラ。


こうして札幌地区は終わりました。

予選ではプレミしたり3から5を通して勝ったりしましたがいずれも総合的なデッキパワーに助けられました。

終わって落ち着いた後は何か得られるものが無いかと思い決勝トナメの観戦をしてました。

ネオスはまばらに人が居るもののトリオはそんなに見てる人が居なかったのが目に付きました。遠征勢との交流がある人や翌日のヴァンガードの調整をしている人はまだわかるんですけど、フリーファイトに出てる人たちは恐らくタイカプも出てたわけでその後にフリーをしてるってことはどっちも負けているわけだから、その結果を考えると上位卓を見て勉強しようとか、そういう考えはないのかなーって。
自分はある程度のタイトルのことしか分からないので錬金術の動きとかを解説してもらったりで勉強してました。意識高いアピールでもなんでもないですけど。
流石に決勝となるとネオスもトリオもたくさん人がいましたが。3決含めて観戦者はネオス20人トリオ15人ぐらいですかね。うーん。
黒炎さんの準決勝の勝ち方は本当に勉強になりました。道中2噛みしてリフ前3アンコしつつ、控えやストックに風があって2ドローでもヤミ対応も引けず。相手は3-0で山は硬過ぎもない軟過ぎもない状態でした。山が2枚でダークネスとヒール。
ヤミのドローでダークネスを引いた状態で止め、ヒールを引かずにそれをドラとして乗せつつリフ後に風をめくり打点を補って細い勝ち筋をたどっているのを目の当たりにした時は感動しました。
思えば、飛龍2面で蹂躙していた後に最後にまくられた自分も同じようなもので、あちらはまだ山があったもののこういうワンチャンスを掴みにいくのは大切だし、これでまくられないようにする大切さがわかりました。準決勝の艦これ戦では艦これ側も大幅に有利というわけではなくそこまで対抗の手立てがなかったように思えましたが、自分の時はソウル減を握ったり次のターンのことを考えて毎ターン集中を打ったり。雑に出して集中を打つぶんの余裕はありましたが飛龍2面を取りました。

後は2-6で迎えた後に死ぬというのも悲しいなと思いました。3-2ぐらいまで打点が通った後ヒールして噛まなければ2-6でキャンセルしてた分のCXが山に残っているだとか、どれも理想論なんですけど仮に裏を引いた時にそのまま死ぬ可能性を考えればそう思ってしまいます。
後は相手が青GFだったので逆圧縮の存在。相手のストックは、飛龍を出してなく集中も使ってなかったので溜まっている状況。
山が強ければと思いましたが相手のラストターンでこちらの山にCXがある状態だと逆圧縮を食らってしまいます。それも踏まえて集中を多めに使っておいても良かったかな-と思っています。ストックが足りなくなるのを恐れましたが、飛龍2面をしたことで集中が使いづらかったこと、飛龍2面をしたことで他に必要な札を握らなかったことなどなど、結果論かもしれませんが、相手は1周目で飛龍に触れずその後も引けていなかったので1面でも十分盤面は取れていて、その動きを他のケアに回せばもっと楽な試合になっていたのではないかと考えると心苦しいです。打点は大きいものの弱い山に3キャン要求で勝ちと思っていただけにそれが決まらなくてしょうがないのか、プレミがあったのかはなかなか難しいです。

大会後は飲み会で騒いで帰宅。記事書いてるところで眠くなり寝て起きて書いてる次第です。



最後に。

優勝を狙っていたので、ベスト16でとどまるのは悔しいです。

それでもこの2ヶ月である程度できるようになったのは、対戦してくれた方、教えてくださった方のおかげだと思いますので本当に感謝しています。

大会も終わり一区切り付いたので今後はどうするか決めてません。デレマスも大量に買いましたがカジュアルに始めたのでのんびりやるかも。
モチベーションの維持が厳しいカードゲームだと思ったので今後どうなるかはわからないです。
大会後も2本先取だったらいいなーとか思ったりしたので、BCFに出る機会があればトリオで参加できたらするかもしれないです。それでもWGPはネオスで出たいですね、全国の権利はやっぱり欲しい。

交友関係ではお世話になった札幌ヴァイス勢と色々繋がることができたので満足です。DMドラフトの話やドミニオンの話なども出てきているので今後はそっちもやりたかったり。


次の記事ではデッキレシピを書いていきます。

閲覧ありがとうございました。

【ポケカ】【世界大会使用構築】画竜点睛【BW6~XY6】

自分の中でポケモンカードに一区切りを付けておきたかったので、貯めていたレポートを書いていきます。
まずは、今年の8月に開催されたWCS2015で使用した構築を紹介します。

・デッキレシピ
・採用理由
・対戦成績
・デッキ選択

の4項でお送りします。
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【デッキレシピ】:画竜点睛

15:Pokemon

2 x MレックウザEX (XYD)
1 x MレックウザEX(XY6)
3 x レックウザEX (XYD)
4 x レシラム (XY6)
2 x サザンドラEX(XY6)
1 x ゼクロム (XYD)
2 x シェイミEX (XY6)


32:Trainers

4 x プラターヌ博士
3 x N
2 x アクロマ (プラズマ団)
2 x フラダリ

4 x バトルサーチャー
4 x ハイパーボール
1 x あなぬけのヒモ
1 x ポケモンいれかえ
1 x エネルギー回収
1 x はかせのてがみ
1 x せいなるはい
1 x パソコン通信

2 x レックウザソウルリンク
1 x かたいおまもり

2 x スカイフィールド
1 x 記憶のほこら
1 x 灼熱の大地


13:Energy

7 x 基本炎エネルギー
2 x 基本雷エネルギー
4 x ダブルドラゴンエネルギー


【採用理由】

2 x MレックウザEX (XYD)
ライボルトを考えてデッキを選択した理由であるメインアタッカー。
このカードを1体だけ立ててエネルギーをたくさんつけてしまうか、ベンチのこのカードを狙われるリスクを考えて、2体のレックウザにエネルギーを分散させるかで使い分けます。
HP230と、1発は攻撃を耐えてくれるので、フラダリと合わせ画竜点睛を2回使えればほぼ勝ちです。


1 x MレックウザEX(XY6)
画竜点睛のエネルギーコストがかかるので、低コストでの運用が出来るため採用。
特に、レシラムのターボブレイズをメガシンカをする前のレックウザEXに使うことで、無色タイプのMレックウザEXをターボブレイズを絡めて運用することが出来ます。
サザンドラレシラムシェイミを複数体並べたいことが多く、すんなりとスカイフィールドを投入できています。
XY7は発売されていないため、θMAXのものは使用できません。


3 x レックウザEX (XYD)
レシラムのターボブレイズの対象がドラゴン限定なので、ドラゴンタイプのレックウザEXを採用。
レシラムと同時に引いてきたいカードですが、スペースの関係と、回収カードで水増し出来る点を考えて3枚での採用。
ドラゴンストライクはメガシンカ後でもほこらと合わせて積極的に使っていきます。


4 x レシラム (XY6)
初手に引きたい点、1ターンのうちに逃げる・入れ替えることで、ターボブレイズを2回以上使いたいので4枚。
4エネ技のダメージが110で、相手のシェイミEXを倒す時に重宝します。


2 x サザンドラEX(XY6)
1枚あればレックウザレシラムゼクロムの逃げるエネルギーが0になるものの、サイド落ちでデッキの基盤のレシラムの動きを遮りたくないために2枚での採用。
逃げるエネルギーが3のこのカードは、場にサザンドラEXが1体だけでは逃げるエネルギーが2つしか減らず逃げるのに1つエネルギーが必要になるため、ベンチのサザンドラEXをバトル場に縛られた時にスムーズに入れ替えられる点も考えると2枚必要です。


1 x ゼクロム (XYD)
カバルドン、よるのこうしん、ダストダス等の、レックウザや構築全体で苦手とするポケモンを倒す時に低コストで動ける点を評価して採用。
カバルドン相手は1エネ技30+4エネ技100で綺麗に130ダメージを与えることが出来ます。
対よるのこうしんではバチュルを1エネ技で倒せます。
ダストダスには、レシラムサザンドラEXの特性がかき消されると非常に面倒なので4エネ技で倒すのを狙います。ダストダスが入っている構築に対しては、ゼクロムを大切に扱ってフラダリを使いダストダスをバトル場に呼びながら4エネ技を打つことを中心としてゲームを進めていきます。


2 x シェイミEX (XY6)
序盤に動けるサポートを削っている点、サイド落ち警戒を考えて2枚での採用。
序盤の展開ではなるべく1枚だけ使うように心がけ、最後に欲しいカードがある時にサーチして2枚目を使います。

様々なシーンで足りないパーツが複数ある時に、それらをまとめて引いて解決したいシーンではシェイミに頼ることになります。
特にこのデッキにおいてはW無色もAZも入っていないので、ベンチにHPの低いEXが残ってしまうため最終局面で倒されてしまう負け筋にも繋がりやすいので一長一短です。
特にベンチを引っ張って縛る行為をサザンドラで緩和しやすいところを、シェイミはその恩恵を受けられないために縛られてしまうことも多いです。
そのため、ポケモン+何かを引きたい場合には無難にポケモンを持ってくるのが良いとされる場合もあります。
全体的にたねポケモンのHPが高く、非EXのレシラムゼクロムがHP130あるので壁にして展開することも可能で、リスクを背負い過ぎないでゲームを進めるのも肝心だったので、思考停止でシェイミ展開を軸に採用したのは迂闊でした。


32:Trainers


4 x アララギ博士
序盤でたねポケモンをなるべく多く並べながら、他のカードにも多数触れるので4枚必須。
安定して新規カードをめくれるので、ダブルドラゴンエネルギーなどのキーカードを引いてくる時には重宝しますが、重なって引いてしまったダブルドラゴンエネルギーを切ってしまう状況もあるため一長一短。それでも4枚投入するべきカードだと思います。


3 x N
最序盤のアララギ博士ダブルドラゴンエネルギーをトラッシュしてしまう状況になると、後半でエネルギーが切れてしまうのでなるべくNを使いたいです。
その他にも必要ない場面で引いてしまったキーカードをアララギで切らないように山に戻すときにも使います。
フラダリ、アクロマが中盤以降で強力で、そのためにバトルサーチャーを厚めにしました。中盤以降でNを打ちたい時はサーチャーから使いまわせるので、スペースの関係で3枚。


2 x アクロマ (プラズマ団)
スカイフィールドを投入しているため、中盤以降は大量ドローが見込めます。
序盤ではあまり有用ではない点を考えて、サーチャーで使い回すことができるので2枚。
サーチャーが4枚なので、序盤のうちにトラッシュに置いておきたいです。


2 x フラダリ
後半で相手のEXを呼び出したり、レシラムシェイミEXを狩る時に使います。
自分が動けないと仕方がないデッキなので妨害で使うことはあまりできず使用機会は少ないですが、メガシンカをする関係上ソウルリンクが引けていない時はメガシンカエンドが必要で、テンポを落としかねないシーンでは使うこともあります。
サーチャーが4枚なので、序盤のうちにトラッシュに置いておきたいです。


4 x バトルサーチャー
中盤以降のフラダリ、アクロマが強力なので4枚投入。
非常に便利なカードな反面ガマゲロゲEXのロックには注意しておきたい。このデッキのポケモンは全体的にHPが高いので、元々遂行打点の低いガマゲロゲEXに対しては、ガマゲロゲEXとダストダスでロックしてくるデッキタイプ以外にはそこまで苦にしませんでした。


4 x ハイパーボール
レシラムのターボブレイズを存分に活かすため、序盤になるべくポケモンを並べて展開してしまいたいので4枚。
デッキの速度が遅いこのデッキではシェイミEXでの強引な展開に頼らざるを得ない時もあり、手札を減らしながらシェイミEXを持ってくる動きは言うまでも強いです。


1 x あなぬけのヒモ
レシラムのターボブレイズを複数回使用するためのいれかえカードとして投入。
基本的にポケモンいれかえのほうが強い時が多いですが、1ターン目から特性ロックをかけてくる相手のソーナンスが苦手なのでそれに対する対抗策として採用。
ピン刺しカードはパソコン通信から触れられるので、1枚あるだけで2枚にした時とほぼ同じ確率で打てるようになるので、思ったよりも打てますが、今回はソーナンス入りの構築と一度も当たりませんでした。


1 x ポケモンいれかえ
あなぬけのヒモと同じく、レシラムのターボブレイズを複数回使用するためのいれかえカードとして投入。
あなぬけのヒモと違い、バトル場の相手を逃さずにこちらのポケモンを入れ替えられるのが強い。
後半はサイドレースを意識することになり、あなぬけのヒモを使ってしまうと相手は必要のないポケモンや非EXのポケモンをバトル場に出してきてしまうため、後半はポケモンいれかえの優先度が上がります。


1 x エネルギー回収
エネルギーのコストが重く、エネルギーを切らさないようにするために採用。
ギルガルドゼクロムの1エネ技などで必要になる、枚数の少ない雷エネルギーの水増しにもなっています。
パソコン通信からエネルギーに触りたいシーンでも、1枚サーチが2エネになりアドバンテージになります。
手札に溜まったエネルギーを事前にトラッシュに置いておくことで、中盤にエネルギー回収から一気に加速するなど役立つこともあるので、なるべくこのカードの存在を意識してプレイします。


1 x はかせのてがみ
レシラムが場にいる時でエネルギーをなるべく貼るにはターボブレイズ+手札から1枚で最低2枚必要になること、全体的に技のエネルギーコストが重いので、1枚のカードから2枚のエネルギーを確保できるのは強力でした。
このカードからハイパーボールと繋げることで手札1枚でハイパーボールのコストにすることも出来ますし、エネルギーを落としてからゼクロムに繋げるなど有用なシーンは多岐に渡ります。
エネルギー回収と同じく、パソコン通信からこのカードに触ると2エネになり、パソコン通信と噛み合っている事も採用に繋がりました。
グッズロックやエネルギーを剥がしてくる相手なども考えると、このカードを2枚にするよりは基本エネルギーを増やしたほうが強いと判断したため1枚。


1 x せいなるはい
ピン差しのMレックウザEX(XY6)がトラッシュにあったり、スカイフィールドが壊れた時にトラッシュに送ったポケモン、主にシェイミEXを回収したりします。
カバルドンやよるのこうしん、ダストダス入りの相手にはゼクロムを回収して戦います。


1 x パソコン通信
このデッキは盤面が完成しないと攻撃はおろか、ターボブレイズでエネルギーを付けて展開すらできなく、盤面による影響度が高いデッキなので1ターンでも早く展開をしたいため、エーススペックは展開重視してパソコン通信に。
はかせのてがみやエネルギー回収に繋げる動きが強かったので、この2枚の強みがより感じられました。

エーススペックの選択肢としては他にスクランブルスイッチがありますが、展開して攻撃するまでがやっとのデッキだと思いパソコン通信にしました。
ピン差しが好きなタイプなので、パソコン通信が自分には合っていると判断しました。


2 x レックウザソウルリンク
最初は3枚でしたが、レシラムで展開してメガシンカエンドをすることがあり必須ではないと感じたので2枚に。またゲーム中にメガシンカすることが2回程度だったことも影響しています。
レックウザEX(XY6)での攻撃のターボブレイズ→メガシンカ→攻撃の流れが強力なため2枚は必要だと感じました。
2体ともメガシンカ出来ればいいですが、1枚しかメガシンカ出来そうにないシーンだった場合で2体のレックウザEXにエネルギーを散らして貯めている時には、片方が倒された時にメガシンカ→攻撃の流れを崩したくないのでなるべく手札に抱えておくことを意識しました。


1 x かたいおまもり
ソウルリンクの枠に変わって入ってきた1枚。
MレックウザのエメラルドブレイクをドラゴンMレックが耐えるのがとても大きく、ゲンシグラードンに対してもガイアボルケーノを耐えやすくなります。
また、レシラムにつけることでMライボルトEXのハチマキターボボルトを耐えてくれるのも強力です。
ライボルトEXのかけぬけるで2体のレシラムに20ダメージを乗せられてハチマキなしターボボルトで倒されるパターンが多かったので、ハチマキを張ってくることまで考えるとかけぬけるを使われる前になるべく貼っておきたいです。


2 x スカイフィールド
複数体ポケモンを並べることが多いので2枚投入。
レックウザEX(XY6)との相性も良いので、エメラルドブレイクを使うプランを考える場合にはスタジアムを壊されることも考えてなるべく手札に抱えておきたいです。


1 x 記憶のほこら
レックウザEXのドラゴンストライクを使いたいシーンが時々あるので採用。
自分のスカイフィールドをこのカードで割って、ベンチにあるシェイミEXをトラッシュする時にも使います。


1 x 灼熱の大地
普通のデッキよりエネルギーが多く、手札にエネルギーが溢れた時のドローソースになったり、エネルギー回収やはかせのてがみでエネルギーを引き込みやすくなっているので使いやすかったです。
記憶のほこらと同じく、自分のスカイフィールドをこのカードで割って、ベンチにあるシェイミEXをトラッシュする時にも使います。

スタジアムはサザンドラとのシナジーや相手のサイレントラボを割ることを考えて4枚は投入したいです。


13:Energy


7 x 基本炎エネルギー
毎ターンエネルギーを貼れるだけで強力な技を使う準備になって強力。レシラムのターボブレイズの対象エネルギーで、あればあるだけ強力ですが、エネルギーに干渉するグッズや雷エネルギーなどのデッキスペースも考えて7枚。


2 x 基本雷エネルギー
ターボブレイズで付けられない点、MレックウザEXはダブルドラゴンエネルギーで雷エネルギー分を補うことが多かったので、最初は1枚で運用していました。
ゼクロムの1エネ技が雷なので欲しくなったり、相手のギルガルドEXを考えた時に2枚欲しくなったので2枚採用。


4 x ダブルドラゴンエネルギー
ドラゴンデッキのキーカード。4枚必須。



【対戦成績】

カメックスケルディオEXシェイミEXジラーチEXキュレム Ryota Hori (JP) ××
MライボルトEXダストダスシェイミEX Kyle Sabelhaus (US) ××
ランドロスEXルチャブルクロバットルカリオEX Fatih Akdemir (DE) ○×○
ディアルガEXドータクンギルガルドEXコバルオンEXシェイミEXトルネロス Ippo Kito (JP) ○××
MライボルトEXビリジオンEXゲノセクトEX Long Bui (US) ○×○
MライボルトEXビリジオンEXゲノセクトEXデスカーン Cassiano Mendes (BR) ××
ガマゲロゲEXライボルトEXクロバットシェイミEX Manuel Riemis (BE) ○○

82位 3-4 OPP 42.35%

メタ対象として考えていたライボルト入りの構築に4回当たるも、勝てたのは2回だけ。
1戦目、4戦目にて計2回、日本人対決がありました。




【デッキ選択】
日本での全国大会が終わり世界大会の権利を手にして、まずは海外の環境分析に取り組みました。しかしアメリカでは未だXY6環境での構築が出回っておらず、XY5環境でのゲンシグラードンEX、ガマゲロゲEX系統、ランドロスEXルチャブルクロバットあたりが強力という情報を手にしたぐらいでした。

この時期では日本とは違うカードプールの把握を、そしてアメリカの全国大会での結果を元に環境分析をすることにしました。


プールについては、ダークパッチなどはBW4のカードなので当然禁止なのですが、ダークライEXなどは再録がされていて使用可能。しかしダークパッチがないので実質悪デッキは居ないようなものです。
使用可能なカードはこちらを参考にさせて頂きました。
mapleisland.diarynote.jp



次にアメリカの全国大会の結果を見るとデッキレシピまで掲載されていました。


マスター上位8デッキと使用プレイヤーがこちら。
ギギギアルギルガルドEX(Dylan Bryan)
ガマゲロゲEXダストダス(Jason Klaczynski)
ガマゲロゲEXクロバットライボルトEX(Kristy Britton)
ディアルガEXドータクン(Ben Moskow)
カバルドンランドロスEXガマゲロゲEX(Eduardo Gonzalez)
ホエルオーEXスイクン(Enrique Avila)
MレックウザEXドータクン(Geoffrey Sauk)
Mライボルトダストダスエンペルト(Grant Manley)

www.pokemon.com

マスター上位の構築には鋼系統、鋼系統にMレックウザEXに鋼を組ませたタイプ、ガマゲロゲEXにクロバットダストダスライボルトEXを組ませた型が、そして注目のホエルオーEX。



優勝は有名なJason氏のガマゲロゲEXダストダス、準優勝はホエルオーEXスイクン
個人的にガマゲロゲEXの優勝はあまり考えていなかったので驚きました。ガマゲロゲEXが優勝したこともあり、元々意識されていたガマゲロゲEXが環境でより意識されるようになり、同時に脅威とされるホエルオーEXスイクンに対しての考えも必要になりました。


他に特注すべき点ではシニアリーグではゲンシカイオーガEXが優勝、ジュニアリーグでゲンシグラードンEXMルカリオEXのデッキが入賞していたことぐらいでしょうか。



ここからメタ読みをはじめました。海外環境ではXY6での公式大会は初なのでここから大きくメタが動くことも想定していました。


日本での環境ではMレックウザEX、ガマゲロゲEXの2強とも言われましたが、その中で名古屋大会でMライボルトがある程度上がってきていて、その後千葉大会で同プレイヤーがドンファンを使っていたことが印象強く、その後ドンファンが増え続けていたことを見てきました。


そこから、まずガマゲロゲEX、鋼(MレックウザEX)に対抗するMライボルトEXが増えるのは明確でした。
参加者は世界大会に出場するプレイヤーですから、そこまでは想定済みでしょう。メタに対してのメタも出てくると考えて考察を始めます。


そこでメタに登場してくるのがゲンシグラードン。上記3デッキに有利です。MライボルトEXに対しては速度は劣るものの弱点と打点で大きく有利を取ることが出来ます。
ここまでは日本のメタゲームと似た部分があり、特にチームアチャモゲンシグラードンEXを使いこなし、日本代表に3人抜擢されていることからも、類似したこの環境、メタの動向において強力であることが用意に予測できました。


MレックウザEX、ガマゲロゲEXは全体の数も多く、メタの動向次第ですが一定数は存在すると考えていました。そこでこのMライボルトEXの登場を考えます。


そしてXY6環境ではドラゴンレックウザ、所謂、画竜点睛が使えることに気づきました。
MライボルトEXは間違いなく多いと確信していたので、このデッキに対して明確に強いデッキを使うのは間違いではないと判断しました。
MライボルトEXに対してはδワイルドでターボボルトをハチマキ込でも2発耐える耐久力、そして1撃で倒せる超火力。
地雷デッキに負けたくなかったので、おまけにホエルオーを一撃できる火力が出るEXというのも重要な点です。


どうしてもイベルタルEXダークライEXなどのデッキが多く存在していた日本の環境では速度負けしがちな相手であったのですが、海外環境ではダークパッチが使用不可能なため存在せず、このタイプの広く見れるグッドスタッフは存在していないこともあり画竜点睛はいけるのではないか?と思います。
アメリカの全国大会で入賞していないのは、XY6が発売したての大会だったから調整が追いついていないだろうとの判断でした。


ゲンシグラードンEXはホエルオーのエネルギー破壊に耐性がある上、250ダメージ以上を出すことが出来、スイクンに対してもサイレントラボを用いることで倒すことが可能です。
そのため、見る先が同じであればゲンシグラードンEXを使うことも考えましたが、構築難易度がかなり高く、プールが確定していない日本の全国大会前に触っていたのですが全くわからなかったです。
プレイヤー相性が悪そうだったのと、世界大会まで1ヶ月弱しか無かったので理解の及ばない新規デッキに取り組むのは危険だと判断し、早めに見切りを付けました。


8月中は毎日のように時和に通い、同じく日本代表であるコーヤくん、去年ジュニアの世界チャンプのガウくんと、店長の会長と一緒に調整しました。
最初は環境がいまいち分からず上位入賞デッキを完コピして回していましたが、3人ともしばらく鋼MレックウザEXを使用していたので相手をすることが多く、その影響もあってか一層MライボルトEXが強力に思えました。


会長と構築を相談し、画竜点睛に決定したのが大体世界大会2週間前ぐらいでした。


今回の国内大会で自分が使ってきたイベルタルEXダークライEXアーケオスガマゲロゲEXアーケオスガマゲロゲEXゾロアークドンファンブイズと違って動きの幅が狭く、自分好みではなくしっくりくる構築にはならなかったものの、一応なんとか大会前までに形にできました。


いざ大会に臨むと、Day1からよるのこうしんとの声をよく聞きました。
これに対抗しうるデッキがガマゲロゲEX系統、ランドロスEXルチャブルクロバットで、全体的にガマゲロゲEXがそこまで多くないようにも感じられ、特にMライボルトEXにも勝てるランドロスEXのデッキが上がってくると言われていました。


それほどよるのこうしんが多いとは踏んでいなかったものの、調整してきたデッキがどれもよるのこうしんはそこまで意識しておらずガマゲロゲEXぐらいでしたが、MライボルトEXもかなり居て、このメタ読みが当たっていたのもありガマゲロゲEXを使うのは厳しかったです。


何が勝ち上がったかも情報収集しないまま、ゲーム勢が多くDay1を突破しているのに喜んでいるばかりで突入したDay2、初戦相手はガマゲロゲクロバットを使用して日本2位になったほりさん。
自分が日本代表が確定していた4戦目で対戦して敗北しています。


相手はカメケルでした。
日本で全く調整してないデッキ、しかも相性は悪い。
MライボルトEXダストダスソーナンスを踏んだらなかなか勝てないんじゃないかと思っていましたので選択肢から完全に抜けていましたが、今後自分が当たるライボルトEXの入っているデッキに4回当たりますが、1枚もソーナンスが投入されていませんでした
きっちりストレートで負け。


全く考えていなかったデッキなだけに、1戦目で「これを使えば勝てたのかもしれない」と後悔しています。選択肢になかっただけに知識不足を思い知らされました。後に衝撃的な決勝戦を終え優勝するのがカメケルだったのもあり、複雑な気分でした。
2戦目にMライボルトEXのデッキに当たるも、ヤブクロンでの攻撃を重要視しておらず、どうぐおとしを打たれて負け。調整不足もいいとこです。
2発耐えてEXを3体倒せば勝ちと思っていましたが、特性ロックに加えて2発で倒してくる、しかも非EX。後ろを呼ぶにもNを打たれながら毎ターンフラダリを打たないと行けないので厳しい。



理想的な展開を見た結果、基本の基本、「EXを倒したらNを打たれるとキツイ」を見落としていたようです。おまけに回復ソースもなし。スクランもなしですから、ストレートで負けました。


topcutが2敗ラインと言えどオポは絶望的、かなり凹みました。後の試合もデスカーンのテキストをよく把握しておらず、読んでもその脅威に気づかず相手の想定通りの動きをされて負けたり。


デッキ選択については間違い、というより、考えが浅はかでした。


自分はよるのこうしんには当たりませんでしたが特にシニアではかなり多かったようで、北海道勢のシニアも勝てていなかった様子。


今回は日本勢全体が勝ちきれていなかったのですが、この要因の1つに「デッキタイプの多さ」が挙げられると考えます。
環境に存在するデッキが多く、1強が存在しない状況だったので、メタを貼りにくかったです。

そして当然、デッキタイプが増えることに寄る「当たり運」。

大会形式については前回の世界大会も「引き分け」が大きく影響していましたが、「速いデッキを選択すること」も重要なのではないかと思いました。


日本と大会ルールや環境が大きく違ってくるため、どれだけ順応出来るかが大事だと思っていますが、最も影響したのはデッキタイプの多さ、そしてそれに伴う当たり運、引き分けについてはプレイヤー側が速度を上げたり、サレンダーをすることで解決できるのでそこまで影響が出ないと思われがちですが、5-0-4で上がれていない有名プレイヤーを耳にしていたので、画竜点睛は展開が割と遅いデッキなため選択としては最善ではなかったです。
しかし、逆に勝ち方がはっきりしているからこそ互いに降参したり勝ちへの筋道が立てやすかったのかもしれません。


観光や観戦などとても楽しかった反面、対戦に関してはかなり甘かったので、その反省を織り交ぜて書きました。普段のレポでは行動の記録をメインに書いていきますが、対戦の内容についても取り上げます。

【ポケカ】WCS2015世界大会レポート【旅行編1】

世界大会が終わり、すぐに記事を書かないのは悪い癖ですね。字面に起こすと自分の振り返りや反省にも繋がるので書くべきだというのは分かるのですが、書くとかなり長くなってしまうためなかなか踏ん切りがつかないまま2ヶ月程度経ってしまいました(
特に、自分の中でやり残しがあると締まりが悪いですからね。
なるべく早く書こうという目標がなかったので1日で1日分以上は書きます。
対戦や調整の話は別に記します。


~出発まで~


5年ぶりの世界大会。昔のことを思い出しつつ、荷物を準備します。

とりあえずスーツケースを調達。叔父から大きめのを借りてきました。スーツケース2つ+リュックサック体制。
続いて詰めるものの準備。
はじめに服の用意。前回はサプライやおみやげでスーツケースがいっぱいになってしまったので、着古した服を持って行き現地で捨ててスーツケースの空きが出るようにしました。それとお気に入りの服などをいいバランスで詰める。

次にポケカサプライ。これがスーツケース1つ分ぐらいを占めました。
前回の世界大会から5年経つのでそれまでにポケセンで買ったスリーブを持ち込もうと思ったのですが、他の人に渡してしまったり、2年前にLCQに行ったうきにんさんに託したのを思い出し、足りなかったのでポケセンで買い足ししてきました。エルレイド、ダイゴ、フーパのスリーブは出たばかりで海外のプレイヤーも入手していないだろうとのことで多めに購入。

セレナスリーブ、リザードンのかぶりもののピカチュウピカチュウのしっぽスリーブなども。
家にあったのはレックウザメガバトルで買った缶のデッキケース、シロナやノボリクダリのスリーブ、リザードンプレマなど。
詰めてみると缶ケースが思いの他スペースを取ります。
バランスは考えずに重さも特に図らず大きい方のスーツケースに詰めてみるとそこそこの重さ。転がせば大丈夫かなーと思ってひとまず放置。

食べ物関係では日本食も持って行きました。ご飯、味噌汁、麦茶、ふりかけなどを用意。
試合中に頭が回らないと困るので、ブドウ糖やチョコレートなどの甘いものも購入。機内でのお菓子としてアメなども。

百均で手で空気を抜く圧縮袋を購入。ポケカサプライでスペースを食いそうなので、なるべく服は小さく持っていこうと思いました。
その他には絆創膏、機内で使う空気枕なども購入。

何度も世界大会に行った過去の経験を活かして色々買いました。備えあれば憂いなしです。

充電器、変圧器、ハンカチ、ゴミ袋、時計、パスポートのコピー、筆記具、予備の現金、この辺も忘れちゃダメですね。
他にはホテルにあるであろうシェーバー、歯ブラシ、お風呂道具も洗顔含め、自分好みのものを使おうと持って行きました。
特に「体をこするやつ」は大事!ただでさえホテルのシャワーで普段と違うのに、海外となるともっと違うしお風呂で快適に過ごせるようにするには欠かせません。


手荷物となるカバンにはロストバゲージ対策で1日分の着替えを入れようと思いましたが、
暇つぶしのための本やゲーム機、タオルや携帯用充電器などを詰めていたらスペースが無くなったので諦めました。
その他にはウェットティッシュ、扇子、折り畳み傘、当日買った食べ物や飲み物も。

パスポート、財布、旅のしおりだけを入れる用の小さめのショルダーバッグも盗難対策のため持って行きました。カバンの中に入れて現地で携帯しました。


そんなこんなで下準備はおしまい。次また行く機会があればパッと見て自分に必要な物がわかるといいなーと思ったので色々書きました。
しっかり準備したおかげで旅先では足りないものはなくストレスを感じることがなかった反面、荷物が多すぎて探すのが面倒だったりしました(

【ポケカ】ポケモンWCS2015交換用サプライ

交渉用にまとめた画像です。

価格はtwitterで@tapinanoまでリプライにて直接聞いてください。お気軽に値引き交渉もしていただいて構いません。
ブログのコメントやDMだと気づきにくいことがあります。
DMで交渉する場合は、念のため「DMしました」等とリプライをいただけるとわかりやすいです。

twitterを使用していない方でしたら連絡が送れる可能性がありますがこちらでも構いません。その場合メールアドレスの記載をお願いします。

在庫がないものもありますがご了承ください。



・スリーブ・デッキケース

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画像左上から右に、フーパグラードンルカリオ・PlayPokemon・カイオーガゲノセクト・銀ボール、レックウザ、PlayPokemonゲンガー、フォッコピカチュウがスリーブ。ゲンガー売り切れ。
フォッコピカチュウ・ゲンガーがデッキケース。

フォッコピカチュウのものはUltraPro社。
フォッコピカチュウ・PlayPokemonゲンガーは、スリーブとデッキケースでまとめてだと嬉しいです。

ゲノセクト売り切れ


・WCS2015デッキケース
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1枚目が表、2枚目が裏。


・プレイマット


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画像左上から右に、イベゼルネ・ズルズキン・2012ハワイ・グラードンカイオーガ
イベゼルネ、スタッフオーガ売切れ

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サーナイト・ホウオウルギア・ライボルト・ゲンガー
各1枚ずつです。サーナイト・ゲンガー売り切れ。


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ゲーム用プレマ。サイズがわかりにくいと思うので下敷きと一緒に。

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イベルタル・裏ゼルネアス
9ポケファイル、リフィル交換可能。リフィル付属なし。


・ダメカンケース
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缶のダメカンケースはガムの玩具で、
だいたい普通のサイズのサイコロがぴったり15個はいります。
サイコロを詰めた上にもスペースが出来るので、毒マーカーとかが乗っけられます。

・WCS2015ピカチュウドール

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かわいい。


よろしくお願いします。

レックウザメガバトル 全国大会レポート(対戦編)

ついに全国大会。

新弾情報が続々公開されていき、何を使おうかと悩みます。

メタゲームの予想や動向などは長くなりそうなので他の記事で書きます。

使いたいデッキの移行は簡単に書くと
ジュカインアリアドスギラティナ→イベルダークバンギラスドンファンブイズ→ダーテングアイアントテッカニン→イベルダークアーケオスドンファンブイズという流れになりました。

ドンファンブイズの詳細はこちらに。
http://tappii.diarynote.jp/201507151754001916/

まず対戦面のレポを。


12人のスイスドロー4回戦。
今までの予選大会と違うところは、時間切れになった瞬間即やめさせられる点、サイドの枚数次第で引き分けが生じるということ。
後者の制度があるため、ダーテングにはなかなか踏み切れなかったです。


1回戦 MライボルトEXフリーザシェイミEXフーパEXジラーチEXファーストチケット(チップさん)
千葉2日目優勝のチップさん。
対戦前に以前頼まれていたLシリーズのエネルギーカードをお渡しして、軽く雑談したり。

対戦準備を進めるとファーストチケットを使われます。嫌な予感はしていましたが、めくってみるとライボルトでした。
この試合も北海道大会と同じく1戦目は緊張し続けでした。
シェイミスタート。こちらはルチャブルスタート。

相手は程よく展開してエンド。

こちらはコルニを使い、バングルがあるのを確認してホッと息を付く。バングルとストロングでシェイミをワンパンします。

相手はコンプでファーストチケットを落として圧縮しつつドローをするものの、ソウルリンクを引けない様子。

こちらはフラダリシェイミをケアするために、展開してはスカイリターン→ロボ前をしていくため、打点はスローペース。
壁のメガライボルトを前に出してエンドするところを引きが噛み合わず、前を超えられなかったりベンチを引っ張って超えることができないので、前を殴り続けます。

有利な展開を繰り広げますが、こちらも打点を上げるカードをなかなか引けず遂行速度に不安を抱えます。

途中で、一気に相手が展開してきます。ソウルリンクでメガライボルトメガシンカ、メガターボ+手張りで一気にターボボルトまで持っていかれます。フリーザーにエネルギーが付きます。

こちらはエネルギーをシェイミに付けてスカイリターンしていたのと、なかなかストロングを引けないのもあり前のメガライボルトをワンパンできません。
フラダリを引かれないことを祈りつつ、壁も引けなかったのでスピニングターンでライボルトを削りサンダースを前に出してエンド。

ここではフラダリは引かれず、フリーザーにサンダースを攻撃されるもコインは1表。返しではエネが足りず、フリーザーをワンパンできないのでフラダリでライボルトを呼びストロングを付けてスピニングターンで倒します。

返しにダメカンの乗っていないサンダースを差し出すと、フリーザーにしっかり2表を出されて倒される。

場にはストロング2枚とハチマキが付いたドンファン。そしてサンダース。サーチャーフラダリをすれば勝ちだと思いシェイミをたくさん出して展開します。そしてバトルサーチャーを引いてきます。
フラダリでシェイミを呼んで勝ちだ!と思ったのですが、なんとトラッシュには1枚も落ちておらず焦る。仕方なくアクロマを使用します。
相手のフリーザーのHPは120。手札にはストロングとW無色。

ここでスピニングターンで倒せると判断してしまい、ストロングを貼ってしまう。貼って1秒後にすぐ気づく。抵抗じゃん!
相手の場にはアタッカーがフリーザーしか居ない状態なので倒せばほぼ勝ちでした。

スピニングターン抵抗込み100を乗っけた後はフラダリドンファンからしっかりコイン2表を出される。相手のコインの投げ方から鮮明に脳裏に焼き付いています。あの時の心臓の高鳴りと言ったら…。
ストロング3枚付きのドンファンが倒されてしまい焦る。後ろにはメガライボルトが準備出来ていてエネルギーも付いています。
フラダリを使われたら負けの状況、サポもエネもほとんどない状態。

なんとかNで相手の手札を流し、フラダリを引かれないのを祈りフリーザーをスカイリターンで倒してロボを出します。
ライボルトのターボボルトで殴られ、後ろのジラーチにエネルギーを付けます。
ドンファンでスピニングターンで返すともう後が無いようでフーパを壁にエンド。
こちらはスピニングターン60ダメージでちまちま削ります。
ロボを捨てたくなかったのでルチャブルを壁に。相手は特にまきかえすための有効札が無い模様。フーパを壁に差し出します。
削られてもAZで凌いできます。
削ったライボルトが大海で回復されてもう一度出てくるも、フラダリを引けたため呼んで倒して勝ち。

一回戦ながらかなり疲れてしまいました。。。

6-4○


2回戦 ドンファンロボルチャリーフィアサンダースソーナンス(メビさん)

名古屋優勝のメビさん。
相手はソーナンススタート。軽石を付けて、先にスピニングターンをされてしまいます。こちらはあまり展開ができず、ゴマゾウでたいあたりをするなど微妙な展開。
2枚リードされてやっとソーナンスを倒し、みがわりロボを壁にしながらテンポを取っていきます。
シャワーズが立ってからはフラダリドンファン、フラダリドンファン、フラダリゴマゾウの3連打で狩り尽くしていきます。

ブレンドをシャワーズに付けていつでも攻撃できる体制を作るも、手札のW無色をつけてしまうとリーフィアドンファンをワンパンされてしまい面倒になるので温存します。

リーフィアに殴られるも、ストロングとハチマキをたくさんつけていたのでシャワーズの水抵抗を感じることもなく2発で難なく突破、最後はルチャブルにフラダリシェイミをされてサイドを引かれてた返しでルチャブルを倒して勝ち。

○6-5


3回戦 MレックウザEXゲンガーEXソーナンスフーパEXシェイミEX(米田さん)
千葉1日目2位の米田さん。ここを勝てば、ほぼ世界確定の大切な試合。
ここで米田さんと当たってしまいます。6年前の全国大会で弟さんと当たって勝ったのを覚えています。

相手はシェイミEXで先攻、こちらはルチャブルスタート。
そこまで展開されず、レックウザEXを壁にしてエンド。
こちらはシェイミからフラダリでシェイミを呼び、打点アップカードを活かしてシェイミをワンパンします。1戦目と同じで後1シェイミ狩りが出来て、精神的にかなり楽になります。

ゲンガーにエネルギーをつけてソーナンスを壁にしてエンド。

スピニングターンでロボを出すとゲンガーでドンファンにダメージを乗せられたり、ルチャブルで攻撃するとやみのかいろうで倒されつつソーナンスを壁にされてしまったり、中盤からは相手ペースに。そうこうしているうちにベンチのドンファンが倒されてしまいます。

前のソーナンスを倒すとシャドーアタック+フラダリドンファンからダウジングタチワキやみのかいろうで倒されます。

2体目のソーナンスを壁にされてシェイミを止められてかなり厳しくなるもサポから展開。
ベンチのフライングプレス圏内のゲンガーがいるのに、サポを使ったと勘違いしてサーチャーフラダリをせずに前のゲンガーにフライングプレスをしてしまう。これ北海道大会の時にもやってたなあ…。全国前に動画見返してレポつけておけばよかった。

返しでルチャブルを準備し、サーチャーフラダリからゲンガーを呼んでなんとかサイドを引きます。
こちら残りサイドが1枚になり、相手は前にレックウザを出してメガシンカエンド。
こちらはフラダリで後ろのゲンガーを狙ってフライングプレスが勝ち筋だったので、フラダリを引くためにサポでドローして、サンダースを壁にしてエンド。
フラダリルチャブルをされると何もできなくなりそうなのできつかったのですが、Nを打ちながら前のサンダースをエメラルドブレイクをしてきます。
フラダリを引かれてしまうと後ろのシェイミを狙われてしまい厳しくなる状況。

ここでトップドローはバトルサーチャー!!
フラダリでひっぱり、フライングプレスで勝ち!

最後はフラダリシェイミで〆るつもりでしたが、ストロングやハチマキが枯れていたのでシェイミを狩れる状況ではなく、結果的にサーチャーを無駄使いせずに済んだ形となりました。


ここで2-0と1-1の階段で2-0側が勝利したのでTA確定!!

○6-4


4回戦 ガマゲロゲEXクロバットシェイミEX(ほりさん)
最終戦は大阪3位のほりさん。
世界確定し握手をした後、隣で見えてしまったのでデッキがわかったのですが、対戦前からゲロゲか~と落胆していましたw
手の内を隠して動こうかと思いましたが、サポ配分なども探りたかったので普通にやる形に。


先攻を取られズバットなどを並べられます。返しでシェイミで展開するもほとんど引けず。ルチャブルにバングルを付けてハチマキスカイリターン。次のターンに手札のストロングとファイティングを付けて、50+130で倒す作戦です。

しかしSSUは表で回復されてしまいます。バットにかき回され、ブルパンが刺さりイーブイすら出せません。
ゴルバットルチャブルを倒し、クロバットゴルバット+ハチマキ毒ブルブルパンチでシェイミが倒されて負け。

×0-3



決勝トナメに進出!

上がったデッキはゲロゲバット、イベルダークアーケオスドンファン
ゲロゲには勝てる見込みがなかったのでそれ以外ならいいかなと。イベルダークも対策はしたもののアーケオスが怖かったりとなるべく当たりたくはなかったので、ゲロゲとイベダークが当たってくれるのが理想。ドンファンミラーではシャワーズのおかげでかなり楽に勝てそうでした。

マッチングはゲロゲバットのほりさんと、ドンファンのゆうたママさんの対戦。
自分はレクスさんのイベルダークアーケとの対戦になりました。ゲロゲとだけは当たりたくなかったのでちょっと嬉しかったですが、レクスさんと当たったことを喜んでいるようで失礼だったかもしれないです。


準決勝 イベルタルEXダークライEXアーケオスイベルタルアブソルケルディオEXシェイミEX(レクスさん)


相手はケルディオスタートで先攻。こちらはルチャブルスタート。ケルディオに悪エネを付けてエンド。
こちらはベンチにサンダースを2体準備したいのでイーブイを重点的に持ってきます。
ウンマップを使うとリーフィアがサイド落ちしてるのが見えてしまいました。
ゴマゾウとロボを出してシェイミで展開し、ハイボからイーブイの2体目も準備します。手札にはソーナンスを握っていてアーケオスの対策もできる形になりました。
ハチマキもストロングも引けなかったのでフライングプレスで60ダメージ。
こちらの場は前ルチャブル、ベンチイーブイイーブイシェイミロボゴマゾウ

相手は返しにケルディオにW無色とハチマキを付けて、ハチマキ神秘でルチャブルがワンパンされてしまいます。
リーフィアがサイド落ちしているのが見えてしまったのも、ケルディオで攻撃させやすくしてしまっていたのかもしれません。
ロボを出してサポで展開し、ドンファンに進化してスピニングターン80ダメージでケルディオを削ります。
ここでハイボを握っていたのにゴマゾウを出さなかったのがかなり響いてきます。
返しでフラダリでドンファンを呼ばれ、ケルディオに倒されてしまいます。

つりざおを切ってしまっていたので、アーケオスを考えると手札のソーナンスをなかなか切れなくなってしまいます。

コルニでゴマゾウを呼んでスカイリターンで倒します。

返しでポストからフラダリでゴマゾウを呼ばれ、イビルボールで倒されます。

仕方なくロボを壁にしつつドンファンを育成するもサイドリードされている状況でなかなか厳しい。

ドンファンが立つまでの一時しのぎでルチャブルで応戦するもすぐに倒されてしまいます。

なんとかドンファンで攻撃体制にはいるものの、火力が足りずサンダース込でも子イベをワンパンできません。

スピニングターンを2回使いロボを差し出して子イベを倒し、サイドからタスキを回収します。

返しで2体目の子イベでロボを攻撃してきます。

フラダリをケアしたくてNを打ちます。ストロングが引ければイベをワンパンできるものの引けず。ここは絶対に引きたかった場面だったのですが叶わず。
スピニングターンを打ってエンドするべきだったのですが時間が無いのと焦っていたのもあり、タスキを付けて逃してロボを前にして技を使わずエンド。

相手は暫く悩み、アブソル前でエンドしてきます。トップでストロングを引いてきて迷わずアブソルに付けてスピニングターン。アブソルを倒します。


ここで付いているエネルギーが2枚になり、山に残るサーチャーとW無色を引いてくれば、ぶちこわすで逆転できる状況!


しかし、相手のトップドローはバトルサーチャー。フラダリでシェイミを呼ばれ、イベルタルEXのイビルボールで倒されて負け。

×4-6

ベスト4で終わってしまいましたが、世界大会の権利、そしてTAを獲得することが出来ました。
TA獲得が今回の目標でしたので、ベスト4まで来た時も優勝できたらいいなぐらいでリラックスしてできていたかなとは思いますが、ケルディオが攻撃してくるのを読めていなかったのとリーフィアのサイド落ちを相手に見せてしまったことが些細ながら後悔が残ります。

北海道大会、全国大会とプレミ続きだったので世界大会では自分自身に勝ち、雪辱を晴らしたいです。

【ポケカ】レックウザメガバトル 大阪大会レポート

飛行機のキャンセルが効かなかったので、遊びに行ってきました。

全国大会が大阪なので一ヶ月後にまた行けるのですが、全国大会の時は観光をしている余裕はあまりないと思ったので、食べたいもの食べたり自由に動いてました。

大阪に行くのは修学旅行、バトフェス、アイマスライブと来て4度目です。


土曜日に着いて、うぃwwさんとYTさんとポケセンで合流してぶらぶらすることに。
うぃwwさんが服をカバンごと電車に忘れてきたらしいのでユニクロで服を調達。

その後はお好み焼きを食べに行くことに。
YTさんが関西の方なので色々と聞いたのですが、お好み焼きは普通家で食べることが多く、外ではあまり食べないらしいのでお店わからない!とのことでした。
他の関西住みの人に進められたのは洋風なお好み焼きだったりと、家では作れないような一見変わったのぐらいしかわからないと言われましたw

お店は梅田周辺で適当に調べて、どんたくというお店にしました。
http://mery.jp/6666
阪急梅田駅徒歩6~7分と書いてあったのですが人混みや道の難しさなどで15分ぐらいは歩きましたね。直線距離で時間測っちゃダメですね…。
GPSを頼りに探して裏道のほうに入ってみると見つけたので入店。

ネットの通りおばちゃんが独特な関西人らしさ、壁には阪神タイガースの選手のサインがあったり。
豚平焼き、お好み焼き、焼きそばを頼みました。

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豚平焼きはめっちゃ美味しかった。からしがいい感じに効いています。

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続いてお好み焼き。びっくりしました。お好み焼きってこんな美味しいんだなぁと。
修学旅行でなんばあたりのお店で食べた以来だったので3年ぶりでした。

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最後はやきそば。小エビはあまり得意ではなかったのですが美味しく食べられました。全体を通じてソースがめっちゃ美味しい。

ここからはダイジェストでお送りします。

・YTさんが野菜ジュースを頼む→冷蔵庫を指さしてついでこいと言われる
・うぃwwさんに卵の殻を執拗に受け皿に置くおばちゃん(6回ぐらいやってた)
・おばちゃんにお好み焼きを焼かされるうぃwwさん
・フライ・ハイ・お好み焼き(宙を舞ったお好み焼き)
・隣のカップルと謎の意気投合
・カップル「どんな集まりなんですか?」たっぴー「オタクです!!!(自信満々)」
・食べてる途中で気を許してくれたのかお茶をくれるおばちゃん(普通は水なり最初にくれるとかは気にしない)

他のお客さんもフレンドリーな感じで、いいお店でした。おばちゃん、美味しかったです。また来ます。

終わった後は満足して、うぃwwさんはホテルのため解散。
YTさんと2人でゲロゲゾロアークの練習をしていました。ジラーチの採用を最後まで悩んだり、あなぬけをどうするかとか。
遅くまで調整して解散。夜はネカフェで過ごします。
5月末とは言え北海道民としては流石に暑かったのと移動したのもあり汗をかいたのでシャワーを借り、のんびりして就寝。久々にネカフェで寝たのですが4時間ぐらいしか寝れませんでした…。
千葉大会の時はわいわいしてたのと床で寝てたので十分に寝れていなかったのもありましたが、今回は対戦参加をするわけではないので問題ないかなーと思ってましたが、流石に体の疲れは取れてませんでした。

会場に着くと、うきにんさんを見つける。話をするとどうやらうきにんさんの家で道民みんな集まってワイワイしてたとのことで行きたかったな~ってなりました…。自分が大阪に来るかどうかわかってなかったらしく誘わなかったみたいでした。他の人の話聞く感じでもめっちゃ楽しそうでした…。

千葉大会の時のように挨拶周りをしていると、たくさんの方から優勝をお祝いされました。

会場内では観戦しつつのんびりぶらぶらしてました。
親子プレイヤーの親御さんと話したり、みんなを応援したり。上がってきた人を祝福したり。

サイン会があったのですがガブリアスCのカード忘れてきたり。並ぶのは苦手ですが、暇だったのと折角の機会だったので参加すればよかったです。

ぶらぶらして、YTさんとうぃwwさんと合流して昼。ちょっとお高い、ミュンヘンってとこのレストランでカツカレー。
ぐったりしてましたがその後3on3に出て速攻終わったり。眠すぎて帰るまであったのですが、会場内をぶらぶらしているとジムが開催されていて、見ると旧裏ドラフトを開催しているようでした!
残り2枠だったので、自分とうぃwwさんが参加しました。

メンバーは旧裏勢と呼ばれる人が多く、その中にひょっこり参加したのですが、60枚入りのパックで行われるそうです!しかも未開封!構築済みのようですが、キラカードが1枚含めたポケモンのカードとトレーナー30枚、エネルギー30枚の箱です。
旧裏勢はプレミア価値なども気になるようで、初版だとかなりレアだそうですが、残念ながら第二版だったようです。

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30枚デッキのドラフト戦で、スイス3回戦です。

自分が引き当てたキラカードギャラドスジュゴンカメックスなどで組めればいいのですが集まる気はしなかったので保留しました。
まず目についたのが突風とエネルギーリムーブ。突風を選びます。
次にサンダーが舞い込んできました。よっぽど良いカードからピックしたのでしょう。サンダーをピック。その後ライチュウも回ってきてピック。2枚目も何故か残っていたのでピックして、ピカチュウラインも頑張って集めていきます。
その途中ではユンゲラーラインも回収していきます。ケーシィはひ弱ながら、ユンゲラーはかなり強力で、ライチュウの苦手な闘タイプの弱点を突くことができます。
そして壁としてイワークポケモンセンターを回収。ポケモンいれかえも、イワークと相性がいいので入れました。
最後にエネルギーカードを加えて、完成したデッキはこちら。

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サンダーとライチュウは雷のエネルギー拘束があるので、雷エネルギーをもっと増やしてよかったかなと思いました。

結果は○○×。最後はケーシィ単でワンリキーに2ターンで速攻倒されましたw

終わってからはサインしたりされたり、ゲロゲゾロアークのことを話したり。昔のポケカサプライやカードを見せて頂きました。なんのために来たんだろうと思ってたのでいい思い出になりました!ありがとうございました。

終わってからはモニターで観戦して、YTさんあめあられみよこさんで駅側のバイキングでディナー。
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ヘルシーメニューだったけどたくさん食べたら太るよね~みたいな話したり。f:id:tapiokatappy:20150531203827j:plain
スイーツも豪華で満足でした。

解散してからは予約してたカプセルホテルでゆっくり過ごします。お風呂が豪華で気持ちよかった。前日にあまり寝てなかったのもあるので、この日はのんびりできました。


朝食を食べ、あべのハルカスをぶらぶら。
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高い!5月の北海道大会前日にふれあさんとあめあられとテレビ塔に登りましたが、その時よりも全然高い!

終わってからは日本橋周辺をぶらぶら。去年は行かなかったのですが、ついにナムコに行きました!
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アイマスアイマス!ノートに書き込みしたり太鼓したり。

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そのあとは千日前~なんばあたりをうろうろして、去年同様わなかのたこ焼きを食べたり金の唐揚げ食べたり。去年もぶらぶらしてた時はこの辺に来てました。今回はチーズを乗っけましたが
めっちゃうまかったです。他のところのたこ焼きも食べましたがここが一番おいしいです。数を増やせば増やすほど安くなるので、ここでたくさん買うのが良かったかなーなんて。

そうこうしているうちに飛行機の時間になったので関空へ。

ほとんど食べ物目当てでしたが、旧裏ポケカもできて思い出になったので良かったです!

次回はついに全国大会レポート!

【ポケカ】レックウザメガバトル 北海道大会レポート

続いて北海道大会レポ。

地元なので遠征した出来事とかはないですが、優勝できたのでそのぶん対戦内容をみっちり書いていこうかなと。



家からのんびり会場へ向かう。

ファクトリーホールに向かい、列に並ぼうとするとここはラスチャレ列だと教えられる。
着くと遠征組や道民など70~80人ぐらいは居た気がします。
信号を渡って別棟へ。

アトリウムの前に待機列ができていました。列で並んでいると知った顔がちらほら。
バスにメタられたらしい楓さんにカードを貸していただき入場。

最初はレンガ館の方に歩いて行ったので、レンガ館の中に何かあったかな?と思ってました。
実際の会場はアトリウムのほうで、地下に小さいイベントホールがありました。
ずっと札幌に住んでてファクトリーもよく行くのに、こんなところがあるとは知らなくて驚きましたね…。

荷物チェックを受けて整列。宅が目の前にあるのですが、人数少なすぎる!
6人宅が横に2列、奥に4列で、最大48人座れるようでした。参加人数は39人でした。

千葉大会同様抽選が始まるのですが、割と遅めの抽選だったため、誰がどこの宅に座っているかがよくわかります。
知ってる面々や強豪プレイヤーが割とバラけてた印象で、その中でも一箇所だけ引ければいいなーと思ってたところにちょうど座れました。



使用デッキ ガマゲロゲゾロアーク

千葉大会から信じ続けたデッキを使いました。

千葉大会から中身はあまりいじっていませんが、北海道大会までの2週間でガッツリ調整していたわけではなかったのと、現状に疑問を抱いて調整をできていなかったのも、枚数にあまり変動がなかった一因かなと反省しています。



1回戦 MレックウザシェイミEXビリジオンEX
パルフェさんとかと一緒に見かける女性の方。
めっちゃ調子悪くて、いつでもトイレに行っていいですよ~と相手の方に心配されてしまいました。

体調悪いのと緊張でほとんど覚えていないのですが、先攻1ターン目でかなり展開して、相手が割と止まってくれたのでゲロゲとゾロアークで難なく返して勝ったと思います。


2回戦 ゼクロムシビビールサンダーバッフロンケルディオEXソーナンス
いろいろ入ったビールでした。水エネルギーも見えて工夫を感じました。

お互い微妙な立ち上がりで、ゼクロムを壁にしてガマゲロゲのブルブルパンチに対抗してこようとするところをゾロアークで1:1交換をしてごまかしていきます。
非EXとの殴り合いは苦手なため、お互い殴り合いになるとこちらのほうが厳しくなってしまいます。
試合は少しずつ進んでいきますが、途中でこちらがシェイミで展開したい場面で、相手にソーナンスを出されてしまいます。
ダイナモをつなぐまでの壁なのとシェイミを止めるためだったのでしょうが、しかしこれにより相手のケルディオが止まり、かるいしもブルブルパンチをしているのでソーナンスを逃せない状況に。
ここでお互い均衡していて、プレイが進んでいないとタカシマから警告を受けてしまいました。
こちらもガン事故で、ブルブルパンチを続けるものの相手はダイナモバッフロンゼクロムを育ててきて、倒してしまうと後ろからアタッカーが来てしまいなかなか厳しい状況になりました。
ブルブルパンチを3回受けて残りHP20のソーナンス。ブルブルパンチをしてしまうと倒してしまうため、かるいしを引いていないことを祈ってブルブルパンチをやめてエンド。返しにかるいしは貼られなかったためそのターンを凌ぐも、前に雷エネルギーを貼ってきたので動かないといけなくなりました。
しかしこちらのはゾロアークは立っていなく、殴り合いになると厳しい状況。展開カードを使うも解決できるカードは引けず、仕方なく前のゲロゲで倒そうとしたところでタイムアップ。サイドリードで勝ち。

3回戦
アブソルライチュウシェイミEX
スカイフィールドを存分に活かしたデッキでした。

主要ポケモンが見えて、非EXデッキということがわかります。
非EXとの殴り合いは不利なので、ゾロアークをひたすら奥の手で戻すか、シェイミをヘッドノイザーとフラダリで縛って2:2交換に持ち込む作戦を立てました。
ゾロアークで攻撃する時では、相手のライチュウが攻撃している場合では、ハチマキブルブルパンチ+タチワキ+どくが80Dで、タチワキを壊されると毒ダメージをアブソルに耐えられてしまうので、余裕が有るときはゾロアークで攻撃するときにはフラダリでアブソルを重点的に倒していきました。

ガマゲロゲでロックを続けるもダメージレースでは厳しい状況に。ゾロアークで1:1交換でごまかすも、後続のゾロアークが切れてしまうと厳しいし、フラダリを使われるとシェイミを狩られてしまうので状況を選んで攻撃しないといけないです。
グッズロックを解くことは流石に厳しくてロックを続けますが、それでも相手はシェイミ展開のデッキの割にサポでしっかりと展開してきます。

お相手の動きがローペースだったのもあり、フラダリで後ろを呼ばれてサイドを逆転されてからはかなり急いでプレイしていました。フラダリでゾロアを呼ばれないのを祈りながら、なんとかブルブルパンチを継続してゾロアークでアタッカーと1:1交換に成功します。
サポで展開をつないできた相手も、ブルブルパンチの影響でなかなかアタッカーを繋げられなくて、ここでやっとアタッカーを枯らすことに成功しました。
相手はシェイミを壁にしつつ後ろにアブソルを準備してきて、こちらのガマゲロゲが呼ばれて倒されると負けの状況。
シェイミを惜しみなく使いデッキをぶん回して、しっかりとサーチャーを引いてきてフラダリアブソル、ハチマキイカサマシャドースフィア+毒でちょうど倒して勝ち。


クライマックス進出!
上がったメンバーを見ると、千葉1日目に自分が負けたヒロキ、そして千葉でも安定して抜けていたレオンさんが勝ち抜いていました。

一番気になっていたのがトーナメントの人数。
権利からのクライマックス進出は5人だったので、ラスチャレから6人通過でラスチャレ組同士ベスト16で対戦、そこからベスト8のトーナメントになると予想していました。

ファクトリーホールに向かうと何人か上がっている人が出ていました。
どうやらラスチャレからは8人通過のようです。
をよく名前を耳にする人がたくさん上がっていたので、かなり濃密なトーナメントになりそうです。

決勝のメンツを調査して、デッキ調整をしていたのですがデッキがうまくまとまりません。
北海道勢ではレオンさんが勝ち上がっていて、会長とうきにんさんはどうやらレオンさんサイドで調整をしている様子でした。
会場内をうろうろしていたところ、WCS2009の世界大会でもデッキ調整を手伝っていただいた恩師であるS木さんが居たので調整をお願いすることにしました。

ご飯時だったのでそばのロッテリアに向かい、ライチュウバットシェイミの話を聞いたり、今のデッキのことを色々と話したり。
小学生のころはS木さんのデッキを色々と使わせてもらっていたので、構築スタイルなども知っていたつもりでしたが、クロバット系統のデッキは全く触っておらず、デッキの強さは汲み取ることができなかったです。調整不足だなぁと感じました。

ゲロゲゾロアークの構築の1枚1枚を解説して、skype会議とも合わせて環境分析と調整を進めていきます。時間は残り1時間程度。

ドンファン系統に負けていたこと、ベンチスペースが足りないことを提案。すると、SSU(スーパーポケモン回収)をおすすめされました。
フラダリの奥の手から再利用できる上、シェイミを回収すると展開カードにもなり、ルチャブルなどの非EXと撃ち合いやすくなるため採用することにしました。

調整内容などの詳細はこちらに。
http://tappii.diarynote.jp/201506131438396472/

最後に一人回しをして会場に向かったのですが、間違えて予選でやったところに向かってしまいタイムロス。時間ギリギリだったので走りましたw

クライマックスは16人トーナメント。5人が権利持ち、8人がラスチャレで13人。
権利から3人はシードなのですが、5つのうち3つのシードを引くことは出来ず、権利持ちなのにベスト16からやることになってしまいました。




1回戦(ベスト16) ドンファンロボルチャブルレジロック(ねこわるさん)


ねこわるさんと対戦するのは北海道でのバトルフェスタ以来で、2年半ぶりの対決。
前回は相手のガン事故で勝ってしまったので、リベンジするぞ!とのことでお相手はかなり気合が入っていました。

入念なカットを済ませ、ジャッジによるワンカットをしてから準備開始。
大会を通じて、決勝トーナメントの場ではどのプレイヤーもカットを入念にするのが印象的でした。普段は7枚切りをやって軽く切って終わりなので、じらされている感じになりました。

気合を入れてじゃんけんをして先攻を取る。
千葉大会でドンファンを使っていたのを聞いていたので、ドンファンであれば先攻を取りたかったので嬉しい反面、ドンファンとの練習回数が少ないこと、スーポケをうまく使えるか、1ターン目からルチャブルシェイミを倒されないかなど不安でしかなかったです。
しかし、対戦前に「あれだけみんなの前で見せちゃったし、流石にデッキは変えたよ」と言っていたのでどうなんだろうと悩みます。
めくってみると、デデンネゴマゾウドンファンやん!


先攻で早くもスーポケを2枚切ってしまうダメっぷり。しかしグッズで高速展開をして場を整えます。
レッドカードを打ち込んだのはどうやら悪手だったようで、事故っていたのを救済してしまったようでした。

あちら、シェイミから高速展開、いろいろと出してどうぐを付けて、レジロックにストロングを出して終わり。
サナに入っているジオコン先という印象しかなかったのですが、殴ってくるのは予想外でした。
全国大会でドンファンを使ってよくわかったのですが、奥の手ありのドンファンはロボが無限なのでめちゃくちゃ強いんですね。ロボを壁にしつつレジロックを準備して、ワンパンを狙うのはかなり強い勝ち筋だなと。
ブルブルパンチでデデンネを倒してからは有利なペースで進行していきます。

フラダリでベンチのエネなしドンファンを呼んできてゾロアークでイカサマぶちこわす。

返しでフラダリジラーチルチャブルフライングプレスで倒されてサイドが同数に。スーポケを切ってしまっていて回収ができなかったのがかなり痛手です。

こちら、フラダリゴマゾウからブルブルパンチでドンファンラインをつぶしに行きます。

返しでゲロゲにフライングプレスが飛んでくる。

スーポケが落ちていてサイドレース的に厳しくなるため、ここで奥の手でリカバリーをはさみます。
フラダリシェイミをケアするためと2体目のゲロゲが準備できなかったので、このターンはブルブルパンチを諦めてスカイリターン。毒とハチマキとタチワキが揃わなかったためブルブルパンチでは倒せなかったので1ターン待つことにします。


実は、ここで一悶着あったのですが、相手は時間切れ負けを気にしている様子でプレイの態度にもそれが顕著に現れてきました。
こちらがスカイリターンで出すポケモンを悩んでいる時に先にコインを振られたため、ターンの順番に進めるために中断しようと、コインを空中でキャッチしました。
理由としては、相手のコインの判定次第でこちらの壁にするポケモンが変わってしまうからですね。相手のコインの結果でやっぱこっちってなってたとしたら、相手としては「そんなことよりも時間のほうが大事だ!」という状況だったのですが、グッドマナーを貫くのであればルールの順番ぐらいは守りたいですよね。

この場ではかるいしケルディオが居たので壁にするポケモンはあまり変わらないことが多いのですが、スカイリターンをした関係上グッズロックが解けてしまうのでスクラッパーでかるいしを剥がされたりといろんな要素も考えられたため、少しは考えたいシーンでした。

一応コインは公平に表と裏がランダムで振られるようになってはいますが、これは言ってしまえば空中にある段階で表か裏か物理演算で判断できるとクレームを付けられかねない行動なのであまり良くない行動です。

精神面で考えられることとしては、相手がかなり急かす様子だったため、敢えて手番のルールを通そうとするプレイをすることで相手を焦らせる効果もあり冷静なプレイを削ぐこともできますが、この思考はこのイレギュラーな局面においてグッドマナーとは言えない考え方であるため流石によろしくないですね。

いずれにせよ原因はスカイリターンで出すポケモンを決めてからコインを振るように、手番を守ることが最優先であると思います。
お互いの共有している時間だからという理由だけでは、ルールの順番は覆せないんじゃないかな、と。
時間のかかるデッキだからといって通常のプレイをもっと早くするのを追求されるのはわかりますが、前に注意されていたため普通にプレイしていたつもりです。
この時は相手の焦る気持ちで脅迫行為とも取れる発言をされてしまったため、大変気分が良くなかったです。
まあ今はもめたりなんてしてないので、あくまであった出来事の記録ということで。今後に活かします。


続きです。
ハチマキスカイリターン+どくさいみんで、返しのチェックで倒すようにしていたものの、ルチャブルは眠りから覚めてしまう。

ドンファンに入っているルチャブルなのでAZやSSUはないと判断したのですが、サイクロンが見えていたのをここですっかり忘れていました。
返しでケルディオフライングプレスを受けるもSSU表で一安心。展開に使ったシェイミのスカイリターンで再度ルチャブルを倒します。

返しで再びフライングプレス。こちらもガマゲロゲで応戦するも、SSUが裏でガマゲロゲのHPを回復できません。仕方なくそのままブルブルパンチをして返しに倒されます。
その返しでルチャブルを倒し、残りのサイド数はこちら1枚あちら2枚。

相手はレジロックを準備してフラダリシェイミで倒しに来るのを狙っているようで、プレイをそちらに一本化させてきました。こちらにゾロアークがいるため、イカサマストーンエッジコイン表で倒されてしまいますが、逃げるエネルギーのターンが足りないと判断したのか、3エネ着いて次のターンに攻撃をしかけることのできるレジロックを前に出してエンドしてきました。

ここで明確な勝ち筋が1つあって、後ろのシェイミをフラダリで引っ張ってヘッドノイザーを付けて、手札にあったどくさいみんを使ってハチマチブルブルパンチをすることで、Nを打たれたりスカイアローを出されたりしない限り勝てる場面です。

これによって50+10で残り50、逃げられても手札にあるサーチャーからフラダリブルブルパンチで倒すことができるし、ブルブルパンチのおかげでサイクロンもかるいしも使えなくなり詰めの一手になりました。

しかし、相手に焦らされたり、ジャッジやギャラリーを意識してしまったあまり冷静なプレイができず、「フラダリでシェイミを呼んで時間稼ぎをすればいい」とだけ考えていた結果、サーチャーをひきやすくするようにハイパーボールで圧縮しようとヘッドノイザーを切ってしまいました。
W無色引かれなければなんとかなると考えていたのですが、W無色を引かれた時のリスクを全く考えていませんでしたね。

ここで相手はしっかりW無色をつけてスカイリターン、再びレジロックを場に出します。

ヘッドノイザーに気づいたのは、ブルブルパンチをしてから3秒後位。ここ一番で重大なプレミをしてしまい青ざめてしまいました。
しかし、ブルブルパンチの力は強力で、再びフラダリで後ろのシェイミを引っ張ってきてロックをし続けます。
返しのターンでちょうど時間切れになり勝利。かなり危ういプレイをしてしまいました。

最後は詰めの戦術のつもりで居たのですがプレミをしてしまい、結果的に時間切れを狙う動きになってしまいました。サーチャーはもう1枚握っていたのでもう1ターンは引き伸ばすことはできましたが、時間がまだあった場合でもストーンエッジのコインゲーをしたり、裏が出るのをケアしてNを打って相手のフラダリを流して、ハチマキブルブルパンチで倒したりとまだまだ打開方法はあったかなと思いました。

最後に握手をして、「勝てよ」と一言。

負けられないです。


2回戦(ベスト8)レックウザEXシビビールサンダーシビルドンジラーチEX(しーせんさん)
お相手はしーせんさん。
自分が久々に遠征した1年半前のバトフェスで2連覇を果たしたのがとても印象的で、特に回収サイクロン入りのレックビールはとても考えさせられました。その時に名前を知った強豪プレイヤーとの対決。

2年半前のバトフェス北海道大会でお会いしたのりPさんに雰囲気がなんとなく似ていたような気もしていて、千葉大会の時に間違って「のりPさんですか?」と聞いてしまうプレミを犯してしまい超絶失礼なことをしてしまっていたため、気まずくなります。

時計が使えることも知らなかったぐらいのにわかで、お相手が時計を確認していると、ジャッジに時計って使えるんですか?と確認したところ何を今更って言われてしまいさらに恥ずかしくなります。
試合開始直前に色々と動揺してしまいます。

相手はジラーチスタート。
こちらはかなり良い手札と盤面で、しっかり展開をしたあとに、ゲーチス
これが会心の刺さり具合で、相手のパソコン通信やかるいしなどを含め、なんと全てのカードをデッキに戻すことに成功します。これには流石に(小さく)ガッツポーズ!

シビシラスをトップで引かれて、場に出してエンド。
シビビールまで立つと厄介なため、念のためフラダリシビシラスで落とします。
返しでお相手はドローゴー。
こちらはタチワキどくブルブルパンチでコインは裏。この次のドローで何も引かれなければ勝てる状況になりました。
しかしお相手のトップドローはアララギ博士。ギャラリーが「おおおっ…」となっていたのも感じ取れました。ここでつなぐのが強者なのか、と。
スカイアローを引いてシビシラスを出して、レックウザEXに逃げてエンド。
大量展開をされたら困りましたが助かりました。

ブルブルパンチで前のシビシラスを倒し、ジラーチを死に出しした後はレックウザEXとシビシラスを場に出してレックウザEXにエネルギーを付けて、逃げててんのさけび。エネルギーは1枚も付きませんでした。
返しでAZをケアしておくためにフラダリでジラーチEXを呼び出して処理しておきます。
ゲーチスで6枚引けたのもありかなり手札が潤っています。

返しでレックウザが壁に出てきて、ダイナモからシビルドン進化、フラダリでシェイミを呼ばれてドラゴンバーストで倒されます。こちらは地道にブルブルパンチを続けます。
出てきたサンダーを倒し、最後はシビルドンをフラダリしてイカサマエレキほうで倒して勝ち。


準決勝 ガマゲロゲクロバットミュウツーEX(レオンさん)

勝ったら全国大会、そして世界大会の権利も入手できるここ一番で、北海道勢がぶつかってしまいます。

レオンさんとはうきにん杯やトキワ杯、ポケセン大会などいろんなところで当たっていました。レオンさんは、自分に対して北海道内で唯一、5割以上を取ってくるプレイヤーです。
昼に会長とうきにんさんがレオンさん側に味方していたのも知っていたので、その点でも勝ってやろうという意思が芽生えました。

昼に聞いたライチュウバットのこともそうだったのですが、クロバットの強さをあまりわかっていなかったのでベスト8で当たっていたであろうチームアチャモミランさんのグラードンに勝てたことが意外でした。ここも研究不足でしたね。かなりゾロアークに固執していました。

こちらが先攻で、ゾロアを出して無難に展開。相手はズバットシェイミ、SSUで展開してブルブルパンチを使ってきます。

ここでかなり重要なプレミ。こちらがゾロアークでダメージレースに勝とうと思い、急いでイカサマグレネードハンマーを打ってしまいました。

この返しで改造ハンマーを秒で打たれ、SSUを振って回復を狙うものの2裏で助かる。相手はダメージを回復できなかったので、今後こちらのゲロゲを倒しに来ようと後ろのミュウツーにW無色を付けて準備してきます。タチワキ毒ハチマキブルブルパンチで80ダメージ。
かけつけ逃げるで毒を解除してからなんとかW無色を引いてグレネードハンマーで無理やり落とすものの、ゴルバットゾロアークが倒されてしまいます。

アタッカーはゲロゲに交代し、お互いゲロゲで撃ちあう状況。先に打ち始めたブルブルパンチなのでこちらが有利なのですが、相手は後ろでミュウツーを準備してきます。こちらが奥の手を使ったためW無色は山に戻ってしまったため、前のガマゲロゲに1枚、後ろのミュウツーに2枚W無色が付きます。

ここでブルブルパンチで相手のゲロゲを倒す最終ターンの前に、相手がベンチにガマゲロゲを出してきました。
この転機を見逃さず、場にW無色がたくさん貼られているのを再確認して、フラダリガマゲロゲでブルブルパンチ。返しに相手はプラターヌでドローするもグッズロックの中残り1枚のW無色には触ることができません。

ターンがそのまま帰ってきた時は、自分からグッズロックを解除して余計なことをしてしまっていて半ばあきらめだったのですが、転機を見逃さずしっかりつかむことができたため、「やったー!グッズが使える!!!」と叫んでしまいましたw

ブルブルパンチを続けて相手のゲロゲをしっかり削って場を整え、ブルブルパンチで残り30にしたところで後ろのミュウツーをフラダリして、ハチマキタチワキ毒イカサマサイコブレイクでワンパン。ここで完全にペースを掴めたので、そのまま後ろのゲロゲをフラダリしてサイドを取り切って勝ち!

全国確定、世界大会も権利のみは確定して嬉しい半面、北海道勢で潰し合ってしまうのは悔しいことです。
情けないプレミのことも、試合後に軽く話しました。

権利が確定し、音響チェックのために決勝宅に。決勝を決めたかっきーさんと談話。
準決勝で勝った時に叫んでいたのが聞こえていました。
千葉大会で軽く話しましたよねーとか、twitterフォローしてましたよねーとか、ほんと軽い感じで話してました。山場を乗り越えてお互い緊張の糸が切れたのもありました。


飲み物を買ってトイレにも行って準備万端!
ヘッドホンをつけながらのプレイがちょっと違和感ありましたが、解説の声が入ってしまうのを防止するためのようです。


決勝戦 グラードンソーナンスロボ(かっきーさん)


チームアチャモ千葉大会で決勝トーナメントでずっとグラードンソーナンスを持ってきていたため予想はしていました。そしてそのためだけの、秘蔵の対策カードも搭載しています。
形は千葉大会決勝でモニターに映ったのをなんとなく覚えていて、ロボが多かったりポケセン入ってたり。
グラードンの知識もあまりなくてほとんど練習していなかったのですが、ブルブルパンチ+イカサマガイアボルケーノ+ハチマキでなんとか倒せるっしょ!ってぐらいには調整甘えていました。
しかしかたいおまもりを貼られたら突破できないため、ミュウツーを入れるのが大正解でした。お守り込で打点がイカサマガイアボルケーノ(180)+エックスボール(100)で、お姉さんを一度使われてもどちらかにハチマキがついていればちょうど突破できるぐらいのきれいな打点が出ます。

これまで相手にしていたデッキ、練習をほとんどしていないデッキばかりだなぁと。
勝ちパターンをある程度決めていてそれを通すために動くっていうよりかは、ブルブルパンチの勝ちパターンもあるもののゾロアークなどによる柔軟性のあるタイプだったので毎回動きが違って悩んでしまいます。
それでも相手のグラードンはしてくることが比較的決まっているほうなのでなんとかなるかなあと。
練習不足から出るプレイの遅さもありました。

試合は動画を撮っていただいた方がいたので、それを観ながらログを書いています。

こちら先攻でシェイミスタート。相手はふみあらすグラードンスタート。

1t:ダートで1枚加え、ポストで悩んだ末、ヘッドノイザーを加えます。
もう一度ポストを使うも今度はトレーナーズにヒットせず。
パソコン通信を使い、ゲーチスとクラッシュハンマーをトラッシュしてしっかりサイド落ち確認。ハイパーボールを加え、サーチャーとW無色を切ってシェイミ。ハイパーボールを介してシェイミを持ってくることで手札を減らします。
ヘッドノイザーを付けてレッドカード、シェイミを出してセットアップで5枚ドロー。
ダートを出して1枚加え、ゾロアを出してSSUを振るも裏、前のシェイミにW無色を付けてゾロアークとクラッシュハンマーをトラッシュしてアララギ博士
どくさいみんを使いタチワキを出して、サーチャーでフラダリの奥の手を回収してターン終了。

ここで奥の手を回収したのは微妙な動きでしたね。次は奥の手を使う予定だったのですが、トップコンプレッサーの時に裏目になるし、ゲーチスとかはまあ飛んでこないしNを打たれた時にもトラッシュに奥の手は落としておきたかったので、する必要はなかったです。

4分ほどかかった1ターン目が終わります。

1t:相手のターン、灼熱の大地を付けてエネトラッシュ2ドロー。ベンチにロボとナンスを出して前にエネをつけてプラターヌ、ベンチにふみあらすグラードンを出してサーチャーアララギゲーチスとブルブルパンチのケアをしてエンド。

2t:こちらのターン、ドローして奥の手をプレイ。ゾロアにW無色を付けてスカイリターンをしてシェイミを壁にしてターンエンド。

2t:相手は、大地で2ドロー、コルニでいれかえとゲンシグラードンEXを手札に加えます。
いれかえでソーナンスを場に出され、グラードンにストロングを付けてゲンシグラードンになってエンド。

3t:こちらは、フラダリでダメージが乗っているグラードンEXを場に出し、W無色をバトル場のシェイミに付けてかるいしを付け、セットアップで4ドロー。
ゾロアークに進化し、ベンチにケルディオを出してイカサマジャイアントクローで120ダメージ。スカイリターンと毒のダメージで蓄積されていため倒すことができました。
フラダリでグッズロックを解除しつつ、ゾロアークを引くことが出来たので回りました。サイドを2枚引き、ロボを前に出して相手のターン。サイド4-6。

3t:相手は即座にプラターヌで7枚ドロー。かたいおまもりをゲンシグラードンにつけて、メガターボで加速します。これでエネルギーは2枚。このターンは手張りされませんでした。殿堂の書で3枚ドローしてターンエンド。この時点で10分。

4t:こちらターンが回ってきて少し考え、ハイパーボールでシェイミEXを手札に加えます。SSUは裏で、どくさいみんを打ち、後ろのシェイミにW無色をつけるか悩んで、ガマゲロゲで攻撃したいターンだったため温存します。手札を減らしたかったのでシェイミにハチマキをつけてセットアップで5枚ドロー。ダートで1枚加え、W無色をトラッシュ。ポストで4枚見てアララギを加えます。ハイパーボールでジラーチとラボを切ってガマゲロゲをサーチしてきます。ガマゲロゲにW無色を付けてかけつけるにげる…をしようとするも、ケルディオにかるいしが着いていません!
仕方なく普通に逃して、ブルブルパンチ。ロボを壊します。
そしてこのターン、手札の枚数が少ないもののアララギを使っていません。サポ使わないことなんてめったにないのに…。

4t:ソーナンスを壁にして相手の番、ゲンシグラードンにエネルギーを1枚付け、これで3枚。こちらのトラッシュを確認した後コルニでグラードンを何かグッズを持ってきて、ソーナンスグラードンをベンチに出してエンド。エネはつけられませんでした。

5t:こちら、即座にアララギで7枚ドロー。W無色を落としてしまっているため、早急に奥の手がしたいところです。
コンプレッサーを2連続で使い大量に圧縮していきます。レッドカードを使い手札を戻させます。相手はそんなに綺麗に展開できていない状況でしたが、手札を減らしたほうがいいと思ったのでしょう。
ケルディオにかるいしつけ、ブルブルパンチでソーナンスに30ダメージでターンを終了。

5t:返しでプラターヌで7枚ドローしてゲンシグラードンにストロング。これでエネルギーが4枚になります。そのままターンエンド。

6t:こちらのターン、タチワキに張り替えてどくさいみん。事前に30載っていたので、このターンの30+タチワキどく+30+30で、相手のエンドで倒す作戦を立てました。
かけつけるをしようとしてケルディオを前、ブルブルパンチはあまり刺さらなさそうだったのと、後々シェイミを使いたかったのでスカイリターンをしようとするも、ソーナンスの特性でかけつけることが出来ずジャッジに止められる。そのままブルブルパンチを継続します。

6t:次のターン、コルニでゲンシグラードンのみを持ってきて、エネを付けてゲンシカイキして終了。毒でソーナンスが気絶します。死に出しもやはりソーナンス。サイド3-6。

7t:ダートでめくれた2枚を見てトラッシュ確認。悩んだ末1枚加え、パソコン通信を落とします。ブルブルパンチで30ダメージ。

7t:相手はプラターヌで7枚ドロー。ゲンシグラードンに2枚目のエネを付けてエンド。

8t:こちら、サーチャーから奥の手を打ちます。そろそろグラードンが来てしまうので、ゾロアークで攻撃するためのW無色を回収するために使いました。
ハイパーボールでタチワキとガマゲロゲをトラッシュしてジラーチを加えます。ブルブルパンチで、合計60ダメージ。
圧縮を考えて打ったハイボでしたが、グラードン相手の時にガイアボルケーノで加点しにくくなるため怪しかったです。結果的に次のターンはパソ通アララギを使いましたが、パソ通アクロマとかの択に繋げられたんじゃないかなあと。

8t:スタジアムをラボに張り替えてプラターヌで7枚ドロー。
コルニでサーチャーとグラードンEXを持ってきて圧縮、闘エネを付けてエンド。
ん?サポ2回使われてる…。プレイヤーであった自分が気づくべきでしたが、緊張していてあまり意識できない状況でしたが、書いててジャッジ見とけよ!って思いましたw


9t:ポストでパソコン通信を持ってきて、ジラーチとハイボを切ってアララギを持ってきて7枚ドロー。
ダートでアララギを切って、ポストでSSUを加えます。SSUを振るも裏。シェイミを戻しておきたかったですね。W無色は引けていません。
ブルブルパンチでソーナンスを倒します。サイド2-6。

9t:おまもり付きグラードンが出てきて、ラボをトラッシュしてガイアボルケーノ。ガマゲロゲが気絶します。2-4。

10t:ケルディオを前に出してゲーチスで6枚戻させて6枚ドロー。ブルブルパンチと相性がいいですね。
コンプレッサーを使い圧縮、しかしここで何故かラボを落としてます。タチワキといい、なぜスタジラムを落とすのか…。
ハイパーボールでクラッシュハンマーを2枚落としゾロアをサーチ。
ポストで4枚見てダートを加えます。ダートを使いどくさいみんをトラッシュし、ゾロアをベンチに出します。
スタジアムはトラッシュしてしまったためポストダートで触れなくなってて意味わからないですねw
ハチマキイカサマガイアボルケーノでお守り込100。最初は80だとお互い思っていたものの、ジャッジから100との指摘を。

10t:グラードンは逃げて後ろのグラードンが来てアクロマを使用。スタジアムなしのガイアボルケーノで気絶します。サイド残り2-3。

11t:こちらバトルサーチャーでフラダリの奥の手を加え、ダートで残りの山を掘ります。そしてなぜか持ってきたコンプを使用。0枚にするつもりでしたが、1枚は落とさないといけないとのことでどくさいみんを切り、その後奥の手。このプレイのせいで圧縮はできないし、手札のサーチャーは機能してないしでほんとよくわからんですw
ハイボで2枚トラッシュしてゾロアを加え、ベンチに出してスカイリターン。かたいおまもりが付いていないので、30ダメージをのっけることに成功します。これが後ほど響いてきます。ゾロアを2体準備できていたので、EXを狩られて時間切れというのを避けたかったためゾロアを壁にしてエンド。

11t:エネをベンチのグラードンにつけて、長考した後ガイアボルケーノでゾロアが倒されます。サイド2-2。

12t:ゾロアークに進化し、レッドカードを使います。
ゾロアークにW無色を付けて、シェイミにかるいしを付けてツールスクラッパー。自分のかるいしをトラッシュします。

そしてあなぬけのヒモを使用!

決勝トーナメントの対グラードン、対チームアチャポピンポイントで採用した1枚で、奥の手を3回使った状態の中、ひたすら隠し通し続けていた1枚。
なのですが、あなぬけのヒモの仕様を勘違いしており、相手のグラードンには対象を取っていない(=相手がベンチポケモンを選ぶ)ということを意識した結果、相手の前がグラードンでも使えるという判断をしたのですが、実際には相手のバトル場のゲンシグラードンにかかる効果であったため不発になりました。

本来は相手がソーナンス、後ろがグラードンのみの場面でかなり有効活用できるカードとなっているようです。

実際にはベンチに他のカードが並んでいたり、バトル場ソーナンス、ベンチグラードンのみのシーンにちょうど引いてこれなかったりと有効活用するのはできなかったものの、そこまで無理はしていないもののあなぬけを隠し続けるプレイをしていたので(=温存していたのもありますが、グラードン2体だけのシーンで手札を減らしてセットアップをしたいシーンで使わなかった)多少はもったいないことをしていたようでした。

結局相手は交代せず、こちらはゾロアークを場に出すことに。
ここでホイッスルがなり、こちらはこのターン中に相手を倒さないと倒されてしまい負けてしまう状況です。
勝ち筋は、スカイリターンで30乗っけたグラードンを倒すこと。
必要なカードはスタジアム、ちからのハチマキ。

トラッシュを見て確認した後、たくさんある山からバトルコンプレッサーでトラッシュに落とし、サーチャーで回収。
スタジアムは山にタチワキ2枚とラボの3枚。ハチマキは2枚。枚数の関係でパソコン通信でハチマキを持ってきます。
ハチマキをゾロアークに付けてアララギ7ドロー。
てか、ベンチスペースあるのに、その前のターンにスカイリターンで回収したシェイミ使ってない…。もうあなぬけのせいでおかしくなっているようですw
ハイパーボールでジラーチを持ってきて、ほしのみちびきでサポートをサーチ。ここは冷静に圧縮します。


手札にあるのはダートじてんしゃのみ。サポはもう使えません。

ダートじてんしゃでダートじてんしゃを加えてガマゲロゲEXをトラッシュ。

再度ダートじてんしゃを使って2枚・・・


来た!タチワキ!!


スタジアムを貼ってハチマキイカサマガイアボルケーノ、220DでゲンシグラードンEXを倒してサイドを取り切り勝利!


5年前のWCS2010ではシニアリーグで優勝して全国大会に出場したのですが選を抜けることは出来ず、LCQにも参加しましたが1キルを2回されてしまい不完全燃焼でした。

その後北海道で権利がかかった大会が開かれることはなくなり、5年ぶりにやっと開催されたこの北海道大会で優勝することができて、本当に嬉しいです。

表彰式の時にはその思いを会場全体に伝えたいと思い、話しました。


「公式大会は2年半ぶり、権利のかかった大会は5年ぶりの北海道大会で優勝できて本当に嬉しいです。調整してくれた仲間に感謝します。」


実際はSSUが有効に機能していたかは微妙で裏が多かったですが、デッキは確実に強くなっていて、より良いデッキに仕上げられたので感謝しています。
その旨も全体の前、調整してくれたskypeのメンバーはみんな関東や他の地方の方で直接は言えなかったものの、恩師であるS木さんに対して絶対に言いたかったので言いました。
タチワキシティジムも2枚にしたのですが、それはS木さんのアドバイスでした。
しかも最後に引いたタチワキはS木さんからレンタルしたタチワキだったのかもしれないと思い、感謝する思いもより強く感じられたんじゃないかな?と思いました。

「長い!」と言われてしまいましたが、北海道大会の開催、そして協力してくれた仲間のことは絶対に伝えたかったのです。

書類の説明を受けて解散した後は、道民勢に祝われました。
先に代表権を獲得していたたコーヤくんと全国にいける喜びを分かち合いました。
これもGWにひそかに調整していたのが効いていたのかもしれませんね。

ベスト16で熱戦を繰り広げたねこわるさんとも話をして和解できました。「大阪で勝つから待っていてくれ!」と伝えられたので、「待っています!」と答えました。

終わった後はHPPメンバーとペケさんとうきにんさんで祝勝会へ。
よくわからない体調だったものの、頭を使って疲れがあったので自然とご飯も入ってくるようになりました。

終わって解散して帰宅。やりきった気持ち、達成感で暫くは次のステージへの実感が湧きませんでしたが、twitterskypeでも祝福されてだんだんと実感が湧いてくるようになりました。
プレミが多すぎたのは反省しています。

そんな北海道大会レポでした!長い対戦ログを最後まで見て頂いてありがとうございました。次回は大阪に遊びに行ったレポを軽く書きます。