たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

【MTG】青赤ドレイク

・はじめに
MTGアリーナを始め、低予算で組めそうなスタンのデッキを探していたところ青赤ドレイクが良さそうだったので使ってみることに。

メインボードはレアは土地の8枚のみ、サイドに7~9枚ほどとお安い。
その割にはデッキパワーも高いのでコスパが良くて好感触です。
プレイングはそこそこ難しいですが、そのぶんカードの使い方にも気を配る必要があり、MTGを始める上での練習には良いと感じました。

デッキリスト

7:《島/Island》
5:《山/Mountain》
4:《蒸気孔/Steam Vents》
4:《硫黄の滝/Sulfur Falls》
1:《血の墓所/Blood Crypt》
21 lands

4:《弾けるドレイク/Crackling Drake》
4:《奇怪なドレイク/Enigma Drake》
4:《プテラマンダー/Pteramander》
12 creatures

4:《航路の作成/Chart a Course》
4:《溶岩コイル/Lava Coil》
4:《発見+発散/Discovery+Dispersal》
4:《選択/Opt》
4:《ショック/Shock》
3:《潜水/Dive Down》
3:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《最大速度/Maximize Velocity》
27 other spells

2:《幻惑の旋律/Entrancing Melody》
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2:《否認/Negate》
2:《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
2:《イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy》
2:《宝物の地図/Treasure Map》
1:《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
1:《標の稲妻/Beacon Bolt》
1:《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
15 sideboard cards

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・イゼットドレイクについて

ラヴニカのギルド環境ではナベのリストを完コピし、解説にかじりつきながらイゼットドレイクの基礎を習得しました。
なべごく! ~イゼット・ドレイク調整禄~ | Team Cygames

ラヴニカの献身環境では新たにプテラマンダーが加わり、フットワークが軽くなりました。


・環境での立ち位置

スゥルタイミッドレンジに弱い、スゥルタイに強い青単には強い。
環境トップであるスゥルタイに不利が着いているのが厳しいです。


・立ち回り

・全般
スペルを墓地に落とし、クリーチャーを展開し、《潜水/Dive Down》でクリーチャーを相手の除去から守り、テンポの差で逃げ切る。
そのため、クリーチャーを展開する場合は青1マナを残し《潜水/Dive Down》を打てるタイミングで展開するのが重要。

除去+《弾けるドレイク/Crackling Drake》でリソース勝ちを狙うことも可能で、除去を繰り返すうちにドレイクのサイズが上がったり《プテラマンダー/Pteramander》の順応コストが下がり決定打が大きくなるので、ゲームテンポを取れた後のキルターンが速いのも魅力です。

・対青単(クロック・パーミッション

有利マッチアップ。
メイン
6.5:3.5
サイド後
6.5:3.5

《執着的探訪/Curious Obsession》でアドバンテージを稼ぎつつ打ち消しや回避系カードを構えるのが基本戦術になるので、こちら側も《ショック/Shock》や《呪文貫き/Spell Pierce》など軽いカードを活かして戦います。

《大嵐のジン/Tempest Djinn》をクリーチャーと相打ちさせたり《溶岩コイル/Lava Coil》で除去することができれば勝ちに近づくので、サイズを上げたクリーチャーを着地させられるように、クリーチャー+《呪文貫き/Spell Pierce》や、《溶岩コイル/Lava Coil》+《呪文貫き/Spell Pierce》を目指します。

クリーチャーでブロックする場合は《潜水/Dive Down》を使うことで、相打ちから逃れたり、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》で0/4に変えられて一方的に倒されることのないように意識します。

アタック時には、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》がドレイクのサイズを0/4に変えてくるため、2マナが浮いていて盤面に2/2が居るなどの状況で迂闊にアタックするとブロックされて一方的に倒される場合があるので、《ショック/Shock》を構えながらアタックすると安心です。


・サイド

in
2:《否認/Negate》
2:《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
2:《宝物の地図/Treasure Map》

out
2:《発見+発散/Discovery+Dispersal》
2:《弾けるドレイク/Crackling Drake》
1:《潜水/Dive Down》
1:《最大速度/Maximize Velocity》

《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》が着地すれば勝ちなのでそこまで伸ばすために打ち消しやランプカードをイン。
火力を稼ぐドローカードはテンポロスの可能性があったり、能動的に使うには場面が限られるスペル、4マナと、打ち消された場合のリスクが大きい《弾けるドレイク/Crackling Drake》をアウト。


・対スゥルタイミッドレンジ

不利マッチアップ。
メイン
4:6
サイド後
4:6

スゥルタイにはロングゲームでは勝てないため、《最大速度/Maximize Velocity》を用いて早めにゲームを終わらせることを目指します。
インスタントタイミングでの除去がなければ即座にフェイスを詰めることもできますし、盤面を取られた後に出てきた《ビビアン・リード/Vivien Reid》も除去が間に合います。

メインから採用されているカードだと《喪心/Cast Down》を除くと除去が重たく、1ターン1アクションなことが多いため、一度クリーチャーを展開する時に《潜水/Dive Down》を構えておくと、相手の除去を防ぐことでこちらもクリーチャーを展開すると相手の除去が間に合わない状況に持っていくことが容易です。
裏目は《最古再誕/The Eldest Reborn》や《疫病造り師/Plaguecrafter》などの生贄に捧げる系統のカード(通称:Edict)だが、サイドからの採用が多く、どちらも採用率は低め。

除去が間に合わないと判断した場合は《採取+最終/Find+Finality》で全体除去を行う場合もあるので、その場合はタフ5の順応した《プテラマンダー/Pteramander》を用意しておきたいです。

相手が先攻の場合は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》からの4ターン目《ビビアン・リード/Vivien Reid》が怖いので、打ち消しがない場合には早々に《ショック/Shock》で除去しておきますが、《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》や《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》のビートダウンでライフが追いつかなくなるケースも多いので、盤面次第になります。
序盤であれば、先に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を除去しておくと、後に1ターン2アクションを取られることがなくなるのでライフを気にせず動くことができるようになります。

《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》はライフゲインで遅延される上に、レインジャーでタフ5になり溶岩コイルが効かなくなるので、出てきたターンのうちに処理したいです。サイド後は《幻惑の旋律/Entrancing Melody》が有効です。

《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》については、出されても《幻惑の旋律/Entrancing Melody》で2マナで奪え、一気に盤面が楽になります。特に、ドレイクと相打ちにできるX=4(6マナある状態)で使ってくることが多いので、そのタイミングが近い場合は下手に使わずに抱えておくと良いです。

・サイド
in
2:《幻惑の旋律/Entrancing Melody》
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
out
2:《ショック/Shock》
2:《呪文貫き/Spell Pierce》

《ショック/Shock》を、《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》や《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》に有効な《幻惑の旋律/Entrancing Melody》に変更。
《呪文貫き/Spell Pierce》を、《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》や《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》にも対応できる《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》に変更。
軽いが状況次第では腐るカードを抜き、1枚のカードバリューを優先させます。


・対白アグロ

不利マッチアップ。

メイン
3.5:6.5
サイド後
4:6

2マナの《アダントの先兵/Adanto Vanguard》や《徴税人/Tithe Taker》が厄介で、除去が追いつかずに押し切られてしまう。
サイド後は《アダントの先兵/Adanto Vanguard》や《ベナリア史/History of Benalia》に対して《幻惑の旋律/Entrancing Melody》が有効。

・サイド

in
2:《幻惑の旋律/Entrancing Melody》
1:《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》

out
2:《発見+発散/Discovery+Dispersal》
1:《最大速度/Maximize Velocity》
除去を投入。抜くカードとしてはドローに2マナを使う隙がないため《発見+発散/Discovery+Dispersal》と、速攻で攻めてライフレースを仕掛けるゲーム展開よりも相手のクリーチャー除去を優先したいため《最大速度/Maximize Velocity》をアウト。


・対イゼットドレイク(ミラー)

・サイド

in
2:《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
2:《イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy》
2:《宝物の地図/Treasure Map》
1:《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
1:《標の稲妻/Beacon Bolt》

out
4:《ショック/Shock》
3:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《最大速度/Maximize Velocity》

先に《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》を立てたほうが勝てるため、全体的にコントロールプランに移行。
ドレイクに対して腐りやすい《ショック/Shock》を抜き、ドレイクを除去できる《イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy》、《標の稲妻/Beacon Bolt》を投入。
場数で勝負するため《最大速度/Maximize Velocity》もアウト。自分の展開を優先したいため、タイミングを選ぶ《呪文貫き/Spell Pierce》をアウト。


・VSエスパーコン
不利マッチ。
メイン
4:6
サイド後
5:5

・サイド
in
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2:《否認/Negate》
2:《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
2:《イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy》
2:《宝物の地図/Treasure Map》
1:《アズカンタの探索/Search for Azcanta》

out
4:《ショック/Shock》
4:《溶岩コイル/Lava Coil》
1:《弾けるドレイク/Crackling Drake》
1:《奇怪なドレイク/Enigma Drake》
1:《最大速度/Maximize Velocity》