たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

【WS】札幌地区使用デッキ 青赤GF

札幌地区で使用したデッキ、【GF】を紹介します。


【デッキレシピ】


[15:Level0]

4:《風が強い日 村上文緒
3:《ミラーガール 見吉奈央
2:《素直が一番 鴫野睦
1:《好機到来 椎名心実
1:《浮輪危機 不知火五十鈴
4:《トロピカル 夢前春瑚


[13:Level1]

4:《シッカリ確保 椎名心実
2:《楽しむ姿 鴫野睦
2:《自由研究 上条るい
2:《花火下の花 千代浦あやめ
2:《シャボンの中 鴫野睦
1:《熟考配置 飛原鋭子


[3:Level2]

2:《ミラーガール 椎名心実
1:《お菓子作り 玉井麗巳


[9:Level3]

3:《怜悧な輝き 神楽坂砂夜
1:《ど忘れ少女 村上文緒
1:《花は桜木 不知火五十鈴
4:《オバケ南瓜 笹原野々花


[2:Event]

2:《真心込めて


[8:CX]

4:《チアダン
2:《クールメイド
2:《仲良し【芽以&秋穂】



【前書き】


自分が構築を組む際に、構築を尖らせがちで多少安定性を損ねても枚数を散らし、動きの幅を広げることでデッキパワーを上げることを意識して構築をすることが多いです。

しかし、ヴァイスでは基本的にデッキの方向性を決めるために枚数を厚くしつつ、最低値を引き上げて負けない動きをするほうが最終的な勝率が上がると言われてきました。

しばらくヴァイスをするにつれ、強力なレベル3が存在している現在の環境では、その考えが通用しづらいと考えるようになりました。
特に全体的にデッキパワーの高い【ToLoveる】【GF】における《金色の闇》《ど忘れ少女 村上文緒》の2枚のカードがこれに当てはまると考えます。


ここで構築の方針を考えた時に、「下を押し上げる」と「上を伸ばす」この2つを吟味しました。


まず「下を押し上げる」についてです。この考え方は「負け筋を減らす」「リスクを取らずに安定性を上げる」この2つに該当します。
例を挙げるのであれば《ホワイトデーのお返し》の採用。
チアダン》を使える時に《シッカリ確保 椎名心実》をサーチしたり、集中ではサーチすることのできない《お菓子作り 玉井麗巳》に触ることができます。

釣果上出来 神楽坂砂夜》は、《シャボンの中 鴨野睦》をサーチしたり、最終局面で欲しいことの多い《熟考配置 飛原鋭子》、集中などでは触れられない《お菓子作り 玉井麗巳》のサーチができたり、手札のCXカードを切るカードとして使うことができます。


次に「上を伸ばす」についてです。この考え方は、「リスクを取ることがあるものの、成功したメリットが大きい」に該当します。
例を挙げるのであれば、《浮輪危機 不知火五十鈴》の採用。
トップチェックを行うことで安定性を取る動きにも思えますが、レストコストが集中と競合すること、確実にアドバンテージを生むとは限らないこと、1500カウンターを複数枚搭載しているのに後列パンプを持たない後列カードであることなどがコンセプトとマッチしていないなど、リスクを伴っています。

その他のカードに関しても当てはまる部分はありますが、この3枚は採用するに当たって、特に構築者のプレイ方針が現れると思いました。


今回使用した【GF】には《ど忘れ少女 村上文緒》を採用していて、cip回復と5点バーンを叩き出す《オバケ南瓜 笹原野々花》も強力です。
5点バーンだけではなく《オバケ南瓜 笹原野々花》は絆サーチからのcip1点回復なども踏まえると、赤のカードながら安定して手札に加えることが可能で、そのため「下を押し上げる」、「上を伸ばす」2つのプランのどちらも取りやすいです。
そのため、上下どちらに寄せてもあながち間違いではないと思いました。

どちらに伸ばすかを考えた時に、今回は「上を伸ばす」ことを意識しました。理由としては《ど忘れ少女 村上文緒》の存在が大きいです。
怜悧な輝き 神楽坂砂夜》などで有利な盤面を作れずに弱い動きをしてしまっても、最終的に《ど忘れ少女 村上文緒》が取り返してくれることが多いためです。


また、ヴァイスシュヴァルツは基本の動きを遂行することを重視よりも、想定外の場面でどれだけ臨機応変に動けるかが勝負の鍵を握ると感じました。
その場面において、下を押し上げる動きで解決しきれるとは限らないと思い、強気な動きを通してワンチャンスを掴みに行きやすいほうがこれまでの経験上良いと判断したので、「上を伸ばす」考えを残しつつ組みました。


そのため長い目で見た場合の勝率、リスクとリターンが必ずしも釣り合っていないことがありますが、はじめたばかりなのもあり真髄を分かっていないこと、プレイングミスを強い動きで取り返せる機会を作りたいこと、またネオスタンでの優勝を狙っていたので、強者相手に対して強気な動きを通さなければ勝てないなどを踏まえて構築しました。

先ほどから好みと言っていますが、厳しいシーンで諦めるよりかは最後まで希望があるほうがカードゲームは楽しいだろうとのことでこの考え方をしています。
最終的にこの形が自分の好み、使っていて楽しいだろう、使いたいカードを使いたいなど先述外の理由も相まり、この50枚で使いました。
この辺りの性格がデッキ構築に出る部分については改善の余地があり、それがわかってきたので、また別途記事にしたいと思ってます。


尚、GFのことだけを指していることでも、ここではわかりやすいように【GF】と記載します。

ヴァイスシュヴァルツwiki - 用語集(あ~わ)
ある程度補足もしますが、こちらに書いてあるような簡略された語録を用います。

記事を書くにあたって、普段プレイしている人には当然なことや効果を書き連ねることがありますが、この2ヶ月で得た知識と、どういう視点で捉えていたかの考え方をメモしておくために記事を書いていることもあります。飽きてしまうかもしれませんがご了承ください。

また、互換名で記載されていることの多いヴァイスシュヴァルツの記事では新規参入者にとってわかりにくいケースが多く、自分自身も始めた時にそう感じたので、カード名や互換テキストをなるべくわかりやすいように書くようにしました。

それでは個別解説に移ります。



【解説】

4:《風が強い日 村上文緒
f:id:tapiokatappy:20151215190619j:plain

終始腐らない神カード。【GF】を使う理由。
ストックを消費出来るシーンであれば上の効果(以下トップチェック)→下の効果(以下コンソール)で欲しいカードを探しに行き、そうでないシーンであればアタック時にストックに送られるカードをなるべくCXカード以外に(以下噛まないように)したいため、コンソールから選びたいです。

トップチェックでストックに送られたくないCX等のカード以外が山の上にあるのを確認しアタックすることで、質のいいストックを貯めることができます。コンソールでCXをキャラに変換出来ます。

レベル1に上がる前に1で使うカードを引いてきておくことでゲームプランを確立しやすい他、前列のアタッカーを減らしているため《トロピカル 夢前春瑚》に触れられると強いです。これにより手札の質を上げていきます。

集中の前に使うことで、CXカードを山札の上に乗せて集中をヒットさせる動きもします。

後述の《浮輪危機 不知火五十鈴》と合わせることで、手札のキャラをCXに変換しやすくなります。

いつ引いても困らないので4枚。


3:《ミラーガール 見吉奈央
f:id:tapiokatappy:20151231170229j:plain

2レストの山サーチ集中。返しに全体500パンプ。
レベル1に上がった時に6500ラインのキャラを3面並べたいので、その前に引いて置きたいので多めに採用。

また、レベル2に上がった後に《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》の返しのパワーの高さから相手にダイレクト面が出来る機会が多く、その際に後列にある《ミラーガール 見吉奈央》をダイレクト面に出す動きが必要になる場合があり、その後また集中を使いたいシーンもあるため多めに採用しています。

場からカードを消費し手札を温存しておくほうが後々の選択肢が増えるため、枚数を増やしておく理由に繋がります。
このデッキにおいては《ミラーガール 椎名心実》の絆コストや《花は桜木 不知火五十鈴》のCXサーチのコストで使います。

特に《ミラーガール 見吉奈央》をダイレクト面に出す動きになる時は、レベル2のうちに《ミラーガール 椎名心実》を出して置きたいシーンが多いです。リフレッシュ前に手札のCXカードなどを控えに落としたい場合や、リフレッシュ後は控えに《オバケ南瓜 笹原野々花》が落ちない場合や、ストックにCXカードがある場合、レベル3キャラに対して有利なレベル2キャラのパワーを考慮した際にを先に出すことがある時に後列が圧迫されるためです。
また、もう1枠の後列には毎ターンCXカード以外のストック(以下純ストック)を作ることに貢献できる《浮輪危機 不知火五十鈴》を後列に置きたいシーンもあります。


序盤から引いておきたいカードでもあり多めに積みたいカードですが、起動コストがキャラを2レストする点、《花火下の花 千代浦あやめ》《ミラーガール 椎名心実》のレストパンプと相性が悪く、2の途中ではこれらの2枚のカードをレストする機会が少ないものの集中を使いたいシーンが必ずしもあるわけではないこと、《風が強い日 村上文緒》《真心込めて》《トロピカル 夢前春瑚》で手札に加えることもできるため、他のカードの枚数との兼ね合いで3枚の採用になりました。


2:《素直が一番 鴫野睦
f:id:tapiokatappy:20151231170236j:plain

このカードの前のキャラに500パンプ(応援)を持ち、このキャラを退却することで(0コスト)擬似アンコールを可能にするキャラ。

怜悧な輝き 神楽坂砂夜》を起用していく上で相性が良いです。
自ターン中にパワーを上げるカードはこのカードの他に《花火下の花 千代浦あやめ》《ミラーガール 椎名心実》と少なく、《シッカリ確保 椎名心実》で相手をリバースし、リバース時サーチを持つキャラの効果(以下《島風》)をなるべく使うために相手次第では残していきます。
また、《ガウル・ガレット・デ・ロワ》互換(以下《ガウル》)+特徴パンプ2体における7500ラインに対し、このカードと《楽しむ姿 鴫野睦》《自由研究 上条るい》、(全体パワー+1000,ソウル+1)のCXカード(以降1000-1)で、パワー8000を2面作ることが出来るため、7500ラインを作ってくるタイトルの中で1000+1000の振り分け可能な助太刀の入っている【ギルティクラウン】等以外に対しては上から踏みに行く選択肢を取ることが出来ます。

怜悧な輝き 神楽坂砂夜》を守るために後列に置いた後《ミラーガール 見吉奈央》に対して擬似アンコールをすることで場に残すことが出来ます。そのため、このカードが場にあれば、手札に《ミラーガール 見吉奈央》が無いシーンでもダイレクト面に出しやすくなります。


怜悧な輝き 神楽坂砂夜》は《帰ってきた笑顔 美夏》互換の助太刀(以下《美夏》を警戒して基本的に他のキャラよりも先にアタックすることが多く、キャラの前ではサイドアタックをすることが多いため、《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》自体のアタック自体を《美夏》では止めさせません。


他のキャラのフロントアタック時に《美夏》を使われた場合には《ミラーガール 見吉奈央》を擬似アンコールできなくなる場合がありますが、ストックを消費しているぶんアドバンテージを獲得しています。
相手がストックの上から3枚にCXがあってリフレッシュ前で控えに落としたいなどの場合で《美夏》を使いたいシーンがあった場合は、場に《素直が一番 鴫野睦》がある場合でも他のキャラもフロントアタックをしないことで解決できます。


ミラーマッチでは《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》を複数枚出すことが想定されます。
お互いが《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》を2枚以上出すと、どちらか片方は《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》の前でサイドアタックを余儀なくされるか、フロントアタックで自らを控え室に送る選択肢を取らざるを得ません。そこで《素直が一番 鴫野睦》が有効に働き、ダメージを通すためにパワーが負けつつフロントアタック(以下チャンプ)をして擬似アンコールで面を残しつつ、相手にも同じ状況を強いることが出来ます。

自ターンにパワーの上がるカードですが、行きのパワーを超えていても相手が助太刀を使うことを考えるとこちらは面を残すことを重視してサイドアタックをすることが多いので、行きのパワーよりはレベル1キャラの返しの6500ラインのパワーを3面とも引き上げたいことが多いです。
また、《素直が一番 鴫野睦》では返しのターンで2面しかパワーを引き上げられないため他の全体500パンプを持つカードを優先しがちだったり、ミラーマッチのレベル2などを除けば用途的には1枚あれば機能するため、必要な場面でサーチしてこれるようにすることを踏まえて2枚での採用。


1:《好機到来 椎名心実
f:id:tapiokatappy:20151231170248j:plain

1コスト1クロック1ドロー、返しに全体500パンプ。《”オカ研会長”朱音》(以下オカ研)と同じような効果で、こちらはサーチではなくドローをすることから《ドローオカ研》と呼ばれます。手札を増やすことが出来るカード。

最も、このカードは手札を増やすために採用しているわけではなく、自身をレベル1に上げることを目的として採用しています。

好機到来 椎名心実》の採用率は一般的に低く、レベル1に上げるギリギリであるレベル0のクロックに5枚カードがある状態(以下0-5)でダメージを調整してくることがありますが、このカードとストックにカードが1枚あれば、クロック2ドローと合わせてレベル1に上げることができます。

相手側からするとトップのカードがわからないままトリガーチェックをするので不意にダメージが入る場合もありますし、《好機到来 椎名心実》までは想定しきれないという点を鑑みると、尚更採用することに強みが増します。

ヴァイスシュヴァルツというゲームはリフレッシュまでにほとんどのカードが相手に知れ渡るため、後半に初見殺しをするのはなかなか難しいです。不意を付くのであればリフレッシュ前、0帯からするべきだと思うので、それも相まってこのカードは見た目以上の効果を持っていると考えます。

先上がりを考える上で《風が強い日 村上文緒》のトップチェックで打点の管理がしやすく、確率は低いもののコンソールで《好機到来 椎名心実》を触れることを考えると先上がりを狙う上で相性が良いです。
全体500パンプも強く、レベル1から硬い面を作っていくこのデッキでは前列に6500の面を固めるため、後列に置いておくことで腐らず機能し圧殺の必要がなくなるのも有用です。

ストックを使う関係上、また0でのアタック数が少ない関係上《トロピカル 夢前春瑚》での回収は3ストック要求されるためやや厳しいものの、《ミラーガール 見吉奈央》の集中からサーチしてきて使うぶんには2ストックなためギリギリ使うことが出来る範疇です。
こちらはパンチ数を抑えているので、
先上がりが厳しい=相手がキャンセルしている=アタックしている=ストックがある
という状況を想定すると集中のストックは足りるはずです。

1投では集中から触りにくいのではないかと思いますが、このカードが欲しい状況において、
・アタック時にストックに行く
・クロック置き場にダメージで落ちる
の二点が主に考えられます。
前者については《風が強い日 村上文緒》でコンソール→トップチェックをした場合ではデッキボトムに送れば集中から触る機会が得られるため一応回避することが出来ます。
序盤はストックにCXカードなどを送りたくないものの、手札の質を上げたいことも多く、トップチェック→コンソールで動くことがあるので、そもそも《好機到来 椎名心実》自体を手札に加えることもできます。

浮輪危機 不知火五十鈴》でも触ることが出来ます。5枚目の《風が強い日 村上文緒》として、初ターンから使っていければスローテンポなゲーム展開だと1投でも引きやすいと思われます。

また、トップチェックで確認していた場合などを含めトリガーでめくれてストックに行った場合は純ストックになるため、拾うことを無視して動いても構わないです。


後者についてはクロック置き場に置かれた場合はそれだけでキャンセルせずこちらがダメージを受けたと考え、先上がりが近くなったと前向きに考えていきます。
好機到来 椎名心実》とCXカードでキャンセルしてしまった場合は仕方ないですが、最悪《仲良し【芽以&秋穂】》(以下《》)をトリガーすることで回収しつつ、《好機到来 椎名心実》の効果でストックのCXを控えに起きつつクロックを進めることが出来ます。

先上がりを重要視する場合では、対青赤GFのミラーマッチにおいて特にこのカードが輝きます。
早いゲーム展開をしてくれば先上がりが出来ますし、ドローゴーを繰り返したり《チアダンス》を使用してそのままエンドしてハンドバーストを軽減しつつストックを貯めながら相手にダメージを入れないという動きになればストックが溜まっていくため、集中から触れる機会も増えていきます。


1枚あれば集中や、《風が強い日 村上文緒》などから手札に加えられる機会が生まれるのでとりあえず1枚入れるところから始まりました。

それでも尚サーチはしづらいので、あくまでも選択肢の1つ、できたらいいねであり、他のカードの採用枚数を減らしたりしてまで投入するべきではないと思いました。
また、集中から触りに行く場合は2レストコストを払っているため、6500-3面を作りたいシーンではキャラを1体圧殺してしまいます。

動きの幅を広げることの出来る選択肢としての1枚。


余談ですが最初はこのカードの存在を知らず、《オカ研》と言えば《今日の役割 櫻井明音》しか知らなかったので、0-5で止まってキツイと話した時に「《オカ研》入れなよ~」と言われ、最初は冗談だと思っていましたが、ドローオカ研と言えど青の《オカ研》が存在していて驚きました。



1:《浮輪危機 不知火五十鈴
f:id:tapiokatappy:20151215211234j:plain

これは札幌地区でデッキシートを提出した際のお気に入りカードに書いたカードです。
各地区での入賞レシピを見たりしましたが、あまり採用されていないカードだと見受けられました。


採用に至って、後列に置くべきなのに全体パンプを持っていないカードですが、対【GF】(ミラーマッチ)、《文化祭 天都かなた》を初めとする、所謂【アマコン】等に相手に対して有用だと判断しました。

風が強い日 村上文緒》や自身のトップチェック効果でCXカードが見えた場合、自身のドロー効果でCXカードを引くことが出来ます。
レベル1で硬い面を作られた場合にCXを引いてサイドアタックの選択肢を取れるようになり、ダメージを与える場合に選択肢を増やすことができます。

この場面に限らずCXカードを引きにいけるし、逆にリフレッシュの前などに手札のCXカードをキャラに変換することもできます。

毎ターントップチェックを手札を消費せずに使える点が優秀で、試合が長引くにつれてトップチェックの回数を増やせば増やすほど純ストックが作りやすくなります。
GF】ミラーで純ストック、山を作りCXカードを引くことが大事な他、トップチェックで《チアダンス》がめくれれば、《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》同士の対面において《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》のサイドアタックで1点という選択肢を取ることも出来ます。


2レストは集中のコストと同じく1ターンに2回使うには厳しいので、《ミラーガール 見吉奈央》等と同時に並べて使いたいシーンを分けたり、手札に余裕があり山を崩したくないシーンであればトップチェックを毎ターン使うことを意識します。

怜悧な輝き 神楽坂砂夜》を2面以上出す場合はこちらのキャラを圧殺をするため、圧殺するキャラでレスト効果を使うことで、集中とトップチェックを同時に行う事も可能です。

怜悧な輝き 神楽坂砂夜》登場ターンであれば相手のレベル1のカードの助太刀圏内のパワーであることが多く、登場ターンであれば相手の面を割れていないこともあるのでサイドアタックをしますが、トップチェックでCXがめくれた場合はそのままドロー効果で引いてしまってもソウルが上がるため問題無いです。

ストックを1枚使うものの、《チアダンス》を引けると、ストックのCXを控えに置く機会を作りつつ《チアダンス》で純ストックとして補充することでストックの消費を±0で動くことが出来ます。

デッキボトムがCXだった場合は、1ドローの後1枚手札を捨てるので、捨てるカードを青にすることで《チアダンス》で置けます。

CXカードを打ってダメージレースを狙う上で手札の消費が気になり、その動きを助けるために《シッカリ確保 椎名心実》のリバース時サーチも行いたく、その点ではデッキトップの《チアダンス》を引いてこれるこのカードは理に適っています。

風が強い日 村上文緒》の5枚目のような動き方をすること、返しでパワーが出ないため他のカードを優先すること、トップチェックでめくれたCXカードが《チアダンス》ではなく1000-1だった場合で引く必要がない場合など、思い通りにいかないシーンはあるので欲張りカードだと思います。


普通に踏み合いをすると手札が枯れて集中を優先したりする機会が多いものの、序盤のプランでパンチ数を減らしていたり硬い面を作れるから、CXカードを打っていても手札が持つようになるので、【GF】の特権、【GF】である意味をもっと見出そうという意図での採用でもあります。



4:《トロピカル 夢前春瑚
f:id:tapiokatappy:20151231170315j:plain

控えに落ちた時2コストで控えからキャラ回収と、相殺効果を持つカード。
序盤はパンチ数を少なめにして先上がりを狙うため前者の効果は余り使いませんが、後者の効果はよく使います。
特に相手のキャラと相殺を取ることでこちらがダイレクト面だけになり、先上がりがしやすいです。
また、パワーが500なため、相手のキャラに大体パワーが負けるので、リバース時効果を持った相手に餌を残さなくなり、レベル1に上がる前には利用しておきたいです。

2パン以上する際に、最初のアタックでCXカードを噛んでもきちんと控えに落としきることが可能なため複数回攻撃する時はこのカード込で動くことが推奨されます。
レベル0の前列のアタッカーはこのカードしか入っていません。

オバケ南瓜 笹原野々花》のためにレベル3までにレベル置き場に赤色を発生させる必要があるので、それまでにこのカードを置くことを意識します。
後半抱え込んでいてもストックに埋まったカードを圧殺から回収したり、使わなくなっても手札を切る手段はいくつかあるため困らないし、色の発生のために敢えて抱えることもあります。

このカードが場にいると《シッカリ確保 椎名心実》や《楽しむ姿 鴫野睦》のパワーが上がらないこと、《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》の登場や《花は桜木 不知火五十鈴》効果の発動の邪魔になることがあります。
特に序盤のパンチ数を減らしつつハンドバーストを防ぐために後列に《トロピカル 夢前春瑚》を置いておくことがあるため、レベル1に上がりそうな時には注意したいです。

赤色の発生、0のアタッカーの枚数を考慮し4枚採用。



[13:Level1]

4:《シッカリ確保 椎名心実
f:id:tapiokatappy:20151215190607j:plain

6500面を作るカード。
チアダンス》を使いながら相手キャラをリバースで山から青のキャラをサーチ。
先にレベル1にあがった後は相手のキャラがレベル0なためリバースさせやすく、サーチ効果を利用しやすいです。
大抵の相手のレベル1のカードは6500以上のパワーを作ってくるか助太刀込みで6500以上に出来ることが多いため、その場合はサイドアタックをして、返しの面を強くすることを意識します。
花火下の花 千代浦あやめ》や《素直が一番 鴫野睦》で行きのパワーを上げて踏みに行くことも出来ます。
このカードを複数面並べ、相手キャラをリバースした後に《シャボンの中 鴫野睦》や《熟考配置 飛原鋭子》のカウンターをサーチする流れが綺麗です。


2:《楽しむ姿 鴫野睦
f:id:tapiokatappy:20151231170327j:plain

6500面を作るカード。《ガウル》互換で青のキャラの数だけパワーを上げます。

相手がバウンスのCXカード(以下《》)をトリガーした時に、後列のカードを戻されてパワーが下がる上に、盤面の青のキャラが減るので更にパワーが落ちてしまう危険性があります。
また、6500面を作るレベル1アタッカーを引けずにレベル0のキャラでアタックすることになる場合、相手の《島風》の餌になってしまうためチャンプすることがありますが、場の青のキャラが減ってしまいパワーが落ち、結局《島風》に踏まれてしまう恐れがあり、返しの面が高い【GF】の強みを損なう可能性があると判断しました。特にレベル0アタッカーで攻撃してダイレクト面まで作ってしまう弱い状況で更に弱い状況を迎えるカードとして捉えた時に採用を考えなおしました。
チャンプ以外にも後列に置くシステムカードを引けていない場面でもパワーが落ちてしまいます。

最初は4枚採用していましたが、大会前日に4枚のうち2枚を《自由研究 上条るい》に変更しました。集中から触る場合等に選択出来ます。
2枚の基準は非常に曖昧で、6500面を作るカードを更に追加してもいいと思いましたが調整時間が足りずこのまま挑みました。



2:《自由研究 上条るい
f:id:tapiokatappy:20151231170339j:plain

6500面を作るカード。
楽しむ姿 鴫野睦》の代わりに2枚だけ投入しました。
レベル2以上にフロントアタック出来ない効果で、再度アタックをしてもレベルが高いため通りません。そのため、このデッキを使い出した頃には【GF】や【ニセコイ】など、手札のレベル3のキャラのレベルを-1して登場出来るキャラ(以下早出し)が強力な相手に対して足を引っ張ってしまうことを警戒していました。
しかし、その場面が訪れて自由研究 上条るいでフロントアタックが出来ない状況を迎えるよりかは、《楽しむ姿 鴫野睦》が弱い場面で更に弱くなるリスクを抱えている方が嫌だと判断しました。また、《自由研究 上条るい》は手札があれば圧殺してしまえばケア出来るのに、《楽しむ姿 鴫野睦》が迎えるリスクはどうしようもないシーンでケアしきれない場面が想定されたためです。

青のカードが揃わない確率と相手の早出しなどを迎える確率などで判断しようかと思いましたがケースが違うため判断しきれず、また、後者については事前に《チアダンス》でストックに埋める、コンソールで他のキャラに変換するなど対処のしようがいくつかあったので問題なく感じました。

レベル1のカードの採用枚数を考えてからは、マリガンで切るレベル1のカードを悩むようになりました。ここが完璧に煮詰まっていないまま大会に臨むことになりましたが、マリガンで切りやすいように6500面を作るレベル1のカードはもっと枚数を厚くしても良いと思いました。


2:《花火下の花 千代浦あやめ
f:id:tapiokatappy:20151231170347j:plain

相手ターン時に青のキャラ全体に1000パンプと、自身レストで自分のキャラ1体に1000パンプをするカード。
前者の効果は盤面全体を8000にして助太刀込で9500まで引き上げ、後者の効果は《シッカリ確保 椎名心実》や《オバケ南瓜 笹原野々花》のリバース時テキストの補佐になります。
自身レストの効果は集中と並べた時に相性が悪いものの、《シッカリ確保 椎名心実》が相手のキャラをリバースさせやすくなるのであると便利です。マリガンでは切ってしまうので引けたら使うぐらいで、8000ラインを作る必要はあまり無くカウンター込の7500-9000さえ出来てしまえば良いことが多いです。
横に《浮輪危機 不知火五十鈴》を起きつつ7500ラインを維持するためにも欲しいですが2枚が後列にあるシーンはあまり無いです。


2:《シャボンの中 鴫野睦
f:id:tapiokatappy:20151231175133j:plain

1500カウンター。7500→9000のラインを作ることで、《ガウル》の6500+応援500*2+CX1000-1の8500ラインを弾けます。
マリガンで切ってしまった場合にも《シッカリ確保 椎名心実》のサーチで引いてきやすいように2枚。
2枚入れることで控えと山に1枚ずつ分かれると《》とサーチのどちらでも手札に加わります。


1:《熟考配置 飛原鋭子
f:id:tapiokatappy:20151231170354j:plain

1000カウンターと、追加2コストで相手のソウルを-1出来ます。
条件が青のキャラ4枚以上で、レベル1ではクリアできることが多いですが、レベル3では《オバケ南瓜 笹原野々花》が出ていることがあり、相手の《美夏》をケアして2面以上出すと青のキャラが3枚になってしまうので注意したい。
CXを噛んだ後リフレッシュ前に山に戻したい場合や、レベル1でリフレッシュ(以下1リフ)をしたい場合に打点を調整する時にも使います。
相手の状況から1000で返しきれる見込みが立ちづらかったので、1500カウンターを多めに積んでいるため、複数用途があるも1枚。


[3:Level2]

2:《ミラーガール 椎名心実
f:id:tapiokatappy:20151231170402j:plain

レベル応援と絆で控えの《オバケ南瓜 笹原野々花》を回収。
どの効果も強く、《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》で面を取った後に必要のなくなったCXカードを切ることも出来る他、青のサーチできるヒールとして見ることができます。
レベル3のパワーが高い相手に対しては2体レストしてパワーを集約させることを狙える他、当然ヒールを引いてくることが出来るため2枚あっても腐りにくく、特に返しのパワーが高くリバースさせづらいミラーマッチで《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》のパワーを超えられる見込みがあるのは強力です。ストックに埋まることも考えて多めに積んでも良いと思いますが、スペースの関係で2枚。


1:《お菓子作り 玉井麗巳
f:id:tapiokatappy:20151231170408j:plain

美夏》互換のカード。キャラを控えでなくストックに送ることから《美夏》もどきと言ったりします。
キャラを控えではなくストックに送るため、1枚ストックを増やさせてしまう反面、相手はアンコールが出来ず、特に【GF】ミラーでの《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》に対しては《素直が一番 鴫野睦》でアンコールを任せるため、有効に働きます。

早出しのレベル3のキャラに対して打つことよりも、相手キャラをリバース時に機能するテキストを持ったレベル3の《乙女心 万里花》等のキャラにリバースされる際にそのキャラをコストで退却させることで回避するといった、起動コストを利用する動きが出来ます。


しかし、黄色のカードのせいでサーチしにくく、2500カウンターとして欲しい場面でも引きづらいです。
風が強い日 村上文緒》でめくれれば手札に加えることが出来ますが不安定です。
トロピカル 夢前春瑚》でも回収は出来ますが、追加2コストを払ってキャラを退却させるために使うシーンが多く、これでは2コスト控え回収も踏まえるとストックが足りなくなってしまいます。
そのため、《》をトリガーすることでの回収に頼ることになります。特に欲しい【ニセコイ】などに対しては序盤から抱える動きをすることになります。

パワーの低いキャラを盤面に残さず、盤面を《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》と《ミラーガール 椎名心実》で固めることでケア出来ることもあり、必要でないことも多いので1枚の採用。


[9:Level3]


3:《怜悧な輝き 神楽坂砂夜
f:id:tapiokatappy:20151231170419j:plain

青が4枚以上で早出し可能。登場時は8500までパワーが下がるものの、毎ターン14000以上のパワーを作ることが出来ます。
飛龍型正規空母 飛龍改二飛龍》と同じような効果を持つため、《飛龍》と呼ばれることが多いです。
2の序盤からこのカードを早出しすることを狙います。返しはパワーで踏まれることはまずないので、このカードを出して面を取り続けることで手札の消費を抑えることが出来ます。
このデッキを回す上での1つの到達点であり、圧殺を含んでも2面以上並べると強いです。手札に2枚ある場合は純ストックを崩そうとも出せるだけ出したいです。
他のレベル1キャラで制圧出来る状況でも相手にダイレクト面が空きやすいためメリットが大きく、後で手札が戻ってくる上ソウルでダメージレースを有利にしてくれます。
山を作って戦い、絆からのヒールなど耐久面ではかなり優秀なためこちらのダイレクト面を開けにくいこともヒールと相性が良いです。

早出し後は基本的にはサイドアタックで《美夏》のケアをしますが、フロントアタックしたい場合や、他のキャラがフロントアタックした場合に打たれる場合を考えて《素直が一番 鴫野睦を後列に起きつつ、早出しメタが強力な相手でパワーで踏んでくる場合は《ミラーガール 椎名心実》を置いておきたいです。
多面並べてサイドアタックをして相手のキャラが割れなくても次のターンにはダイレクト面が空き、仮にサイドアタックをされても0点なことが多いので問題無いです。
このカードを多面並べつつ青のカードを4枚以上維持することで《熟考配置 飛原鋭子》の発動条件を満たすことも意識します。

とりあえず出せば強いものの他のレベル3のぶんのストックも意識して動く必要があり、特に強い山を作れなかった場合には他のレベル3のヒールなどに回したほうがいい場合もあるので注意して出したい。
青のキャラなため多方面でのサーチが可能で、1週目の山にない時はリフレッシュ後の集中で探すことができます。


1:《ど忘れ少女 村上文緒
f:id:tapiokatappy:20151231170425j:plain

逆圧縮。相手のターンを残り2ターンにするカード。
出して打点作って殴る。2枚欲しいですがスペースの関係で甘えの1枚。2週目最初の集中で触っておいて良いです。ストックの上であれば《トロピカル 夢前春瑚》で回収が出来ますが、下の方に埋まっている場合、特に1週目で噛んだ場合は注意が必要です。相手次第ではケアされてしまいますが、相手の山が硬い場合では特に有効です。このカードと同時にCXを使うために、CXを貼らずに手札に残すこともありますが、2-6からでは相手はストックを消費してくれずに入りにくいので、相手のダメージ次第では3に入れてしまいヒールを要求しつつストックを控えに落としてもらって逆圧縮が有効になるように動くことが必要なシーンもあります。

他のカードも十分すぎるほど強力で、出したいシーンでこのカードを出せなくなっても他でなんとかなることが多いので1枚でも問題ないと思っています。

また、《クールメイド》も入っているため、《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》ほどの返しのパワーにまで触ることが出来ます。


1:《花は桜木 不知火五十鈴
f:id:tapiokatappy:20151231170434j:plain

青ヒール。cip効果でCXをサーチ出来るため、逆圧縮からのCXで一気に畳み込むときにも使えます。
クロック2ドローでCXを引いてきたりすることもなく、ましてやこのカードがヒールなので、強い動きを押し付けつつクロックを3-0に近づけながら動けます。
集中からサーチ出来るヒールとしては《ミラーガール 椎名心実》から《オバケ南瓜 笹原野々花》を回収する流れもありますが、集中でストックを使っているのに更に3ストックを使ってしまうため管理が厳しく、選択肢として1枚は必要だと思います。
クールメイド》をサーチしつつ《ど忘れ少女 村上文緒》でアタックしこちらの面を残しつつ、青のキャラを残すことで《熟考配置 飛原鋭子》のソウル減効果を達成しやすくなり、山からCXを抜く好意であるものの守りに繋げられる、攻撃は最大の防御の姿勢が自分にとても合っていると思っています。

ヒールは《オバケ南瓜 笹原野々花》がメインに努めてくれるため、選択肢として1枚。


4:《オバケ南瓜 笹原野々花
f:id:tapiokatappy:20151231170445j:plain

ミラーガール 椎名心実》から回収出来るヒール兼フィニッシャー。5点バーンはあまりにもピーキーで、相手のキャンセル箇所次第で打てたらいいなという気持ちで使うことが多いです。
相手からしたら負けに繋がるリスクもあるため《美夏》を要求できるし、ヒールとして並べるため動きに無駄が無く、返しにも使うことが出来るので相手がチャンプアタックをしてきた場合にもチャンスがあります。

行きのパワーは《ミラーガール 椎名心実》のレストパンプで基本14000、《花火下の花 千代浦あやめ》や1000-1で15000は作りやすい他、《ミラーガール 椎名心実》を2体レストで中央18000(19000)、横16500(17500)まで作れるので《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》のパワーを超えてアタックも可能です。

返しのパワーだけでなく行きもしっかり出るのが非常に使いやすく、発動条件も簡潔でわかりやすく強いです。

他の赤のカードが《》と《トロピカル 夢前春瑚》のみで、赤色発生が出来ないと《》が使えなく、このカード自体の登場すら出来ません。3に上がってからクロック2ドローで手札から置いた場合には、このカードの登場で回復することになるので、2面以上出すのが困難、もしくは無駄になってしまいます。
そのため最悪レベル置き場に置いても枚数が足りるよう、また、控えに落ちていないと回収出来ないこともあって4枚。


[2:Event]


2:《真心込めて
f:id:tapiokatappy:20151231170452j:plain

イベントカードで1/0の4ルック。
山を作って2帯は《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》で制圧するのを目的としているので、リフレッシュ時に山にCXを戻しやすいこのカードはデッキコンセプトに合っています。
また、《チアダンス》を探すためにマリガンでレベル1の6500札を切ることもあり、再び手札に引き戻すためにも使うことがありますがやや不安定です。
風が強い日 村上文緒》のコンソールでめくれてしまうと山を掘れなかったり手札のCXを切れなかったりと事故にもつながるので、《チアダンス》でストックに埋めています。
レベル1の最初で6500が欲しい時か、リフレッシュ直前のどちらかで打てればいいと思い、1枚使うための2枚採用。


[8:CX]


4:《チアダンス
f:id:tapiokatappy:20151231170459j:plain

シッカリ確保 椎名心実》の対応CX。このデッキにおけるストックブーストは非常に強力で、ストックがあればあるだけ動きが柔軟になるし、ストックから1枚埋めるため圧縮にも繋がります。行きのパワーは無理して出さなくても良く、これをトリガーしてもソウル+2になるのでサイドアタックと相性が良いです。
文句なしの4枚採用。


2:《クールメイド
f:id:tapiokatappy:20151231171642j:plain

ど忘れ少女 村上文緒》の対応CX。と言ってもこのカードのために入っているわけではなく、赤発生ができず手札のCXカードを使うことが出来ない場合が嫌だったので、勧められたまま4枚入っていた《仲良し【芽以&秋穂】》を2枚だけ変更しました。
大した変化は感じなかったものの、《》のCXが入ったことでCXカードを打ちやすくなり、特に《チアダンス》を回収出来るのは強力だと思いました。ドラが書いてあるのでサイドアタックとも相性が良いです。


2:《仲良し【芽以&秋穂】
f:id:tapiokatappy:20151231170554j:plain


》のCXカード。
最初はとりあえず使っていましたが、マリガンで《チアダンス》を引くために6500のカードを切ること、3枚の《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》で2面以上並べることが安定することを考えた時に強みを感じてきました。
なかなか触りにくい《お菓子作り 玉井麗巳》の回収も可能な点も魅力です。
先述の通り、青のCXが欲しくなったことで《》を入れ、その枚数のまま手に馴染んだので2枚のままにしました。

この4枚のCXカードについては非常に感覚の部分が強く、ゲーム内で大事なCXカードはあまりばらつかせず寄らせたほうが動きの一貫が取りやすいと思い悩みました。
実際には《風が強い日 村上文緒》でめくった時に敢えて噛んで動きを切り替えるのが現実的でその場面での動きの幅を取りたいと思っていました。



・ストックを控えに落とすカード

ミラーガール 見吉奈央
好機到来 椎名心実
浮輪危機 不知火五十鈴
トロピカル 夢前春瑚
熟考配置 飛原鋭子
ミラーガール 椎名心実
お菓子作り 玉井麗巳
怜悧な輝き 神楽坂砂夜
ど忘れ少女 村上文緒
花は桜木 不知火五十鈴
オバケ南瓜 笹原野々花


・CXが打ちやすくなるカード
浮輪危機 不知火五十鈴》(+《風が強い日 村上文緒》)
花は桜木 不知火五十鈴


・ドラ
18枚(内CX6、ドラ2は4枚)


・0帯総評

テンプレらしい15枚で回しつつ、先上がりを意識、後半にも腐りにくく多種多様な動きをすることを考え、立ち集中の《私の精一杯 村上文緒》を投入したり抜いたり。
幼馴染弁当 上条るい》、《ホームステイ 村上文緒》複数枚入っているレシピから触ったものの手に合わず、割るキャラは《トロピカル 夢前春瑚》で良いと判断、相手を割れなくてもしょうがないです。

その他は手札の質を求めるために《風が強い日 村上文緒》などがアタックに回ることが多く【GF】は1からのデッキだと思っていた上、後々にも機能するシステムカードが好きなので抜きました。

・1帯総評

6500ラインは合計8投。チアダンスを引く前提で動くこともあるのでややリスキーか。2帯から《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》で面を取るといえど、2帯が長くキャンセルをしていればその分手札は増えるもののそれだけで勝ってしまうレベルで、非常事態を考えた場合にはひたすらダメージが入ること、相手が先攻でこっちが付いて行って手札が少なくなっていること、そうなれば《ミラーガール 椎名心実》の絆コストすら危ういこともあるので、なんとか《シッカリ確保 椎名心実》の対応で手札を雑にでも増やしておきたいと思って使っていました。
手札が増えればコンソール連打でキャラを探しに行って選択肢を増やすこと、返しも助太刀を構える余裕が生まれることなどいいこと尽くめです。

ストックブーストを打つだけでも強いのに対応サーチまで出来てしまえば勝ちの機動に乗せられますが、反面出来ない時のリスクを伴う。それ前提でプランを進めていると崩れた時のリカバリーが困難になるし、CXだって貼りにくくなる。
この当たりが前述の強気な行動に当たります。

1帯のカウンターについては、2に上がるシーンであれば《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》の登場があるので返しきらなくてもいいように感じましたが、キャンセルが強いシーンではカウンターで返しつつそこでダイレクト面が出来る上次も6500+αを要求出来るので1帯でも相手への負担がかかることを意識、またデッキコンセプトを伸ばすことを意識しました。実際にはキャラが足りず、《ミラーガール 見吉奈央》と同時に後列に出して集中を打ったりすることもあったので要検討かもしれませんが、ここに関してはそれ以前のマリガン、立ち回り、構築から影響してきている部分かもしれません。
少なくともこの1500カウンターの2枚がどちらか他のキャラであれば、キャラ変換をしたり6500キャラをもう1枚投入することで解決できていたかもしれない。デッキの長所を伸ばしたりコンセプトに忠実にということを意識すぎるあまり盲目なることも多いので、信じきることは良いのかもしれませんが常に否定を考えて100%納得の行くデッキに仕上げたいものです。

・2帯総評

怜悧な輝き 神楽坂砂夜》の早出しから制圧。1ターンに1枚ずつ出して噛んだCXを履きながら登場させていましたが、先に出すことでソウル+1、ダイレクト面が約束され+1の2点分違ってくるし、CXを噛んだらそれによるドラ+2、控え回収など恩恵も出るので、確実に取れる恩恵を取ること、それを取りつづけていれば勝てるということをわからされてからはなるべく多面出来るように立ちまわることを心がけていました。
山を崩さないことを意識。


・3帯総評

怜悧な輝き 神楽坂砂夜》でアタックしつつ回復。決められるときは決めるも基本は安泰、山を意識。ストックも手札もあるので2面集中も出来たりするし、面を取りつづけても結局はダメージが入ると負けてしまうのでヒールしても返しの山がどうなるかを考えておきたい。そのために事前に手札の準備や山の管理もしておきたいがここが難しい。5枚のヒールで雑に3-0作っても返されたりするし、2-6で迎えても置かずに山を作ることに専念すればなんとかなる。


【雑記】
・ヴァイスシュヴァルツはダメージを通すゲーム
→基本的にはダイレクト面を作らせれば作らせるほど大きなダメージが期待出来るため勝ちやすくなる、CXを打つために手札の消費をなるべく抑えたい、しかし大きなダメージを入れるためにはCXカードが必要
→強固な6500+α3面、手札は減るものの返しやすい1500カウンターの2枚採用
怜悧な輝き 神楽坂砂夜》の圧倒的なパワーで手札を維持できる
全体的なデッキパワーが高く、単純な動きでも強い青GFは強い

加えてヴァイスシュヴァルツはトリガーチェックやダメージチェックで様々なことが起こる上、ここの運要素が強いので臨機応変に動けるほうが良い
→デッキコンセプトとも合っていると判断したため《好機到来 椎名心実》《浮輪危機 不知火五十鈴》の採用

・枚数は散っているものの全体のデッキパワーが高く、あるカードがストックに埋まっているなどして引けなくても、他で補ってくれる(例:最終局面で《お菓子作り 玉井麗巳》が引けなくても《熟考配置 飛原鋭子》でやり過ごせる場合、決めたいシーンで《ど忘れ少女 村上文緒》が引けなくてもヒールをしつつ《怜悧な輝き 神楽坂砂夜》でビートダウンするだけで十分な場合など)


【成績】

公認優勝1回ぐらい 地区決勝トナメ1没(3-1)


【終わりに】


2ヶ月で詰め込んだので情報量がとてつもなく多く、整理する意味合いも込めて丁寧に書いてみました。最初にも書きましたが当たり前のことが多かったですかね。

散々書いてきましたがヴァイスシュヴァルツはダメージを入れて勝つ必要が有る上に、査定の決まった手札等のアドバンテージ管理などいろんな要素があるので、失敗をどう生かしていくべきなのか非常に難しかったです。そのため探究の精神を常に忘れては行けないと思うし、1500カウンターの枚数だったり色々と固定概念や思い込みがあるとダメだと思いました。

この半月で色々と思考が変わったので、関わる人によって思考が違って面白いという反面色々な見方が出来るこのTCGはとても面白いと思います。

環境としては非常に面白いと感じているので、ブシロードの今後の大会システム、運営などに期待しつつ今年を閉めようと思います。長くなりすぎてどこを強調したいのかわからなくなりましたが、記事を書きつつなんとなく自分の中では整理できたのでそれだけで良しです。こんな記事から何かをつかみとってくれれば嬉しいです。このTCGを始めてカードゲームに対する姿勢がかなり変わったので、それだけで始めて良かったです。

頭を使うのは楽しい!でもいろんなひねり方がある!

簡単に思考が違うといえど、癖があったりするもので、全てを吸収せずとも3割ずつぐらい貰っておきたいですね。


【Thanks for...】

ゆーじさん。
その後カレー屋さんでナンをちぎって食べながらデレマスについて相談していただいた時から、大会前日で横でフリーを見ながら扉とトロピカルについて教えていただいたこと、色々とお世話になりました。
最初に対戦した時にうまいって言ってくれてたけれど、プレイ年月相応のものだったのか、お世辞だったのか。当時のプレイは甘々で今も抜けが多かったりしますが、いずれにしても言われてて心から嬉しいとは思えていなかったので、今度からは心から強いと思わせるようになるプレイヤーになれたらなと思います。ありがとうございました。

ふぁるこん。
この3ヶ月でカラオケ行ったり色々したりこんなに交友深くなるとは思ってなかった。
デッキ貸してくれたり、相談に気軽に乗ってくれたのも助かってる。
いつかは恩返ししたいこんな俺でもいつかトリオ組みたいねって言ってくれて嬉しかった。地区前後はもうやるかわからなかったけど、このTCGからは色々と学ばせて貰ったから付き合ってみることにしたよ。CSはもう決まっちゃってたみたいだけどBCF組めたらいいね!

かつどんさん。
1年前に勇気を振り絞って声をかけて良かったです。
この3ヶ月はかつどんさんから交友が繋がりました。感謝です。
今度は色々とデレマス語りましょう。

少佐さん。
何度もヴァイスカ付き合って頂いてありがとうございます。本当に全然勝てなくてめちゃくちゃ悔しくて、それでも少佐さんにボコされたのがめっちゃ糧になってます。またよろしくお願いします。

Kさん。
ヴァイスについての考え方、筋を曲げない考えがとても自分に似通っていて好感を持てました。
0か4か、イベントカードの採用の是非、ヴァイスの難しい所はまだまだ理解しきれていませんが力になっています。

Renさん。
ヴァイスの考え方だけではなくTCG全体、物事に対する考え方を一新させてくれました。当然TCGに繋がる要素が大きくて、普通に論理を語られるよりもそれが形となって表れやすいぶんわかりやすかったです。



まだまだ挙げるとキリがないのでこの辺にしておきますが、この3ヶ月で関わっていただいた札幌WS勢、ヴァイスカをしていただいた全国の皆さんに感謝。

長文でしたが、閲覧ありがとうございました。