たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

負けた試合は記憶に残る

自分は10年以上前からポケモンカードなどをはじめとする対戦ゲームをたくさんプレイしているんですが、大舞台や大事な試合で負けたことは今でも鮮明に覚えています。

とは言っても人間は忘れてしまう生き物。当時のことを思いなおせるよう、また書き起こすことで当時反省したことや発見したことを記憶の底から呼び起こしてみることで今後につなげていけるようにします。

メモ程度ですが、細かいカードが分からない人でも、自分が歩んできた道、負けから学んだことを見て感じ取って頂ければ嬉しいです。

【大会結果】

ポケモンカード

[ジュニアリーグ]

・2005年 全国大会

使用デッキ ハガネールexチャーレムexジラーチ

バトルロードサマーを優勝し全国大会に招待されます。

しかし、チャーレムex+ヘルガーのロックデッキに完封されてしまいました。
その彼は四天王になっていました。

まだポケボディによるコンボを知らなかったこの時、プレイしている世界の違いを強く感じました。
上位デッキはコンセプトが完成されていたものばかりで、タイプやエネルギーで寄せ集めたデッキでは到底勝てない世界でした。

会場ではフィールドワーカーを集めていたプレイヤーを思い出しました。
当時は1枚のアドバンテージ差が大きかったので、相手にも引かれてしまうデメリットがあるので弱いカードだと思っていましたが、構築が目指す方向の考え方次第ではありなのかもしれないと、今この記事を書きながら感じています。

1勝3敗

環境デッキ
チャーレムexヘルガー
カメックスexルギアex

・2006年 バトルロードサマー 北海道大会

使用デッキ カイリキーピジョット

デッキ選択にやや不安を抱えながら迎えた北海道予選。
順調に予選を抜け、本選で提出するデッキレシピを書いている様子を偵察していると、そこにはタイプ相性が最悪のゲンガーexデッキが。
決勝トーナメントは順当に準決勝まで上がり、いつも準決で当たるハッサムex使いの子にも無事勝利。
しかし決勝は先ほど見たゲンガーデッキ。
カイリキーもピジョットも抵抗があり、こちらのカイリキーは弱点で倒されてしまいます。
削ってもヤドランでゲンガーのダメージを回復されてどうしようもなくなり、なんとか相手がもたついたところで太古の技マシン岩でアメ進化のゲンガーを退化させるも、トップアメで進化されて負け。
あまりの悔しさにずっと記憶に残っています。
カイリキー(ADV5)がはりきりを持っていたのでそれを入れていれば解決していたかもしれないのでかなり悔しかったです。

そんな彼は今でも北海道でプレイしているアルテアというプレイヤー。
今では自主大会に行けば顔を合わせる機会が多くなりましたが、当時はジムオフィシャルなどでちょくちょく顔を合わせる機会があったので話した覚えがあります。

準優勝

環境デッキ
ジュニアなので特になし


・2006年 世界大会

使用デッキ カイリキーピジョット

クーポソ師匠にカイリキーデッキをチューニングしてもらい出場。
カメルギには速度とリカバリー能力で勝てませんでしたが、ライチュウナッシーなどの特殊エネを主体とするデッキには勝てると踏みました。
今でも提出したレシピのコピーは残っています。
試合はカメルギ以外には勝ち4-3でなんとかオポで30位通過。しかし決勝トーナメントでカメルギを踏みなすすべなく敗北。
基本格闘エネが4枚で山にエネを戻すカードがなかったのにエネルギー転送が4枚入っていた不思議なレシピでした。ふっかつそうなどの回復カードや素引きする必要のあるリアクトエネルギーを引きやすくするための圧縮ということで納得はしていましたが、今思えばマジハンが使えることを知らなかったりと抜けが多かったのでもう少し自分でも検討するべきでした。ホロン系で転送を切れるということで納得していたような気もします。

とはいえ調整に付き合ってくれたクーポソさんには感謝しています。

世界大会予選抜け(30位)ベスト32(30位)


商品はDSliteとたくさんのグッズでした。


環境デッキ
カメックスexルギアex(矢野君が世界優勝)
ナッシーδライチュウδ(海外の流行り)


2007年 バトルロードスプリング 北海道大会

使用デッキ カメックスexルギアex
打ち負けしづらく巻き返しやすい爆発力のあるデッキを選択。

予選形式はハーフデッキでのスイスドロー3回戦。予選グループの中から2人通過で、勝利数→取ったサイドの枚数→取られたサイドの枚数で順位付け。

なるべくサイドを3枚取るように心がけていましたが、焦って1回だけワンキルしてしまいました。
3勝したもののグループ内に取ったサイド9のプレイヤーが2人いて通過ならず。

もう少し冷静にプレイするべきでしたが、正直これは予選の形式が悪いとしか言いようがないです。全勝して予選落ちはクソすぎます。
これを味わってから運営に対して嫌悪感しかないので、無礼ながら運営に対してはなるべく自我を保てるように行動するようになりました。

予選落ち
環境デッキ メタグロスδカイリューδなど(本戦で使う予定のデッキでした)
後のWCS2009で世界優勝を果たす小龍くんがこのデッキで優勝していた覚えがあります。グロスじゃなくてカイリュー+何かだった気もします。


・2007年 バトルロードサマー 北海道大会(ポケモンフェスタ?的なイベントかもしれない)

予選はハピナスエーフィexを使用し通過。
予選3回戦でハピナスハッサムexと当たりましたが、ディーヴォフラッシュを駆使しなんとか勝利。デッキを忘れてしまい急遽組むもハマナがなくて困っていたところS木さんにデッキを借りた覚えがあります。当時の自分にはスリーブの刺激が強すぎましたが(

使用デッキ ハピナスエレキブル

このデッキもS木さんに組んでもらいました。順当に進み準決勝。

相手は東北の有名プレイヤー水田くんで、アブソルエルレイドでした。
予選ではハピナスブースターexというデッキを使用していてポケナビを採用していることを他の北海道のプレイヤーに見せて感心されていた覚えがあります。俺は入れてたから特に驚かなかったけど俺も知ってるのに~となんだか悔しかったですね。

タイプ相性的に不利な上、先攻でサポが使えない時代。しかも初手はエレキッドから進化させたいのにエレブースタート。
ターンを返すとアブソルのわざわいのかぜが飛んできて、こちらのトランシーバーを2枚抜かれました。
ロケット団参上は入れてなかったので(そもそもエルレイド自体考慮していなかった)なすすべなく倒されました。
ハンデスの際に見事にキーカードを2枚抜かれたわけですが、目で分かった?と聞いたらうんと答えられたので、それが小学生特有の勝った後の誇張だったのかは別として可能性としてはありえるので、今後は伏せるようにしようと強く思いました。

3決はまたまたハッサム使いの子でひき殺しました。が4位も3位と同じだったようなそうじゃなかったような。

3位(ミラクルダイヤモンド)

環境デッキ
ハピナスエレキブル
アブソルエルレイド

ジュニアとマスターは水田親子が優勝しましたが、シニアで優勝したこころみさんがミュウexを主体としてルギアなどを使用したコントロールデッキを組んでいて感動しました。
映画のマナフィなどを使いダメカンを移動させたりと発想力の差に圧倒されました。

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エネルギーバウンスでテンポを奪い削りを入れ、マジハンで前を縛りW虹やスクランなどの条件付きエネを後ろのたねに移動させることで疑似リムーブ、そしておまけにエネを枯らし前を縛ってマナフィスワップでひたすら後ろにダメカンを移行させるコンセプト。
当時はベンチ攻撃が弱かったためマジハンが強力でしたが、使うための条件もあるためこういう形で場を整えてじわじわ行く戦法で感動しました。重いexを呼ぶことでそっくりテレポーターなどで退避できなくするギミックもあるのでしょうか。このころの自分ではたどり着けない次元だと感じました。


[シニアリーグ]

・2008年 バトルロードスプリング 北海道大会

使用デッキ ガブリアスXボスゴドラexフライゴンδexなど

予選は確かリーフィアXグレイシアXネンドールのブイズを使いました。
スタンサイド4枚戦で同じくブイズを使用していたプレイヤーを倒し上がりました。しかし決勝トナメでは倒したはずのブイズを使っていたプレイヤーのキングドラに倒されてて負けました。

単に速度負けしていました。
アブソルのときもそうでしたが研究不足でした。
このデッキは直前に高校生組に組んでもらい使っていましたが、自信のあるデッキというわけでもなかったので自身相応の結果となってしまいました。


2008年スプリング大会は北海道と大阪だけが開催され、それ以降はご存知の方もいるかと思われますが、公式に対し脅迫状が来て中止になりました。
そこでの優勝者は2009年の全国大会に招待という形になりました。
ちなみにそこでの招待選手は北海道優勝の水田くんと関西優勝の米田さん(タカシさん)でした。


・2008年(12月)(ワールドチャンピオンシップス2009北海道予選)
ここからゲームと同時開催となりました。

使用デッキ カイリキーゲンガー

通称カイゲン
予選を通じてこのデッキを使っていました。

予選は順当に勝ち決勝トナメまで行きます。
決勝トーナメントでの相手はゲンガーデッキ、こちらは初手にアンノーンQのみでスタートします。
相手はゴーススタートでワンキルの恐れはないと判断。こちらは手札にハマナアメゲンガー。ターンが帰ってくればほぼ勝ちにつなげられる場面だったもののまっくらやみで止められてしまうという懸念要素も感じながら相手が回すのを見守っていると、ユクシーを出し展開、その後超エネをユクシーに・・・?その後使用されたのはワープポイント。サイコリストアで弱点で先攻ワンキルされました。

涙は出ませんでしたが呆れるほど萎えました。
このようなリスクはあるもののテンポを逃すのが嫌だった自分としてはメリットのほうが上回ると判断し投入していましたがこのような結果になってしまいました。
仕方ないとはいえしばらくアンノーンQに対しては否定的な感情を抱くようになりました。

環境デッキ
カイリキーゲンガー
ゲンガー
カイリキーラムパルド
ハッサムビークインチェリム


・WCS2009ラストチャレンジ仙台予選
悔しすぎて親に遠征させてもらいました。
前日に高熱で倒れるも親に介抱してもらいなんとか出場できました。

使用デッキ ドサイドンアブソル

一定の時間はかかるものの確実に勝てる自信があったのでこのデッキを選択。
アブソルでハンデスをしてドサイドンでデッキデスを狙うデッキ。
会場に入る直前に去年権利を獲得した水田くんとデッキについて最後まで話をして、スーポケと相性の良いワープエネを投入することになりました。

このデッキはサポでドローしてくれるところに打ち込むハンデスとデッキデスが強力ですが、負けた試合はなんとカビゴンデッキで、シニアリーグに一定数いるサポ少なめエネ多めデッキに当たり山を削り切れずに負けました・・・。
その後怒涛の連勝を決め、決勝はカイゲンに切り替えて予選抜け。
スタンに切り替えた後も自慢のパルキアで勝利。

自分の思い描いていた環境ではないということを思い知らされました。
特に大人とではなく中学生と対戦するレギュレーションだったので、抜けはしたものの無難なデッキを使うべきでした。


特殊なデッキを使うことに対するリスクを味わいました。


・WCS2009全国大会

使用デッキ パルキアGXレントラーGLXフーディン四XディアルガGX

この年はスイスドロー形式で行いました。
5勝1敗で全国2位になりましたが、途中で当たったカイゲンにプレミしました。

ゴースのまっくらやみでひたすら止めながら後ろを育てに来ていました。
こちらはドンカラスGでギンガ団の発明系統を集めて次に備えていましたが、問題はエネの貼り方でした。
事故っていたのでトップで引いたカードを有効活用していくしかなかったのですが、引いた水エネを前のドンカラスではなく後ろにエネをつけてしましました。
これにより悪エネがあったにも関わらずエネが足りなくなり、きずをえぐるでネンドールを狙ったり前のゴースを倒したりといった選択肢がなくなりました。
トレーナーをため込んでいたためにポルターガイストが超火力となり330ダメージを受けました。ここでも手札を綺麗にソートして相手に分かりやすいようにしていたので、相手に覚えやすくさせてしまいました。練習ではなく本番、それも全国大会なので、確認はサッと終わらせるかバラバラに配置しておくべきでした。緊張こそしていなかったものの冷静な判断はできていませんでした。
その後アンノーンGをつけたパルキアGを出動させるものの、カイリキーのハリケーンパンチ4表で倒されてしまいます。豪運を引かれるものの、道中の圧力が足りなかったので、結果的に運呼び込ませてしまった形なので事前の動きが問題でした。



・WCS2009世界大会

使用デッキ パルキアGXレントラーGLXディアルガGX

予選は7-0で1位通過。トナメ1回戦もなんとか勝ち3日目へ。

ベスト16で踏んだのはフライクインパルキアミュウツー
フライゴンが一撃で倒しに来るため面倒で、ニドクインはパールブレスの対策となるのと雷抵抗があるので処理が大変な相手。
予選では前WCS2008にてジュニアリーグで上位に挙がったプレイヤーのフライクインは速攻で倒しきれたものの、今回はなかなかうまくすすめません。
1戦目は相手の展開が早くこちらが追いつけなかったため負け。
2戦目もずるずる持っていかれ、最後はミュウツーをちらつかされディアルガを準備することなくフライゴンに殴り負け。
ネンドールを狩り続けてもメインポケモンがきついので、うまく立てられるとどうしようもなかったと言えばそれまでです。プレミアボールやミズキも入っていたのでユクシーXでニドクインを倒しに行くなどはしやすくなっていたとは思いますが、海外環境で流行りのデッキだったのでもっと意識してもいいデッキでした。


・WCS2010全国大会

使用デッキ バンギラスGLマニューラ
選択理由は強そうだから。
ガブレンがポリゴンをスプレーで見れて無難でしたが、何故か避けてこちらを使用しました。
ポリゴンはミカルゲで耐えて耐久でワンキルさせずに受け回すプランでした。
マニューラの加速のおかげで3ターン目には40%程度で120ダメージを飛ばせたので、ガブレンにも打ち勝てるという算段で構築しました。
実際負けた試合はガブレンにネンドールを狩られテンポを取られたのが1回、ゴウカザルポリゴン2という組み合わせにベンチに引かされて倒された1回、ギャラドスポリゴン2に削られて戻されて負けたのが1回。ポリゴン側がサイドを取れるデッキではなかったので同率であれば抜けれましたが、3-3だったので抜けならず。
ギャラドス戦はデッキ構築と力量差があったので仕方ないものの、ゴウカザルのほうは勝ちたかったです。
トップデッキのガブレンにメタを貼ったところそもそも勝てなかったし、メタのメタ的な立ち位置(サイド差ルールだったものの人によってはトップという視点も)のデッキに取りこぼす可能性があるデッキだったので、ここはデッキ選択ミスでした。
マスターリーグであれば勝てたとは思っていたので、柔軟さのあるガブレンあたりが無難でした。
シニアリーグという魔境で選ぶデッキではなかった気がします。


・WCS2010世界大会

悔やみきれず自費でハワイに向かいラスチャレに参加。

使用デッキ ガブリアスCXヤミラミ
ハンデスやワンキルを備えつつカードパワーの高いガブリアスを使用したデッキ。海外環境で流行っていたので試してみたところ案外行けそうだったので導入し持ち込みました。
ワンキルをするデッキでもあるので1戦ワンキルを決めるものの、悪夢再び、アンノーンQスタートでワンキル、エテボースでワンキルと2回ワンキルを食らい、なんとか食らいつつも最終戦のワタッコレントラーに打ち負けて敗北。
自費で来てまで参加しているのに情けなさ過ぎて悲しくなりました。
アンノーンQスタートで先手の確率は1.5%なのと逃げ0を作ることでこちら側のワンキルのしやすさが変わるので仕方ないとは言え、以前受けたワンキルでもあったのでかなり心に響きました。

前年世界チャンプのタクくんとは1枚違いで使用し、彼はベスト16で負けてしまいました。

とは言えこの試合中は負けても切り替えがしっかりできていたので、メンタルが強かったのと自信があったとは思います。
この年はサプライを売ったり交換したり、対戦するのに専念していて大会の決勝やセレモニーを見ていなかったのでちょっと後悔してます。ハワイも海で楽しみましたが、旅行をもっと楽しめるようになりたいです。


・バトルフェスタ2012北海道大会

久々の北海道大会。受験が明けてからもぼちぼちやっていたので、この大会にも参戦しました。

使用デッキ ダークライEXミュウツーEX
カードパワーの高い2体を有するデッキ。
しかしプールを漁っていくうちに、カメックスEXケルディオEXキュレムEXやレックウザEXシビビールトルネロスEXランドロスEXなどのデッキに対していまいち勝ちきれず、これらのデッキにどこかでワンパンされテンポを崩されると無難なビートダウンが強くはないと感じていたので、前日調整でも不安を抱きながら大会を迎えました。

予選リーグを勝ち抜き、上位のリーグに。
そこでの連勝数が多い人から上位8人で決勝トーナメントを行うのですが、3連勝したところでのりPさんのレックウザEXビクティニEXに負けました。
ビクティニの展開力に付いていけずにずるずると負けていきました。
研究の差を感じました。
最終的に3連勝の人が多くなり、そこから抜ける人を決めるためにじゃんけんを行ったものの負ける。

仮に上がれていても上まではいけなかったと思うのでこのじゃんけんに関してはそこまで後悔はしませんでしたが、環境やデッキに対しての認識の甘さが痛手で、精神的にも良くなかったです。


なおこの大会の後の時期にジムバトルに参加し、Nで事故らされてキレてしばらくやらなくなりました。勝てるのが当たり前、というプライドを感じていた時点で冷静ではなかったです。


・バトルフェスタ2013大阪大会

受験期でしたが既に進学先を決めていたのと、ポケカのモチベが振り切れていたので遠征。

朝早く並ぶのが辛かったです。インテックスは海が近いので風も冷たいのでポケカ特有の朝早く並ぶイベントには向いていないですね・・・。

使用デッキ レックウザEXシビビール
復帰後使用し、一番勝てていたレックビールを使用。ミラーに対しての自信もありふれていました。

4連勝すると予選通過するものの、3戦目で当たったイベルダークに対し事故り負け。
相手も事故っている状態でアクロマ4ドローを選ぶのかNを使うのか悩み、アクロマを使用したところ事故り、相手はトップから展開しだして負け。

結果論とは言え、このような場面は事前に想定できたので、新弾発売直後とは言え基本的な部分はもう少し煮詰めるべきでした。


・第?回うきにん杯

使用デッキ レックウザシビビール

決勝にて対ガウくん戦。
こちらはずっと調整していたレックウザEXシビビール。相手は竜王戦などでも使用していたゼクロムEXゼクロムシビビール
取って取られてでサイドを進め、なんとか優勢に持ち込むも、最後にライコウEXのかみなりのキバを使用し2連で表を出し麻痺らされ続けてしまう。
こちらのデッキは残り2枚で、麻痺が解除すれば倒しきれる状況だったにも関わらず、デッキ切れで負け。
この試合は本当に悔しかったです。試合で泣いたのは2010年ぶりだったかもしれない。
それだけ自信のあるデッキでの辛い負け方だったです。

ただ、後々考えると何ターンか先の状況を想定せずに負け筋をケアしきれていなかったので今後は気を付けていきたいです。


リザードンメガバトル横浜大会(2014)

北海道で大会がなかったので遠征しました。バイトを始めたので初の自費単独遠征。
ゲームの方のジャパンカップ(カロスダブル)も軽く触っていたものの、カードを重視することに。

使用デッキ イベルタルEXダークライEXゾロアーク

ゾロアーク2種を採用することで対プラズマに対しサークルでボルトロスEXを落としに行けたり、ブレンドエネを採用することでだいちのさばきの追加効果の恩恵を受けられるので対ランドロスEXとなり、ミラーマッチで各種EXワザを盗用することでサイドレースを取ることができる、カエンジシ対策が自然にできるデッキで、何が居るかわからない公式大会に向けて対応範囲を広くした選択となりました。

予選リーグを通過しトーナメントに突入。ベスト64の試合で当たったプラズマに対し事故を起こし負けました。
特に反省点はなかったですが、構築全体で広く見すぎた結果、事故につながったり、プラズマに巻き返しをするためには引きがかみ合わないといけなかったのでもっとデッキをつなげるパーツを意識するべきだった、などです。
またトーナメントで当たったイベルタルバッフロンの対ミラー、対プラズマの性能が優秀で、ゾロアークを採用しないのであれば使うべきでした。
これを機にしばらくは悪を煮詰める機会となったので、いい刺激になった大会でした。


レックウザメガバトル千葉大会(2015)

1日目
るぐらげ邸に泊まり早起きメガバトル・・・と思いきや時間がかかってしまう。
とは言え事前に権利を取っていたため列と対戦開始時間が違うので、特に問題はなかったんですが。

使用デッキ ガマゲロゲEXゾロアーク

以前からガマゲロゲデッキを使用していて、ひょんなことから浮かんだアイディアで作成したものの、予想以上に感触が良く大会に持ち込むことにしました。
事前の名古屋大会ではMレックウザEXとガマゲロゲEXの2強環境で、今回もそうなると予想していたので、上位2デッキに強いこのデッキを持ち込みました。

ベスト8まで上がるも相手は矢野くん。2010年の大会でギャラドスに倒された覚えが強くリベンジしたい試合となりました。
相手はドンファンゾロアーク。取って取られてが進み相手のドンファンを呼んでイカサマぶちこわすでワンキルするなどで進めるも、ゾロアークに荒らされて途中で躓き、最後は時間切れ負け。
とは言っても続けても勝機はあまりなかったのと、珍しい組み合わせであるこちらのデッキに対しても一つ上を行くプレイで実力負けしていたのを感じたので妥当な負けでした。こちらも相手のデッキの底力に気づいていなかったので予想以上にゾロアークに荒らされ、ゾロアークはきれいにドンファンで狩られてしまいました。もう少し取り合いではなくテンポを重視したプレイをするべきだったし、出来るデッキだったはずなのでポテンシャルを引き出しきれて上げられなかったのは悔しい限りです。


2日目
この日も変わらずガマゲロゲEXゾロアークを使用。
しかし権利戦3回戦でみやもーさんのMライボルトEXダストダスソーナンスに当たってしまいます。
スクラッパーのタイミングを合わせなんとか食らいつくも、メインアタッカーの相性差でなすすべなく押されてしまいます。
20分が過ぎ退席可能時刻になった時にサレンダーし、固い握手を結びセカンドステージへと向かいました。

そこでは速度を重視しようと思い練習不足のMレックウザEXビリジオンEXランドロスEXを持ち込むも、MレックウザEXミラーでこちらが事故り、そのまま押されて負け。

ゾロアークであれば取り返せるポテンシャルがあったのにと、結果論ですが自信のあるデッキを捨ててしまったのでこれは後悔する要素の一つとなってしまいました。


レックウザメガバトル日本チャンピオン決定大会(2015)

その後北海道大会を優勝し全国大会へ。

使用デッキ ドンファンブイズ

新弾のブイズの特性で強化された1進化で強力なドンファンを主軸としたドンファンブイズ。
ダーテングに対してはソーナンス+かるいし、イベルダーク、レックウザに対してはサンダース、ミラーはシャワーズガマゲロゲに対してはリーフィア、その他に対してはドンファンのポテンシャルで取り切れると信じ使用しました。
予選は3連勝し決勝トーナメントとTAが確定。4回戦でガマゲロゲEXクロバットにぼこされるも通過。

準決勝で当たったデッキはイベルタルEXダークライEXアーケオスでした。
試合は序盤から初手のケルディオEXにこちらのゴマゾウが荒らされてしまうところからスタート。タウンマップを使用したところリーフィアがサイド落ちしておりなかなか倒せません。
ルチャブルでなんとか食らいつくもアーケオスを立てられてしまうリスクを考えソーナンスアララギで切るに切れない状況やゴマゾウをそろえるのに精一杯な状況。
最後はサーチャーフラダリさえなければ、となるところまで繋げるも、ポストから探されて負け。

サーチの段階でリーフィアのサイド落ちが見えていたのでタウンマップを使用して見せずに、倒す直前に使用するべきだったり、ケルディオの奇襲を考えていなかったことなど後悔が残る試合でした。タウンマップはNで流される可能性を考えると打たざるを得ないといったところなので仕方ないです。
構築に関しては鋼はいないと思いブースターを切っていたり、リカバリーに支障が出るブレンドを採用したりと思いきっていましたが、反面幅広く動くための採用でもあったので評価や反省、リスクとリターンの数量化に困る採用となってしまいそのまま続投したのであまり良くなかったです。
後にギラティナも台頭してきてからは本格的にブレンドは闘エネとするべき理由ができたので入れ替えました。


・WCS2015(TCG:Day2)

ボストンで行われた世界大会。
旅費は全額公式負担で、4度目の世界大会だったので慣れていたのか、割と旅行感覚で参加していました。

使用デッキ MレックウザEXサザンドラEXレシラム
ドラゴンレック。海外環境で流行っているMライボルトEX系統に対して強いデッキを使用。

負けた試合はライボルト相手が2回、鋼相手が1回、カメケル相手が1回。
カメケルは仕方ないとはいえ、鋼はうまく削られたりして打ち合い、3戦目の時間ぎりぎりでシェイミを縛られて倒され負け。ライボルト相手はヤブクロンのどうぐおとしとヘッドノイザーが強く負け、もう1戦はデスカーンでダメカンを3つ乗っけられゲノセクトのGブースターで負け。効果をいまいち把握していなかったり諦め気味にやっていたり消極的なプレイが続いてしまいました。

仮想敵を7戦中4回も踏んだのにも関わらず2つも落としてしまったのは相当痛手でした。
後は想像以上によるのこうしんが多く、切っていたデッキだったので環境分析が足りなかったと感じました。
今回はDay1を見る余裕があったのにも関わらずゲームの観戦を多くしていたり、デッキを持ってきていなかったので変える選択肢すらなかったのは相当良くなかったです。

全国までの調整で燃え尽きたせいなのか、世界大会に向けた意識が低すぎました。


ヴァイスシュヴァルツ

・WGP2015札幌地区

使用デッキ 青赤GF

決勝トーナメントに挙がった後の1回戦。
ミラーで飛竜2面展開をして盤面を取っていく。
流れはきていましたが、2/13の山ができてしまい悩む。山ケアのカードは特にない状況でストックは5枚。クロックは2-6。
相手は3-0で盤面はカボチャだけ。こちらの選択はクロックしてCXを貼った逆圧縮カボチャバーン。
前のターン打点が入り山がそこそこ強い状況だったので凌ぐのもどうかと思ったので逆圧縮を選択。6/33程度の山にして、3-3-4-5を作るも3キャンされて、1トリしてしまう。細いところを2回通された後にカボチャの打点にドラが乗る。打点は足りてないもののそれをピタキャンし、山越し5点バーンを通されて負け。

まごころはなかったので集中を2回ひねり2リフを目指すのが良かったのか、詰めに行くべきだったのかはよくわかってません。どっちを選択した方が勝率が高かったかわからなかったので、攻撃は最大の防御の観点で詰め切って終わろうと思って選択しました。

終わった後は萎えていましたが、今は2択とはいえこの取捨選択をしっかり考えて最適解を詰めていくのがヴァイスの楽しさだと気づけたのでモチベが上がりました。
後、アタックは3-3-4-5じゃなくて3-4-4-5のほうが良かった気がしました。ドラが乗ればどうせと思っていたけど3-3が通ってしまうリスクも潜在しているかなと思いました。

この後3-6で止めるメリットというのも考えましたが、カボチャが盤面に残っていて3アンコで次に繋げられるシーンなのでそこまで変わらないのかなと感じていました。逆圧縮後なので2キャン後なら横もそうそう引けないのかなと。ただこちらが弱い山ということをあまり意識できていなかったので、5点バーンで十分足りる山になってしまったのは意識しきれませんでした。
他のことを考える余裕を作るためのデッキ選択とデッキの組み方、事前の練習が大事だと思いました。浮き輪危機は面白いけどプランを決めにくく、ケアのカードだけを意識して組む癖が出ていたせいで本質を見落としていましたね。


ポケモン

・ジャパンチャンピオンシップス(2016)
今年からはゲームに本格転向。

去年は北海道大会があったので優勝して世界大会に行きましたが、今年は北海道で大会がなかったのでゲームで世界大会に行きました。

カードは去年で燃え尽きてしまったのでしばらくはゲームをやっていたところ、環境と運にも恵まれなんとか全国大会、世界大会に行くことが出来ました。
オンラインでベスト50までに入れば世界大会の出場権は得られますが、全国でベスト4以上を獲得しなければ旅費は出ません。また、上位に入ればDay2からの参加権を得られるため、全国大会はそれらを目指します。

・オンライン予選~全国大会使用構築 グラカイドータ
ゼルネアスへのイージーウィンを狙おうとした構築で、選出も幅広く対応可能な好みの構築。ポケモンは自分で構築を組めないので構築ごと貰いました。
オンライン予選は序盤こそ練習不足に苦しむものの、後半は構築にも慣れなんとか勝ち抜くことができました。

Day1権利だけでも十分だったものの、繰り上げが二度あり全国にも参加出来るようになりました。

オンライン予選での負けはそこまで記憶に残らないものが多かったです。というのも、VGC2016ルールは使用しているポケモンが同じ、もしくは似通っている場合でもプレイヤーによって選出や行動が違うことがあり、また知識不足のために相手の強い動きに対応できていないうちは負けたりしていましたが、大会を通じて修正していったのでそこで心残りとなった対戦はなかったかなと思います。


・全国大会
グループ予選の2回目、VS Liar戦。

彼とはジャパンカップの最終戦でもマッチングしており、彼を倒して予選を抜けることができました。

構築は同系統のもので再戦となりました。

予選では動きがわからずボルトロスのでんじはでごり押して勝った節があったので今回は落ち着いてやろうと思っていました。
1回戦が4-0で終わったので残数の点でも落ち着けていたのかなとは思います。

選出はお互い予選と同じく、ガルーラ+ボルトロスVSレックウザニンフィア
1ターン目はねこだましを恐れ、レックウザメガシンカしながら両守るスタート。こちらはねこでんじは。
2ターン目はレックウザにでんじはを打ちながらガルーラを守らせます。メガレックウザを上から縛るための動きを試みました。
ガルーラがガリョウを守りハイボをボルトロスが受けます。
テンポを整えようとしたところ伝説相手に有利なボルトロスが削られるだけではなく、先制技圏内に入れられて怪しくなりました。
3ターン目は痺れ前提でニンフィアに集中。守ってくれれば嬉しいけど、しんそくボルトロスを落としたいシーンなので血迷っていたと思います。ガルーラのおんがえしが急所に当たれば落ちる可能性もあると半分願いながら選択すると、ニンフィアは守る、レックウザはガルーラにガリョウが急所に当たります。
一体持っていかれて出したのはグラードン
レックウザはふんかと10万で落とせると踏んでふんか10万を選択。これも痺れないとボルトロスしんそくで倒さててしまう状況。
結果、しびれて動けず、集中が通り倒せるもハイボでボルトロスが落ちる。
カイオーガを後出しし、クレセが出てくる。
4ターン目はニンフィアを切りながらSで上を取ろうとこごえるかぜを選択。
こちらはできるだけ削ろうと思いねっとうを選択したか、しびれや氷を引くことを祈ってかみなりやれいとうビームを選択したかは定かではないです。グラードンは雨下なのでめざ氷でクレセを削る。
5ターン目、グラードンが出てきてふんか+てだすけを選択しグラを落としにかかりながらオーガを削りに来る。
こちらは半ばあきらめ気味にグラを守らせたもののジリ貧。クレセにはくさむすびもあり、2体とも落とされてしまいました。

こうして敗北。
プレミは2ターン目以降の判断で、単に先制技で縛りに来るポケモンに対してのでんじはだったり、伝説二匹に強いボルトロスを雑に扱ったりしたところもあって、またガルーラが珠ガリョウを耐える調整なので(183-130)、ガリョウを耐えてBが下がったレックをおんがえしで落とし、ボルトロスを守らせることで被弾を抑え後ろのグラードンに備えるか、2ターン目以降にもボルトロスが被弾するのを恐れニンフィアに集中するべきでした。

ダメージを受けてはいけないと思ったのと、先制技があるので取れるわけでもないテンポを取りに行こうとしてしまったのが敗因で、早いうちにダメージ防ごうとした結果後々ツケが回ってくる試合となってしまいました。

ガルーラに関してはガリョウ+ハイボで落ちるのなら落ちてくれた方がニンフィアの石化圏内から逃れられ、テンポを取られずに退場できていたので、そこからグラードンを展開し雑に削り、後ろのグラードンを迎えてからはふんかでクレセリアを削りつつボルトロスカイオーガグラードンを処理し、クレセリアを削り切るルートを取れました。
しかし、クレセリアのこごかぜでボルトロスのSを下げられたり、クレセリアが残ってもくさむすびで削り切られたり、グラードンくさむすびで削られるせいでふんかのダメージが下がりなかなか削れなかったりと、終盤のクレセリアニンフィアグラードン)VSグラードンボルトロスカイオーガ)でも勝ちきれない状況だったので、そこまで進めたとしても厳しかったのかなと思ってます。
レックウザがしびれてくれと動いている時点で不安定だし、レック集中をしたターンはレックがしびれてくれたからいいものの、しんそくグラードンに打ちふんかのダメージを下げようとしていたようだったし、ボルトロスに打たれても倒せないし、なんなら噴火でニンフィアが落ちると思っていたからレック集中をしたのでしびれ前提ならニンフィアに集中するべきでレックを場に腐らせておくべきでした。

プレミしかないゲームをこの場でやってしまいかなり萎えましたが、事前に想定していなかった結果の迷いだったので事前の練習が肝心だと強く感じました。


ヴァイスシュヴァルツ

・BCF2016札幌地区

使用デッキ デレマス(門扉)

予選4回戦で相手はミルキィ。
相殺をしっかり握ることができてレベルアップを迎えるも赤がなく、仕方なく扉をレベル置き場に置きました。
相殺2面を並べダイレ面を貰いながら動けたようで、じりじりと詰められ結局止まらず負け。
置いたCXが悪かったのは目に見えるミスでしたが、相殺は3500~4000しか出ないので、CXフェイズ開始1000パンプ+シャロ1500パンプ+CX1000パンプで5000を出されるので、2面固めても1面はレベル0に踏まれてしまう状況になりそこまで相手に負担をかけられないことに気づきました。
レベル0でなんとか切り抜け、踏まれた返しに相殺をぶつけることでその場しのぎをする、のが丸かったです。

決勝戦。相手はTP。
レベル2に入ってからTP凛+李衣菜で盤面を操作出来ている状況。ここでダイレ面に出すアタッカーを悩んでいて、赤相殺が手札にいたのに、ストックが足りなかったわけでも収録中テキストを使いたかったわけでもないのに収録中を投げてしまいました。
収録中以外のアタックは止まり、返しにストブを打たれ加蓮対応で手札を補充されてしまい、POS凛につなげられてしまいます。
結果はハナコがあるとはいえしっかりヒールを握れていたわけではなく3-1までしか返せず、連パンされるもソウルを2-4-4-5-5スタートにさせることに成功。4を通し2でハナコを打つも止まり、5を通されて負けた結果になりました。
道中もっと安定した動きをするべきだったし、構築力やプレイはそこまで高くないプレイヤーだったので負けたのが本当に悔やまれます。
権利がかかっていない大会だったものの、当時信じたデッキを上まで立たせて上げられなかったのは残念でした。


ポケモン

・WCS2016(VGC:Day1)

今年はゲームで参加。権利は取れたもののTAは取れなかったので自費参加。

序盤はなんとか5連勝を決めるも、その後3連敗を決め、Day1はぎりぎり通過ならずでした。
負けた試合はガルドータグラカポゼルネボルト、ガルゼルネオーガバレルアロー@1、ゲンガーアローグラカイクレセクチートの3つ。

ガルドータではガルグラ選出を決め圧力をかけられるはずだったもののカポエラーねこだましで崩されてしまう。
2戦目も同じような展開でなんとか勝利。
3戦目も同じような展開でカポに荒らされ負け。
勝ち急いでいたのか、後発ねこだましの動きを意識できていなかったのか、動きがだいぶ甘かったです。

ガルゼルネオーガバレル相手はひたすらガルゼルネに荒らされスト負け。でんじはグラを最大限生かしていける相手だったはずなのでうまく選出を立てられず負けてしまいました。
途中わからなくなりガルガル猫+ドーブルダークホールをしかけ同速で負けてしまったので完璧に勝ち急いでいました。お願いプレイはただ運ゲーなだけではなくて、思考停止してしまうためにその他で見落としが出るのと、2回勝たないといけない点も踏まえると良くない選択です。

ゲンガーアローグラカイ相手はゲンガーが辛すぎてうまく思考が働きませんでした。
スト負け。
中途半端な動きをせずに集中してなんとかお茶を濁し先につなげるプランを立てるべきで、この時は全部をいっぺんに処理しようとして泥沼にはまっていました。


【雑感】

結果的にそうだった、というものをまとめてなんのためになるかと思うこともあるかもしれませんが、当時の自分が最善の選択だったのかを確認することは決して無駄ではないはずです。
昔の自分の間違いを振り返って今の自分になったのか、振り返らずにひきずっているのかが分かれば、それは自分の癖になってしまっているはずなので真っ先に改善する対象になるからです。

だって、「過去」は「今」を作っていて、そして「未来」は「今」の延長なんだから。この記事を書いている「今」も大切に、しっかり反省するべきです。

ワンキルを食らったとか、どうしようもないものもありますが、今後構築を組む上で、自分中心の視点で組んでしまうような場合でも、前の失敗がきっとどこかで生きてきて、先走るのを止めてくれるきっかけの一つになってくれるはずです。

最近で思うところがあるとすれば、2016年の全国大会、世界大会で、事前の練習の大切さです。今回は急いで構築を変えたので仕方がない部分もありましたが、それを言い訳に終わるべきではないし、移動中1秒でも多く調整に使うべきでした。
それなのに5度目の世界大会だのいって浮かれて交換に食事にと遊び更けていた結果だったと思います。

ヴァイスでも後々見直せば、と後悔するようなプレイをしてしまっていたので、やはり事前に場数を踏んでおけば解決できた事案だったのかなと思います。
色々な対戦ゲーム、そこでプレイする様々なプレイヤーの考えに触れるのも重要ですが、最終的に個人戦ならば自分の力にできるように、いつでも発揮できるように頑張るべきだし、これだけ反省を重ねているわけだからそろそろ納得のいくシーズンを迎えたいところです。

昔と今を比べても、使うデッキの選択肢はそこまで広がっていなく、というよりも環境デッキと呼ばれるものを一通り吟味したうえで信じたデッキを選択するならまだわかるが、好みで一つのデッキを使い続けて終わるシーズンが非常に多く見受けられるのでここは次に繋げていきたいところです。

今のWGPに向けてのヴァイスは門扉を捨てTPを使用しているものの、化やアクセル、DCやおそ松などのデッキは触りもしていないので、相手にした時に嫌と感じる行動は自分で実際に使ってみる方がわかりやすいというのに放棄している現状は解消したいとは思っています。
ヴァイスも周りの環境には恵まれているのでなんとか活かしていきたいです。他のことに甘えずに1か月後の札幌地区を迎え満足できる形で終わらせたいです。

後はポケモンをはじめとして、効率を求めすぎるせいで回りに頼ることが多くなっているので、自分で構築を組むことで構築に対する理解度は当然高くなりやすいのでもっと考えてプレイしていきたいです。人間は考える生き物で、誰かのロボットではないわけですから。

全体的に昔に比べると、思考速度や発想力が衰えていると感じているので、高校の時のチャート式でもやり直そうかなとか、知り合いが高校受験で高難度の図形問題を解いていたので一緒に解いてみるとか、集中力が欠けて物事を長く続けられなくなってきたのでランニングでもしようかな、とか、対戦面以外のことでも取り入れてもいいのかなと思うようになりました。
過去にやってきたことやおろそかにしたことをなぞるのは新規の発想にはつながらないものの、それで現状の問題点が少しでも解消するなら、それこそ2,3年先まで見るのであれば、急がば回れ、で取り組んでもいいのかなと思いました。

目に見えない形やすぐには実感しにくい形で積み重なる努力でも、目標がある努力であれば努力に対し達成感が沸くので精神衛生的にもいいはずです。


【年ごとの反省まとめ】

2005年 情報量と構築力の関係でやむなし
2006年 エネルギー転送の採用など、意味を見いだせてもメリットとデメリットを比べるべき、プールを再確認するべき
2007年 絶対的な自信があるときこそ大会方式などの確認をし見落としを防ぐ 
2008年 自分で信じた構築を選択するべき(この大会は決勝トナメで負けて悔しいと感じなかったので)
2009年 仕方ないワンキルはあったとは言え中2なりに頑張れていたとは思いますが、最終的にデッキ基盤は他の方にお願いしたので採用圏内のカードの見落としがあった 環境が想定できない状況での特殊勝利のデッキを使用するリスク
2010年 甘えた気持ちで参加しないこと もう経験値的に許される年ではないはず
2012年 しばらく離れていたわけでもないのに、発想力が乏しく新規のデッキを考察せずに自分を信じすぎていた
2013年 運に折れない、相手を見下さない、デッキとプレイングはとても自信のあるもので他人に力説出来ていた
2014年 コンセプト遂行など自分で構築を組み実践はできていたものの安定度との天秤をかけることが抜けていたり、練習量が少なかった
2015年 他のビルダーのデッキコンセプトの影響からオリジナルのデッキを自分らしく仕上げることが出来たが、世界大会の詰めが甘かった年でこれも精神的な甘さが出た 寝ても覚めてもポケカのことばかりだったのでリアルをあまり意識できていなかった
2016年 最後まで自分で作ったポケモンの構築を仕上げきらなかった 選択の遅さと練習時間の足りなさが大いに響いた その原因となった他のゲームに対しての浮気(5月から始めたsplatoonや7月のヴァイスの地区大会)の影響が大きかった 深く考えたくない、考えられない体になってしまっていたと感じてきた


【今後に向けた意識】

・上を目指すために時間をかけてプレイするゲームの数は絞る
・絞り切れなくても、やる時とやらない時のメリハリをしっかりする
・しっかり思考、努力をする
・努力に対する満足で自分に言い聞かせをしない
・努力、学びを楽しむ(成長している自分に達成感を感じるようにする)
・そうできるための環境づくりを続ける
・理論で通じないことにも数を重ねて習得する
・1回1回を大事にできるように集中力を上げる
・集中力を上げる取り組みをする
・自分に厳しく、食事などのペースを意識する
・メモ、ノートを作り記載する
・だらけ癖を無くす

【おわりに】

人間は考える葦であるという言葉があるように、他から構築を貰って回す機械になったり、逆に考えすぎて本質を見落としたりはしないように、しっかり考えて柔軟に効率よく考えたいです。
とは言っても最近だと声優などのライブにはまってしまっていて、これ考えてないよな?と感じることもありますが、好きな遊びを発見できたことも一つのきっかけだと思い、ライブを通じて人との交流など他にどんな生きることがあるかを考えたりもしながら、考えながらも型に捉われすぎずに生きていきたいです。