目的意識の大切さとモチベーション
日常生活にせよ、ゲームにせよ、目的を定めないままダラダラと過ごしていては成長しないなと感じるようになり、結果もあまり出せていない現状を振り返ってみたところ、改めて目的意識の大切さを実感させられました。
今回は、目的意識を持って取り組むことによって成功した事案をもとに、自分が感じたモチベーションについて書いていきます。
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目的意識を持ってモチベーションを保つというようなことはよくある自己啓発本で書かれているようなことですが、目的意識を持って取り組んでいた状態と、目的もなくダラダラとやっていた状態をどちらもやってみて、その後振り返ってみると、そこには明確にモチベーションの違いがありました。
目的意識があると、継続できる。断固たる意思を感じられる。
目的意識がないと、続かない。他のものに目移りしてしまう。
これは仕事でお金を稼ぐためにスキルを磨いていた時にもそうだし、恋愛をした時期にしていたダイエットも自分磨きもそうだし、ゲームでうまくなりたいと思っていた時期もそう。
評価されたい、認められたいというような欲求を満たすためでもなんでも良いです。
継続は力なりという言葉がありますが、まさにその通りだなあと、実感します。
当たり前のようなことですが、目的意識を持つメリットとして、「この目的を達成するために頑張らないと」と脳裏で思い返すことで、頑張らないと!と思い返すことになるので、目先の欲求から得られる快楽よりも思い描いた自分になれた時の達成感が勝り、踏ん張ることができるようになれます。
自分がしていた最近の取り組みでは、「スプラトゥーンでフェスの100傑に載りたい!」という想いが、ナワバリに対する情熱に繋がり、チームの大切さを知ることにも繋がり、メンタル管理の重要さを冷静に認識することにも繋がりました。
そして、結果が出た後は取り組み方の反省をし、こうして目的意識の反省といった記事を書くに至ります。
フェス後には取り組み方をまとめて書いてました。
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成功を収めるためには目的を定めることが大切で、目的を達成するにはモチベーションが大切。
そのモチベーションを維持するためには、大きな目的だけではなく、小さな目的を作ることが大切だと感じています。
このあたりは、自己啓発本を読んで、心理学について学んでいくうちに実感させられました。
自分はいわゆる「夏休みの最終日まで課題を溜め込んで一気に終わらせる」タイプで、尻に火がつかないと動き出せないんですよね。
このタイプは、気づいた頃には手遅れになるケースが多く、どうせ成し遂げられないんだからやる意味がないと投げ出すなど、事態は最悪のケースに陥りやすいです。
そういった人には、小さな目的意識を持つことが大事だと思っています。
今からでは到底達成できないような途方もないような目的を掲げてもやる気が落ちてしまうだけですから、小さな目的を定めて、そして達成できた自分を褒めてあげて次に繋げることで、成果が出始めるようになりました。
ゲームで言えば、「レートをここまで上げよう!」とか、チームゲーなら「ビビって逃げたプレイをせず、敵に圧をかけ続け、味方依存にならないようにしよう!」とか。
ゲームのような成果が形となって反映されるものについてはわかりやすいです。
人間関係で言えば、「この人に喜んでもらおう!」とか、その程度から始めてよいと思います。
形にしづらいですし、形になって現れにくかったり、数値化できないものについては振り返るのが難しいですね。
このあたりは、チームを組んで取り組んで、人を動かそうとした時に、どうしたらいいかを考えた時に気づくようになりました。
相手をどうしたら動かせるかを考えた時に、まずは自分で行動して実践してみるようにしてみました。
わかりやすく、達成しやすいような内容でないと相手には伝わらないですからね。
こうすれば人は動いてくれるだろうという理由を考えて、それを自分に向けて実践してみると案外うまく行きました。
そして、成功したことに対して、他人を褒めるように自分を褒める。
この時期には、そうしたい相手がいて、取り組みの中でうまくいかないことがあってつまづいて、相手に対しての接し方を考え直したからこそ、自分に対しての接し方についても向き合えたんだと思います。
その出会いに、感謝しています。
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目的があるから「やらないといけない」という状態は「夏休みの最終日にならないと課題をしない自分」にとっては好都合でした。
自分から環境に身を置き、後に引けなくすることで努力できるようになりました。
思えば、受験勉強で塾に通っていた時にも同じことを感じていましたね。
ただ、常に崖っぷちで期限に追われている気分はなかなか落ち着かない時もありますが、だらだら続けている状態よりかは切羽詰まっている状態のほうが心地良いと感じることが多いので、ある程度は割り切るようにしています。
また、達成できなかった時には劣等感や罪悪感を感じてしまいモチベーションが下がってしまいがちですが、失敗したりうまく行かなかった時の自分を許す努力もするようになりました。
自分はこれだけ頑張っているんだから、少しつまずいたぐらいで終わりにはならないし、頑張って続けていればそのうち報われるだろう、という気楽さも時には大切だと感じました。
満足行く成果を上げられた時には、どことなく余裕があったように思えます。
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もちろん、目的意識を持っていなくても結果が出ている人がいるじゃないか!という人もいると思いますが、知らず知らずのうちにできている人も当然いるんですよね。
というのも、昔に比べて、最近は熱中できていないなと感じるようになりました。これは同年代の知り合いと話した時に出た話題ですが、お互いに共感していました。
歳を重ねるごとに、できること、しなくてはいけないことが多くなったり、そのせいか、一つの物事に対しての知識、アプローチの仕方が増えたせいで、純粋に物事を楽しめなくなったような、そんな気がして、ただ、ひたむきに目の前のことを楽しんで取り組むのって案外難しいことなんだなと思います。
ビギナーズラックに似たようななにかで、一つのことしか考えられないような状態が、より精度を高め、それによってに成長度合いを増すというか。
だから子供は吸収したり成長したりするのが早いんだなあと。逆に年を食えば、成長を「知識」が邪魔をする。悪い言い方であれば、「癖」。
なので、目的意識を持っていなくても結果が出ているような人らは熱中していて、熱中状態でいることもまた目的達成の一つの手段として活用できていたのかな、と感じさせられます。
このことを振り返ってみて、「癖」に囚われず、自分に素直になる、広い視野で物事を観る、ということを意識して取り組むようにしています。
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今は、これまでの経験で得た知識を使って、モチベーションを高く維持したまま取り組めるように努力しています。
こうした記事を書くことで自分の中で整理できるので、今後も続けていこうと思っています。
大半は自分の中で完結するようなことだったり、自分向けのことだったりしますが、思ったことを言語化して、他人が見てわかるようにまとめることによって、自分の中でより理解が深まるので、ブログを書いて発信することを「環境に身を置く」ことの一貫として取り組んでいこうと思います。