たっぴーのシールぴた~

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【WS】デレマスのグッドスタッフのマリガンなど

今回は以前投稿する予定だった、BCF使用デッキについての解説です。

マリガン、立ち回りの順にお届けします。

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BCFで使用したデッキリストです。
tappy.hatenadiary.jp


●マリガン
マリガンでは、トリガーした時に控えに落ちていないと効果をなさない扉と門を採用しているためなるべく切ります。

・先攻
基本的にレベル0をキープ。ハナコは切ります。練習中李衣菜は他の4枚が完璧であれば残してもいいですが、扉の期待値もあるので切ることが多いです。切らないと困った時にクロックに置くことになり、扉で拾いにくくなる場合があるからです。
手札にCXがたくさんある場合は、重なったレベル0のアタッカーも切ることがあります。
門は2枚あれば1枚キープ、1枚であれば切ります。
ユッキがあって他にストックを消費出来るカードがあまりないと判断した場合は門を2枚とも切ってもいい時がありますが基本的には1枚残してよさそうです。最悪無駄にストックを消費することも出来るので。
美波が2枚ある場合は他のレベル0の引きの状態にもよりますが、1枚は切ります。1枚のみであれば切ります。

ex.
三村 かな子
櫻井 桃華
赤城 みりあ
新田 美波
みんなのリーダー

捨てるカード...新田 美波みんなのリーダー

0のカードの引きが強く、美波に対して控えにも山にも触ることが出来る状況です。手札は充実していますが、扉と門を噛むことを考えて美波とCXを切ります。
マリガン理由は
・先攻1パン後攻3パンをして押していく上で、0のアタッカーがあと2枚欲しい
・0のアタッカーは最悪オカ研から持ってこれるものの、美波などをサーチしてきたほうがいいことが多いため引きに行く(マリガンで0を引かないリスクもあるが、どちらにしても美波に触れる状況なので、扉のトリガーとを意識して切る)
・初パンのアタッカーを引いてきて相殺を残せることで、返しの移動込2パン等に対しても移動を踏みに行きやくなる
・ちゃま相殺はダイレ面に投げて島風ケア兼ストックを増やすのに使ったほうが得なので他の0も引きたい
・横をあらかじめ切ることで、CXを2枚目以降引いてきた時のケアが効きやすい(1帯のクロックに置かなくて済むが2ドローと小梅頼りでやや不安だが)

などが挙げられます。
山を削る点では美波が絡むことがほぼ見えているので誤差に感じられるのでそこまで強くは意識しなくても大丈夫です。

デッキの基軸である美波連動を確実に決めたいから門は残すという人もいますが、CXを触りに行けるカードはたくさんありますし、切らないことは機会損失に繋がると思っています。

仮にそのまま噛まなくてドローでも回って来なければキャンセルするか集中が当たるかどちらかに傾いてくれますし、機会損失をケアすることに対してデッキ全体でCXへの干渉が可能なので十分切ることはメリットに繋がると思います。
またデレマスは山を削ることに長けているので、キャンセルした後は山ケアに重点を当てる選択肢に繋げられます。

ちなみに初パンと3パンで合計4パン、ドロー2回とクロック2ドローで6枚見える10枚+小梅の4ルックで門を手札に拾ってこれる確率は計算してなくて、感覚と理論だけです。



本田 未央
本田 未央
練習中 李衣菜
新田 美波
KBYD 友紀

捨てるカード...練習中 李衣菜新田 美波KBYD 友紀

0のシステムを探しに行くために、最低限のアタッカーを用意して他の0は切ります。
扉を引いていれば多めにマリガンをしたくなるので本田 未央を切るのも考えますがこの手札であれば残していいでしょう。
練習中 李衣菜はそのうち余裕ができたら扉か集中で拾っておきます。


最高のチーム みく
S(mile)ING!
S(mile)ING!
マイファーストスター 美波
マイファーストスター かな子

捨てるカード...S(mile)ING!S(mile)ING!マイファーストスター 美波マイファーストスター かな子
CX1枚は収録中の回収のために残したいですが、門をめくった時に入ってくることが多いのと、初パンのアタッカー供給を考えると切ってしまっていいです。CXが多く見えているのでマリガンを多めにしたいのもあります。小梅も同時にあれば控えにカードをたくさん落として収録中の選択肢を増やせるので扉も握ってよさそうです。


・後攻
基本的にレベル0をキープ。システムがあれば美波も切っていいです。
速度が早く、美波のパワーラインが必要な相手だと思った場合は門をキープしてもいいですが他の手札次第では切ってしまってもいいです。
横を引きやすいデッキですが、相手のマリガンの横の見え方次第では門であれば抱えていいです。手札の損失をオカ研で補えるのであれば貼っていきます。


ミルキィやチアダンス 相楽エミ互換入り艦隊(この当時は環境にはいませんが)と判断した場合であれば切って相殺を探しに行きます。

対ミルキィ、艦隊(後手か、公式大会決勝トーナメントで相手の使用デッキが分かっている場合)
櫻井 桃華
赤城 みりあ
マイファーストスター 美波
新田 美波
みんなのリーダー

捨てるカード...マイファーストスター 美波新田 美波みんなのリーダー
ミルキィ相手は主にマイファーストスター かな子を探します。

艦隊相手はテンポを取りにくるドジッ娘暁型駆逐艦2番艦 響をストック相殺してしまいたいので本田 未央を探します。

KBYD 友紀
新田 美波
みんなのリーダー
みんなのリーダー
S(mile)ING!

捨てるカード...
先手:
みんなのリーダー
S(mile)ING!

後手:
みんなのリーダー
S(mile)ING!
新田 美波

面を固めにくることと0が少ないことを考えてユッキはキープ。
先手であればよほど面を固められない限りユッキ込み美波を狙いにいけそうなので残します。
後手の場合は0キャラを割るために0を引きたいのと、後手の展開だと面を固められてユッキですら届かないと怖いので、美波も切って必要に応じシステムから拾っていきます。



●立ち回り

・0レベル帯

先攻なら1パン、オカ研3パンまで繋げます。
アタック箇所はこちらに移動があるので中央を開けてもいいですが、2枚しか入ってないので相手が中央移動の入っているタイトルであれば中央でアタックしても良いです。
中央にキャラを置かせたほうがかな子次第で同値を取りやすく島風の餌を作りにくくできますが、踏み越えるか同値を取るかはかな子を握れているかどうか、または相手のマリガンの状況次第で決めます。

CXを噛んでもいいようなマリガンをしているのでアタック数はなるべく甘えないようにしたいです。また、ストックを使えるオカ研集中は大切にしましょう。

集中と手札の質が悪い時のオカ研は握ったままのことが多いですが、それらを除き0でのアタックを渋ったりはせず、基本は先攻なら1パンオカ研3パンです。
手札の0の枚数が厳しい場合はオカ研で移動を持ってきて2パンで凌ぎます。
オカ研のサーチについては相手のタイトル次第で、レベル1に重点を置くかレベル0でテンポを取らせないか決めます。
オカ研を2枚以上引いた場合でもレベル1帯で使ったり、パワー相打ちを取りにいくことで島風の餌を消したりできるので相手のタイトルや自分の手札を意識して残すか使うかの判断をします。



・1レベル帯

美波多面をして手札を増やしながら山を崩します。
相手を踏むカードとして美波を使う場合は先上がりであれば残しますが、後上がりで相手にレベル0のカードが並んでいる場合であっても山次第では使います。
山を崩す動きと手札の選択肢を増やしに行きつつ、門を噛んだ時は門を回収してリフレッシュを迎えた後、集中を多面して美波を回収して再び美波でアドバンテージを獲得しに行くことができます。
リフ後のターンのドローでCXを引いてしまった場合では集中が当たりにくくなりますが、収録中を握っていればCXを美波に変換して、CXを引いてしまったがために弱くなった山を再構築しにいくことも可能です。
美波の4ルックでは主にTP凛と李衣菜の回収を意識して2レベル帯に繋げることを狙います。

美波のルックでは山の残りCXの枚数も重要で、途中で山のCX率が高くなった場合には止めることでキャンセルに回すように出来ます。
また、ストックに噛んだカード、控え室のカードを見て山に残っているカードを推測し、有効札がどれだけあるかの割合を考えてめくることが出来ます。山にあるカードを把握できていれば既に欲しいカードがめくれていたら止めるなどがしやすくなり、少しずつ意識していくことで慣れていきます。
1週目の山では4枚見ることが多いですが、下にCXが固まっている場合などは強い山を無理に壊す必要もないです。

6~7枚のうちにCXが2枚残る場合などは理想的で、CXを打ってくれると自分から山を掘りきらなくても2キャンはしてくれることが多いので、ターンが帰ってきた後にCXを処理する労力が無くなりますが、9~11枚のうちにCXが3枚などになる場合であればリフ前に小梅などを打つなどをする必要があるので、美波の4ルックで回収するカード以外にも残りの山の枚数と次に受ける打点、食らった後の山状況も意識してプレイする必要があります。
とは言え、1週目であればよほどの場合でなければ小梅は使わずに集中で手札に還元してしまった方がいい場合が多いです。状況に応じて見極めていきましょう。

・2レベル帯
Trancing Pulse 凛の早出しから練習中 李衣菜で盤面を制圧することを狙います。
特に意識したいのがTP凛の移動範囲で、なるべくダイレ面を開けたほうが移動の範囲が広がるので、パワー相打ちを積極的に狙っていきます。
レベル1帯では基本的に返しにパワーの高いキャラを立てないのでほとんどの場合は面が帰ってきます。
ここに各種相殺系カードやオカ研の500パンプ、CXなどを組み合わせて盤面を開けに行きます。ダイレクト枠ができていた場合は櫻井 桃華を投げることでTP凛がCX連動などで踏まれるような場合であれば移動の枠を空けることができます。
移動させる場合は相手の盤面次第で変わります。
・TP凛を踏みに来る場合であればTP凛を逃す
・TP凛が踏まれていない場合で、ダイレ面にパワー4000未満のキャラがいる場合であれば練習中李衣菜を前に出す
(レベル応援の効果が一時的に無くなるのでTP凛の前が9000(中央であれば10500~11000程度)を超えていないことに注意)
・TP凛がどちらの移動枠にも踏まれていない場合でダイレ面にパワー4000以上のキャラがいる場合で、次もこちらの面を空けて移動の枠を作りたい場合は、
櫻井 桃華最高のチーム みくがあるかどうかを確認する
・闇雲に相手のキャラのパワーが高い方に移動させるのではなく、手札や山のカード、集中を打つか否か、CXを打つかどうかを検討しパワー同値を取りやすいキャラを残すように移動する
・卯月の餌を作らせたい場合は、TP凛の前でチャンプしてくるレベル3から逃げたり、むやみにパワーが勝ってるからと言ってレベル3の前に凛を移動しない(アナスタシアの場合も同様)

など、場面によって選択肢が分かれます。


この並びで可能なことは、
・TP凛が中央で美夏をケアせずに相手のキャラを踏むことが出来る
・返しに横に移動して相手のアタックを弾ける
・横にダイレ面ができるので、余ったレベル0のシステムなどをパワーを意識せずに投げられる
・中央にキャラを残させてまた踏むことで美夏の警戒をする必要がない
・中央をキープさせ続けるとソウルが1-3-1になるが、中央を一時的に空けて中央のキャラをTP凛で、作ったダイレ面にシステム等を投げるのでソウルが1-2-2になり綺麗
・早出しのレベル3でTP凛が踏まれるシーンも交わすことで相手のソウルを崩せる(ダイレ面が1つだと2-2-1の状況から1-3-1にずらせる)
・、TP凛が毎ターン帰ってくるので手札消費の抑制、手札消費が少なくなることによる山の作りやすさ(手札から余計なカードを使わなくなるので手札圧縮がかかる)

当然移動をするために面を開けるのでダイレ面が出来て、総合的なソウルが大きくなってしまいますが、これらのメリットがあるので気にならないことが多いです。
早出しの条件が軽い点と、ダイレ面にキャラを投げる場合でも櫻井 桃華最高のチーム みくによってまたダイレ面の形成をしつつアドバンテージを稼げる点でもケアが効いていますし、そのケアですら効率の良いケアであって、プラスの面が非常に噛み合っています。


・3レベル帯
早出しをしたり山管理にストックを割いた場合だとレベル3を多面したりヒールを連打するストックの余裕は無いことがありますが、道中のアドバンテージやシステムのカードを使いながらうまく立ちまわっていきます。
卯月とアナスタシアの連パンは対応範囲が違うためシナジーがあり強力です。
基本はヒールである卯月を多く投入し抱えることで、練習中李衣菜のリバース要求キャラからの退避と合わせて回復耐久を狙う選択肢にも繋がります。
リフ前の扉は切るか貼るかしてしまっても、オカ研究小梅から持って来れる機会もあり案外なんとかなります。
ただ基本は卯月が踏むカードにもなるし引けなかった時のリスクが怖いので、握り続けるのが無難です。


以上で解説を終わります。構築の推移なども書く予定でしたが、次の記事で書きます。