たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

【ポケカ】レックウザメガバトル 北海道大会レポート

続いて北海道大会レポ。

地元なので遠征した出来事とかはないですが、優勝できたのでそのぶん対戦内容をみっちり書いていこうかなと。



家からのんびり会場へ向かう。

ファクトリーホールに向かい、列に並ぼうとするとここはラスチャレ列だと教えられる。
着くと遠征組や道民など70~80人ぐらいは居た気がします。
信号を渡って別棟へ。

アトリウムの前に待機列ができていました。列で並んでいると知った顔がちらほら。
バスにメタられたらしい楓さんにカードを貸していただき入場。

最初はレンガ館の方に歩いて行ったので、レンガ館の中に何かあったかな?と思ってました。
実際の会場はアトリウムのほうで、地下に小さいイベントホールがありました。
ずっと札幌に住んでてファクトリーもよく行くのに、こんなところがあるとは知らなくて驚きましたね…。

荷物チェックを受けて整列。宅が目の前にあるのですが、人数少なすぎる!
6人宅が横に2列、奥に4列で、最大48人座れるようでした。参加人数は39人でした。

千葉大会同様抽選が始まるのですが、割と遅めの抽選だったため、誰がどこの宅に座っているかがよくわかります。
知ってる面々や強豪プレイヤーが割とバラけてた印象で、その中でも一箇所だけ引ければいいなーと思ってたところにちょうど座れました。



使用デッキ ガマゲロゲゾロアーク

千葉大会から信じ続けたデッキを使いました。

千葉大会から中身はあまりいじっていませんが、北海道大会までの2週間でガッツリ調整していたわけではなかったのと、現状に疑問を抱いて調整をできていなかったのも、枚数にあまり変動がなかった一因かなと反省しています。



1回戦 MレックウザシェイミEXビリジオンEX
パルフェさんとかと一緒に見かける女性の方。
めっちゃ調子悪くて、いつでもトイレに行っていいですよ~と相手の方に心配されてしまいました。

体調悪いのと緊張でほとんど覚えていないのですが、先攻1ターン目でかなり展開して、相手が割と止まってくれたのでゲロゲとゾロアークで難なく返して勝ったと思います。


2回戦 ゼクロムシビビールサンダーバッフロンケルディオEXソーナンス
いろいろ入ったビールでした。水エネルギーも見えて工夫を感じました。

お互い微妙な立ち上がりで、ゼクロムを壁にしてガマゲロゲのブルブルパンチに対抗してこようとするところをゾロアークで1:1交換をしてごまかしていきます。
非EXとの殴り合いは苦手なため、お互い殴り合いになるとこちらのほうが厳しくなってしまいます。
試合は少しずつ進んでいきますが、途中でこちらがシェイミで展開したい場面で、相手にソーナンスを出されてしまいます。
ダイナモをつなぐまでの壁なのとシェイミを止めるためだったのでしょうが、しかしこれにより相手のケルディオが止まり、かるいしもブルブルパンチをしているのでソーナンスを逃せない状況に。
ここでお互い均衡していて、プレイが進んでいないとタカシマから警告を受けてしまいました。
こちらもガン事故で、ブルブルパンチを続けるものの相手はダイナモバッフロンゼクロムを育ててきて、倒してしまうと後ろからアタッカーが来てしまいなかなか厳しい状況になりました。
ブルブルパンチを3回受けて残りHP20のソーナンス。ブルブルパンチをしてしまうと倒してしまうため、かるいしを引いていないことを祈ってブルブルパンチをやめてエンド。返しにかるいしは貼られなかったためそのターンを凌ぐも、前に雷エネルギーを貼ってきたので動かないといけなくなりました。
しかしこちらのはゾロアークは立っていなく、殴り合いになると厳しい状況。展開カードを使うも解決できるカードは引けず、仕方なく前のゲロゲで倒そうとしたところでタイムアップ。サイドリードで勝ち。

3回戦
アブソルライチュウシェイミEX
スカイフィールドを存分に活かしたデッキでした。

主要ポケモンが見えて、非EXデッキということがわかります。
非EXとの殴り合いは不利なので、ゾロアークをひたすら奥の手で戻すか、シェイミをヘッドノイザーとフラダリで縛って2:2交換に持ち込む作戦を立てました。
ゾロアークで攻撃する時では、相手のライチュウが攻撃している場合では、ハチマキブルブルパンチ+タチワキ+どくが80Dで、タチワキを壊されると毒ダメージをアブソルに耐えられてしまうので、余裕が有るときはゾロアークで攻撃するときにはフラダリでアブソルを重点的に倒していきました。

ガマゲロゲでロックを続けるもダメージレースでは厳しい状況に。ゾロアークで1:1交換でごまかすも、後続のゾロアークが切れてしまうと厳しいし、フラダリを使われるとシェイミを狩られてしまうので状況を選んで攻撃しないといけないです。
グッズロックを解くことは流石に厳しくてロックを続けますが、それでも相手はシェイミ展開のデッキの割にサポでしっかりと展開してきます。

お相手の動きがローペースだったのもあり、フラダリで後ろを呼ばれてサイドを逆転されてからはかなり急いでプレイしていました。フラダリでゾロアを呼ばれないのを祈りながら、なんとかブルブルパンチを継続してゾロアークでアタッカーと1:1交換に成功します。
サポで展開をつないできた相手も、ブルブルパンチの影響でなかなかアタッカーを繋げられなくて、ここでやっとアタッカーを枯らすことに成功しました。
相手はシェイミを壁にしつつ後ろにアブソルを準備してきて、こちらのガマゲロゲが呼ばれて倒されると負けの状況。
シェイミを惜しみなく使いデッキをぶん回して、しっかりとサーチャーを引いてきてフラダリアブソル、ハチマキイカサマシャドースフィア+毒でちょうど倒して勝ち。


クライマックス進出!
上がったメンバーを見ると、千葉1日目に自分が負けたヒロキ、そして千葉でも安定して抜けていたレオンさんが勝ち抜いていました。

一番気になっていたのがトーナメントの人数。
権利からのクライマックス進出は5人だったので、ラスチャレから6人通過でラスチャレ組同士ベスト16で対戦、そこからベスト8のトーナメントになると予想していました。

ファクトリーホールに向かうと何人か上がっている人が出ていました。
どうやらラスチャレからは8人通過のようです。
をよく名前を耳にする人がたくさん上がっていたので、かなり濃密なトーナメントになりそうです。

決勝のメンツを調査して、デッキ調整をしていたのですがデッキがうまくまとまりません。
北海道勢ではレオンさんが勝ち上がっていて、会長とうきにんさんはどうやらレオンさんサイドで調整をしている様子でした。
会場内をうろうろしていたところ、WCS2009の世界大会でもデッキ調整を手伝っていただいた恩師であるS木さんが居たので調整をお願いすることにしました。

ご飯時だったのでそばのロッテリアに向かい、ライチュウバットシェイミの話を聞いたり、今のデッキのことを色々と話したり。
小学生のころはS木さんのデッキを色々と使わせてもらっていたので、構築スタイルなども知っていたつもりでしたが、クロバット系統のデッキは全く触っておらず、デッキの強さは汲み取ることができなかったです。調整不足だなぁと感じました。

ゲロゲゾロアークの構築の1枚1枚を解説して、skype会議とも合わせて環境分析と調整を進めていきます。時間は残り1時間程度。

ドンファン系統に負けていたこと、ベンチスペースが足りないことを提案。すると、SSU(スーパーポケモン回収)をおすすめされました。
フラダリの奥の手から再利用できる上、シェイミを回収すると展開カードにもなり、ルチャブルなどの非EXと撃ち合いやすくなるため採用することにしました。

調整内容などの詳細はこちらに。
http://tappii.diarynote.jp/201506131438396472/

最後に一人回しをして会場に向かったのですが、間違えて予選でやったところに向かってしまいタイムロス。時間ギリギリだったので走りましたw

クライマックスは16人トーナメント。5人が権利持ち、8人がラスチャレで13人。
権利から3人はシードなのですが、5つのうち3つのシードを引くことは出来ず、権利持ちなのにベスト16からやることになってしまいました。




1回戦(ベスト16) ドンファンロボルチャブルレジロック(ねこわるさん)


ねこわるさんと対戦するのは北海道でのバトルフェスタ以来で、2年半ぶりの対決。
前回は相手のガン事故で勝ってしまったので、リベンジするぞ!とのことでお相手はかなり気合が入っていました。

入念なカットを済ませ、ジャッジによるワンカットをしてから準備開始。
大会を通じて、決勝トーナメントの場ではどのプレイヤーもカットを入念にするのが印象的でした。普段は7枚切りをやって軽く切って終わりなので、じらされている感じになりました。

気合を入れてじゃんけんをして先攻を取る。
千葉大会でドンファンを使っていたのを聞いていたので、ドンファンであれば先攻を取りたかったので嬉しい反面、ドンファンとの練習回数が少ないこと、スーポケをうまく使えるか、1ターン目からルチャブルシェイミを倒されないかなど不安でしかなかったです。
しかし、対戦前に「あれだけみんなの前で見せちゃったし、流石にデッキは変えたよ」と言っていたのでどうなんだろうと悩みます。
めくってみると、デデンネゴマゾウドンファンやん!


先攻で早くもスーポケを2枚切ってしまうダメっぷり。しかしグッズで高速展開をして場を整えます。
レッドカードを打ち込んだのはどうやら悪手だったようで、事故っていたのを救済してしまったようでした。

あちら、シェイミから高速展開、いろいろと出してどうぐを付けて、レジロックにストロングを出して終わり。
サナに入っているジオコン先という印象しかなかったのですが、殴ってくるのは予想外でした。
全国大会でドンファンを使ってよくわかったのですが、奥の手ありのドンファンはロボが無限なのでめちゃくちゃ強いんですね。ロボを壁にしつつレジロックを準備して、ワンパンを狙うのはかなり強い勝ち筋だなと。
ブルブルパンチでデデンネを倒してからは有利なペースで進行していきます。

フラダリでベンチのエネなしドンファンを呼んできてゾロアークでイカサマぶちこわす。

返しでフラダリジラーチルチャブルフライングプレスで倒されてサイドが同数に。スーポケを切ってしまっていて回収ができなかったのがかなり痛手です。

こちら、フラダリゴマゾウからブルブルパンチでドンファンラインをつぶしに行きます。

返しでゲロゲにフライングプレスが飛んでくる。

スーポケが落ちていてサイドレース的に厳しくなるため、ここで奥の手でリカバリーをはさみます。
フラダリシェイミをケアするためと2体目のゲロゲが準備できなかったので、このターンはブルブルパンチを諦めてスカイリターン。毒とハチマキとタチワキが揃わなかったためブルブルパンチでは倒せなかったので1ターン待つことにします。


実は、ここで一悶着あったのですが、相手は時間切れ負けを気にしている様子でプレイの態度にもそれが顕著に現れてきました。
こちらがスカイリターンで出すポケモンを悩んでいる時に先にコインを振られたため、ターンの順番に進めるために中断しようと、コインを空中でキャッチしました。
理由としては、相手のコインの判定次第でこちらの壁にするポケモンが変わってしまうからですね。相手のコインの結果でやっぱこっちってなってたとしたら、相手としては「そんなことよりも時間のほうが大事だ!」という状況だったのですが、グッドマナーを貫くのであればルールの順番ぐらいは守りたいですよね。

この場ではかるいしケルディオが居たので壁にするポケモンはあまり変わらないことが多いのですが、スカイリターンをした関係上グッズロックが解けてしまうのでスクラッパーでかるいしを剥がされたりといろんな要素も考えられたため、少しは考えたいシーンでした。

一応コインは公平に表と裏がランダムで振られるようになってはいますが、これは言ってしまえば空中にある段階で表か裏か物理演算で判断できるとクレームを付けられかねない行動なのであまり良くない行動です。

精神面で考えられることとしては、相手がかなり急かす様子だったため、敢えて手番のルールを通そうとするプレイをすることで相手を焦らせる効果もあり冷静なプレイを削ぐこともできますが、この思考はこのイレギュラーな局面においてグッドマナーとは言えない考え方であるため流石によろしくないですね。

いずれにせよ原因はスカイリターンで出すポケモンを決めてからコインを振るように、手番を守ることが最優先であると思います。
お互いの共有している時間だからという理由だけでは、ルールの順番は覆せないんじゃないかな、と。
時間のかかるデッキだからといって通常のプレイをもっと早くするのを追求されるのはわかりますが、前に注意されていたため普通にプレイしていたつもりです。
この時は相手の焦る気持ちで脅迫行為とも取れる発言をされてしまったため、大変気分が良くなかったです。
まあ今はもめたりなんてしてないので、あくまであった出来事の記録ということで。今後に活かします。


続きです。
ハチマキスカイリターン+どくさいみんで、返しのチェックで倒すようにしていたものの、ルチャブルは眠りから覚めてしまう。

ドンファンに入っているルチャブルなのでAZやSSUはないと判断したのですが、サイクロンが見えていたのをここですっかり忘れていました。
返しでケルディオフライングプレスを受けるもSSU表で一安心。展開に使ったシェイミのスカイリターンで再度ルチャブルを倒します。

返しで再びフライングプレス。こちらもガマゲロゲで応戦するも、SSUが裏でガマゲロゲのHPを回復できません。仕方なくそのままブルブルパンチをして返しに倒されます。
その返しでルチャブルを倒し、残りのサイド数はこちら1枚あちら2枚。

相手はレジロックを準備してフラダリシェイミで倒しに来るのを狙っているようで、プレイをそちらに一本化させてきました。こちらにゾロアークがいるため、イカサマストーンエッジコイン表で倒されてしまいますが、逃げるエネルギーのターンが足りないと判断したのか、3エネ着いて次のターンに攻撃をしかけることのできるレジロックを前に出してエンドしてきました。

ここで明確な勝ち筋が1つあって、後ろのシェイミをフラダリで引っ張ってヘッドノイザーを付けて、手札にあったどくさいみんを使ってハチマチブルブルパンチをすることで、Nを打たれたりスカイアローを出されたりしない限り勝てる場面です。

これによって50+10で残り50、逃げられても手札にあるサーチャーからフラダリブルブルパンチで倒すことができるし、ブルブルパンチのおかげでサイクロンもかるいしも使えなくなり詰めの一手になりました。

しかし、相手に焦らされたり、ジャッジやギャラリーを意識してしまったあまり冷静なプレイができず、「フラダリでシェイミを呼んで時間稼ぎをすればいい」とだけ考えていた結果、サーチャーをひきやすくするようにハイパーボールで圧縮しようとヘッドノイザーを切ってしまいました。
W無色引かれなければなんとかなると考えていたのですが、W無色を引かれた時のリスクを全く考えていませんでしたね。

ここで相手はしっかりW無色をつけてスカイリターン、再びレジロックを場に出します。

ヘッドノイザーに気づいたのは、ブルブルパンチをしてから3秒後位。ここ一番で重大なプレミをしてしまい青ざめてしまいました。
しかし、ブルブルパンチの力は強力で、再びフラダリで後ろのシェイミを引っ張ってきてロックをし続けます。
返しのターンでちょうど時間切れになり勝利。かなり危ういプレイをしてしまいました。

最後は詰めの戦術のつもりで居たのですがプレミをしてしまい、結果的に時間切れを狙う動きになってしまいました。サーチャーはもう1枚握っていたのでもう1ターンは引き伸ばすことはできましたが、時間がまだあった場合でもストーンエッジのコインゲーをしたり、裏が出るのをケアしてNを打って相手のフラダリを流して、ハチマキブルブルパンチで倒したりとまだまだ打開方法はあったかなと思いました。

最後に握手をして、「勝てよ」と一言。

負けられないです。


2回戦(ベスト8)レックウザEXシビビールサンダーシビルドンジラーチEX(しーせんさん)
お相手はしーせんさん。
自分が久々に遠征した1年半前のバトフェスで2連覇を果たしたのがとても印象的で、特に回収サイクロン入りのレックビールはとても考えさせられました。その時に名前を知った強豪プレイヤーとの対決。

2年半前のバトフェス北海道大会でお会いしたのりPさんに雰囲気がなんとなく似ていたような気もしていて、千葉大会の時に間違って「のりPさんですか?」と聞いてしまうプレミを犯してしまい超絶失礼なことをしてしまっていたため、気まずくなります。

時計が使えることも知らなかったぐらいのにわかで、お相手が時計を確認していると、ジャッジに時計って使えるんですか?と確認したところ何を今更って言われてしまいさらに恥ずかしくなります。
試合開始直前に色々と動揺してしまいます。

相手はジラーチスタート。
こちらはかなり良い手札と盤面で、しっかり展開をしたあとに、ゲーチス
これが会心の刺さり具合で、相手のパソコン通信やかるいしなどを含め、なんと全てのカードをデッキに戻すことに成功します。これには流石に(小さく)ガッツポーズ!

シビシラスをトップで引かれて、場に出してエンド。
シビビールまで立つと厄介なため、念のためフラダリシビシラスで落とします。
返しでお相手はドローゴー。
こちらはタチワキどくブルブルパンチでコインは裏。この次のドローで何も引かれなければ勝てる状況になりました。
しかしお相手のトップドローはアララギ博士。ギャラリーが「おおおっ…」となっていたのも感じ取れました。ここでつなぐのが強者なのか、と。
スカイアローを引いてシビシラスを出して、レックウザEXに逃げてエンド。
大量展開をされたら困りましたが助かりました。

ブルブルパンチで前のシビシラスを倒し、ジラーチを死に出しした後はレックウザEXとシビシラスを場に出してレックウザEXにエネルギーを付けて、逃げててんのさけび。エネルギーは1枚も付きませんでした。
返しでAZをケアしておくためにフラダリでジラーチEXを呼び出して処理しておきます。
ゲーチスで6枚引けたのもありかなり手札が潤っています。

返しでレックウザが壁に出てきて、ダイナモからシビルドン進化、フラダリでシェイミを呼ばれてドラゴンバーストで倒されます。こちらは地道にブルブルパンチを続けます。
出てきたサンダーを倒し、最後はシビルドンをフラダリしてイカサマエレキほうで倒して勝ち。


準決勝 ガマゲロゲクロバットミュウツーEX(レオンさん)

勝ったら全国大会、そして世界大会の権利も入手できるここ一番で、北海道勢がぶつかってしまいます。

レオンさんとはうきにん杯やトキワ杯、ポケセン大会などいろんなところで当たっていました。レオンさんは、自分に対して北海道内で唯一、5割以上を取ってくるプレイヤーです。
昼に会長とうきにんさんがレオンさん側に味方していたのも知っていたので、その点でも勝ってやろうという意思が芽生えました。

昼に聞いたライチュウバットのこともそうだったのですが、クロバットの強さをあまりわかっていなかったのでベスト8で当たっていたであろうチームアチャモミランさんのグラードンに勝てたことが意外でした。ここも研究不足でしたね。かなりゾロアークに固執していました。

こちらが先攻で、ゾロアを出して無難に展開。相手はズバットシェイミ、SSUで展開してブルブルパンチを使ってきます。

ここでかなり重要なプレミ。こちらがゾロアークでダメージレースに勝とうと思い、急いでイカサマグレネードハンマーを打ってしまいました。

この返しで改造ハンマーを秒で打たれ、SSUを振って回復を狙うものの2裏で助かる。相手はダメージを回復できなかったので、今後こちらのゲロゲを倒しに来ようと後ろのミュウツーにW無色を付けて準備してきます。タチワキ毒ハチマキブルブルパンチで80ダメージ。
かけつけ逃げるで毒を解除してからなんとかW無色を引いてグレネードハンマーで無理やり落とすものの、ゴルバットゾロアークが倒されてしまいます。

アタッカーはゲロゲに交代し、お互いゲロゲで撃ちあう状況。先に打ち始めたブルブルパンチなのでこちらが有利なのですが、相手は後ろでミュウツーを準備してきます。こちらが奥の手を使ったためW無色は山に戻ってしまったため、前のガマゲロゲに1枚、後ろのミュウツーに2枚W無色が付きます。

ここでブルブルパンチで相手のゲロゲを倒す最終ターンの前に、相手がベンチにガマゲロゲを出してきました。
この転機を見逃さず、場にW無色がたくさん貼られているのを再確認して、フラダリガマゲロゲでブルブルパンチ。返しに相手はプラターヌでドローするもグッズロックの中残り1枚のW無色には触ることができません。

ターンがそのまま帰ってきた時は、自分からグッズロックを解除して余計なことをしてしまっていて半ばあきらめだったのですが、転機を見逃さずしっかりつかむことができたため、「やったー!グッズが使える!!!」と叫んでしまいましたw

ブルブルパンチを続けて相手のゲロゲをしっかり削って場を整え、ブルブルパンチで残り30にしたところで後ろのミュウツーをフラダリして、ハチマキタチワキ毒イカサマサイコブレイクでワンパン。ここで完全にペースを掴めたので、そのまま後ろのゲロゲをフラダリしてサイドを取り切って勝ち!

全国確定、世界大会も権利のみは確定して嬉しい半面、北海道勢で潰し合ってしまうのは悔しいことです。
情けないプレミのことも、試合後に軽く話しました。

権利が確定し、音響チェックのために決勝宅に。決勝を決めたかっきーさんと談話。
準決勝で勝った時に叫んでいたのが聞こえていました。
千葉大会で軽く話しましたよねーとか、twitterフォローしてましたよねーとか、ほんと軽い感じで話してました。山場を乗り越えてお互い緊張の糸が切れたのもありました。


飲み物を買ってトイレにも行って準備万端!
ヘッドホンをつけながらのプレイがちょっと違和感ありましたが、解説の声が入ってしまうのを防止するためのようです。


決勝戦 グラードンソーナンスロボ(かっきーさん)


チームアチャモ千葉大会で決勝トーナメントでずっとグラードンソーナンスを持ってきていたため予想はしていました。そしてそのためだけの、秘蔵の対策カードも搭載しています。
形は千葉大会決勝でモニターに映ったのをなんとなく覚えていて、ロボが多かったりポケセン入ってたり。
グラードンの知識もあまりなくてほとんど練習していなかったのですが、ブルブルパンチ+イカサマガイアボルケーノ+ハチマキでなんとか倒せるっしょ!ってぐらいには調整甘えていました。
しかしかたいおまもりを貼られたら突破できないため、ミュウツーを入れるのが大正解でした。お守り込で打点がイカサマガイアボルケーノ(180)+エックスボール(100)で、お姉さんを一度使われてもどちらかにハチマキがついていればちょうど突破できるぐらいのきれいな打点が出ます。

これまで相手にしていたデッキ、練習をほとんどしていないデッキばかりだなぁと。
勝ちパターンをある程度決めていてそれを通すために動くっていうよりかは、ブルブルパンチの勝ちパターンもあるもののゾロアークなどによる柔軟性のあるタイプだったので毎回動きが違って悩んでしまいます。
それでも相手のグラードンはしてくることが比較的決まっているほうなのでなんとかなるかなあと。
練習不足から出るプレイの遅さもありました。

試合は動画を撮っていただいた方がいたので、それを観ながらログを書いています。

こちら先攻でシェイミスタート。相手はふみあらすグラードンスタート。

1t:ダートで1枚加え、ポストで悩んだ末、ヘッドノイザーを加えます。
もう一度ポストを使うも今度はトレーナーズにヒットせず。
パソコン通信を使い、ゲーチスとクラッシュハンマーをトラッシュしてしっかりサイド落ち確認。ハイパーボールを加え、サーチャーとW無色を切ってシェイミ。ハイパーボールを介してシェイミを持ってくることで手札を減らします。
ヘッドノイザーを付けてレッドカード、シェイミを出してセットアップで5枚ドロー。
ダートを出して1枚加え、ゾロアを出してSSUを振るも裏、前のシェイミにW無色を付けてゾロアークとクラッシュハンマーをトラッシュしてアララギ博士
どくさいみんを使いタチワキを出して、サーチャーでフラダリの奥の手を回収してターン終了。

ここで奥の手を回収したのは微妙な動きでしたね。次は奥の手を使う予定だったのですが、トップコンプレッサーの時に裏目になるし、ゲーチスとかはまあ飛んでこないしNを打たれた時にもトラッシュに奥の手は落としておきたかったので、する必要はなかったです。

4分ほどかかった1ターン目が終わります。

1t:相手のターン、灼熱の大地を付けてエネトラッシュ2ドロー。ベンチにロボとナンスを出して前にエネをつけてプラターヌ、ベンチにふみあらすグラードンを出してサーチャーアララギゲーチスとブルブルパンチのケアをしてエンド。

2t:こちらのターン、ドローして奥の手をプレイ。ゾロアにW無色を付けてスカイリターンをしてシェイミを壁にしてターンエンド。

2t:相手は、大地で2ドロー、コルニでいれかえとゲンシグラードンEXを手札に加えます。
いれかえでソーナンスを場に出され、グラードンにストロングを付けてゲンシグラードンになってエンド。

3t:こちらは、フラダリでダメージが乗っているグラードンEXを場に出し、W無色をバトル場のシェイミに付けてかるいしを付け、セットアップで4ドロー。
ゾロアークに進化し、ベンチにケルディオを出してイカサマジャイアントクローで120ダメージ。スカイリターンと毒のダメージで蓄積されていため倒すことができました。
フラダリでグッズロックを解除しつつ、ゾロアークを引くことが出来たので回りました。サイドを2枚引き、ロボを前に出して相手のターン。サイド4-6。

3t:相手は即座にプラターヌで7枚ドロー。かたいおまもりをゲンシグラードンにつけて、メガターボで加速します。これでエネルギーは2枚。このターンは手張りされませんでした。殿堂の書で3枚ドローしてターンエンド。この時点で10分。

4t:こちらターンが回ってきて少し考え、ハイパーボールでシェイミEXを手札に加えます。SSUは裏で、どくさいみんを打ち、後ろのシェイミにW無色をつけるか悩んで、ガマゲロゲで攻撃したいターンだったため温存します。手札を減らしたかったのでシェイミにハチマキをつけてセットアップで5枚ドロー。ダートで1枚加え、W無色をトラッシュ。ポストで4枚見てアララギを加えます。ハイパーボールでジラーチとラボを切ってガマゲロゲをサーチしてきます。ガマゲロゲにW無色を付けてかけつけるにげる…をしようとするも、ケルディオにかるいしが着いていません!
仕方なく普通に逃して、ブルブルパンチ。ロボを壊します。
そしてこのターン、手札の枚数が少ないもののアララギを使っていません。サポ使わないことなんてめったにないのに…。

4t:ソーナンスを壁にして相手の番、ゲンシグラードンにエネルギーを1枚付け、これで3枚。こちらのトラッシュを確認した後コルニでグラードンを何かグッズを持ってきて、ソーナンスグラードンをベンチに出してエンド。エネはつけられませんでした。

5t:こちら、即座にアララギで7枚ドロー。W無色を落としてしまっているため、早急に奥の手がしたいところです。
コンプレッサーを2連続で使い大量に圧縮していきます。レッドカードを使い手札を戻させます。相手はそんなに綺麗に展開できていない状況でしたが、手札を減らしたほうがいいと思ったのでしょう。
ケルディオにかるいしつけ、ブルブルパンチでソーナンスに30ダメージでターンを終了。

5t:返しでプラターヌで7枚ドローしてゲンシグラードンにストロング。これでエネルギーが4枚になります。そのままターンエンド。

6t:こちらのターン、タチワキに張り替えてどくさいみん。事前に30載っていたので、このターンの30+タチワキどく+30+30で、相手のエンドで倒す作戦を立てました。
かけつけるをしようとしてケルディオを前、ブルブルパンチはあまり刺さらなさそうだったのと、後々シェイミを使いたかったのでスカイリターンをしようとするも、ソーナンスの特性でかけつけることが出来ずジャッジに止められる。そのままブルブルパンチを継続します。

6t:次のターン、コルニでゲンシグラードンのみを持ってきて、エネを付けてゲンシカイキして終了。毒でソーナンスが気絶します。死に出しもやはりソーナンス。サイド3-6。

7t:ダートでめくれた2枚を見てトラッシュ確認。悩んだ末1枚加え、パソコン通信を落とします。ブルブルパンチで30ダメージ。

7t:相手はプラターヌで7枚ドロー。ゲンシグラードンに2枚目のエネを付けてエンド。

8t:こちら、サーチャーから奥の手を打ちます。そろそろグラードンが来てしまうので、ゾロアークで攻撃するためのW無色を回収するために使いました。
ハイパーボールでタチワキとガマゲロゲをトラッシュしてジラーチを加えます。ブルブルパンチで、合計60ダメージ。
圧縮を考えて打ったハイボでしたが、グラードン相手の時にガイアボルケーノで加点しにくくなるため怪しかったです。結果的に次のターンはパソ通アララギを使いましたが、パソ通アクロマとかの択に繋げられたんじゃないかなあと。

8t:スタジアムをラボに張り替えてプラターヌで7枚ドロー。
コルニでサーチャーとグラードンEXを持ってきて圧縮、闘エネを付けてエンド。
ん?サポ2回使われてる…。プレイヤーであった自分が気づくべきでしたが、緊張していてあまり意識できない状況でしたが、書いててジャッジ見とけよ!って思いましたw


9t:ポストでパソコン通信を持ってきて、ジラーチとハイボを切ってアララギを持ってきて7枚ドロー。
ダートでアララギを切って、ポストでSSUを加えます。SSUを振るも裏。シェイミを戻しておきたかったですね。W無色は引けていません。
ブルブルパンチでソーナンスを倒します。サイド2-6。

9t:おまもり付きグラードンが出てきて、ラボをトラッシュしてガイアボルケーノ。ガマゲロゲが気絶します。2-4。

10t:ケルディオを前に出してゲーチスで6枚戻させて6枚ドロー。ブルブルパンチと相性がいいですね。
コンプレッサーを使い圧縮、しかしここで何故かラボを落としてます。タチワキといい、なぜスタジラムを落とすのか…。
ハイパーボールでクラッシュハンマーを2枚落としゾロアをサーチ。
ポストで4枚見てダートを加えます。ダートを使いどくさいみんをトラッシュし、ゾロアをベンチに出します。
スタジアムはトラッシュしてしまったためポストダートで触れなくなってて意味わからないですねw
ハチマキイカサマガイアボルケーノでお守り込100。最初は80だとお互い思っていたものの、ジャッジから100との指摘を。

10t:グラードンは逃げて後ろのグラードンが来てアクロマを使用。スタジアムなしのガイアボルケーノで気絶します。サイド残り2-3。

11t:こちらバトルサーチャーでフラダリの奥の手を加え、ダートで残りの山を掘ります。そしてなぜか持ってきたコンプを使用。0枚にするつもりでしたが、1枚は落とさないといけないとのことでどくさいみんを切り、その後奥の手。このプレイのせいで圧縮はできないし、手札のサーチャーは機能してないしでほんとよくわからんですw
ハイボで2枚トラッシュしてゾロアを加え、ベンチに出してスカイリターン。かたいおまもりが付いていないので、30ダメージをのっけることに成功します。これが後ほど響いてきます。ゾロアを2体準備できていたので、EXを狩られて時間切れというのを避けたかったためゾロアを壁にしてエンド。

11t:エネをベンチのグラードンにつけて、長考した後ガイアボルケーノでゾロアが倒されます。サイド2-2。

12t:ゾロアークに進化し、レッドカードを使います。
ゾロアークにW無色を付けて、シェイミにかるいしを付けてツールスクラッパー。自分のかるいしをトラッシュします。

そしてあなぬけのヒモを使用!

決勝トーナメントの対グラードン、対チームアチャポピンポイントで採用した1枚で、奥の手を3回使った状態の中、ひたすら隠し通し続けていた1枚。
なのですが、あなぬけのヒモの仕様を勘違いしており、相手のグラードンには対象を取っていない(=相手がベンチポケモンを選ぶ)ということを意識した結果、相手の前がグラードンでも使えるという判断をしたのですが、実際には相手のバトル場のゲンシグラードンにかかる効果であったため不発になりました。

本来は相手がソーナンス、後ろがグラードンのみの場面でかなり有効活用できるカードとなっているようです。

実際にはベンチに他のカードが並んでいたり、バトル場ソーナンス、ベンチグラードンのみのシーンにちょうど引いてこれなかったりと有効活用するのはできなかったものの、そこまで無理はしていないもののあなぬけを隠し続けるプレイをしていたので(=温存していたのもありますが、グラードン2体だけのシーンで手札を減らしてセットアップをしたいシーンで使わなかった)多少はもったいないことをしていたようでした。

結局相手は交代せず、こちらはゾロアークを場に出すことに。
ここでホイッスルがなり、こちらはこのターン中に相手を倒さないと倒されてしまい負けてしまう状況です。
勝ち筋は、スカイリターンで30乗っけたグラードンを倒すこと。
必要なカードはスタジアム、ちからのハチマキ。

トラッシュを見て確認した後、たくさんある山からバトルコンプレッサーでトラッシュに落とし、サーチャーで回収。
スタジアムは山にタチワキ2枚とラボの3枚。ハチマキは2枚。枚数の関係でパソコン通信でハチマキを持ってきます。
ハチマキをゾロアークに付けてアララギ7ドロー。
てか、ベンチスペースあるのに、その前のターンにスカイリターンで回収したシェイミ使ってない…。もうあなぬけのせいでおかしくなっているようですw
ハイパーボールでジラーチを持ってきて、ほしのみちびきでサポートをサーチ。ここは冷静に圧縮します。


手札にあるのはダートじてんしゃのみ。サポはもう使えません。

ダートじてんしゃでダートじてんしゃを加えてガマゲロゲEXをトラッシュ。

再度ダートじてんしゃを使って2枚・・・


来た!タチワキ!!


スタジアムを貼ってハチマキイカサマガイアボルケーノ、220DでゲンシグラードンEXを倒してサイドを取り切り勝利!


5年前のWCS2010ではシニアリーグで優勝して全国大会に出場したのですが選を抜けることは出来ず、LCQにも参加しましたが1キルを2回されてしまい不完全燃焼でした。

その後北海道で権利がかかった大会が開かれることはなくなり、5年ぶりにやっと開催されたこの北海道大会で優勝することができて、本当に嬉しいです。

表彰式の時にはその思いを会場全体に伝えたいと思い、話しました。


「公式大会は2年半ぶり、権利のかかった大会は5年ぶりの北海道大会で優勝できて本当に嬉しいです。調整してくれた仲間に感謝します。」


実際はSSUが有効に機能していたかは微妙で裏が多かったですが、デッキは確実に強くなっていて、より良いデッキに仕上げられたので感謝しています。
その旨も全体の前、調整してくれたskypeのメンバーはみんな関東や他の地方の方で直接は言えなかったものの、恩師であるS木さんに対して絶対に言いたかったので言いました。
タチワキシティジムも2枚にしたのですが、それはS木さんのアドバイスでした。
しかも最後に引いたタチワキはS木さんからレンタルしたタチワキだったのかもしれないと思い、感謝する思いもより強く感じられたんじゃないかな?と思いました。

「長い!」と言われてしまいましたが、北海道大会の開催、そして協力してくれた仲間のことは絶対に伝えたかったのです。

書類の説明を受けて解散した後は、道民勢に祝われました。
先に代表権を獲得していたたコーヤくんと全国にいける喜びを分かち合いました。
これもGWにひそかに調整していたのが効いていたのかもしれませんね。

ベスト16で熱戦を繰り広げたねこわるさんとも話をして和解できました。「大阪で勝つから待っていてくれ!」と伝えられたので、「待っています!」と答えました。

終わった後はHPPメンバーとペケさんとうきにんさんで祝勝会へ。
よくわからない体調だったものの、頭を使って疲れがあったので自然とご飯も入ってくるようになりました。

終わって解散して帰宅。やりきった気持ち、達成感で暫くは次のステージへの実感が湧きませんでしたが、twitterskypeでも祝福されてだんだんと実感が湧いてくるようになりました。
プレミが多すぎたのは反省しています。

そんな北海道大会レポでした!長い対戦ログを最後まで見て頂いてありがとうございました。次回は大阪に遊びに行ったレポを軽く書きます。