たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

【デッキレシピ】レックウザジムバトル使用デッキ ガマゲロゲアーケオス

11:Pokemon
3 x ガマゲロゲEX
2 x シェイミEX(XY6)
2 x アーケオス
1 x プテラ (BW4)
2 x ジラーチEX
1 x ケルディオEX


45:Trainers

8:Supporter
2 x アララギ博士
1 x フラダリ
1 x フラダリの奥の手
2 x マツブサの隠し玉
1 x フレア団のしたっぱ
1 x クセロシキ

4 x バトルコンプレッサー フレア団ギア
4 x バトルサーチャー
3 x じてんしゃ
4 x ダートじてんしゃ
4 x ハイパーボール
4 x トレーナーズポスト
3 x どくさいみん光線 (プラズマ団)
2 x 改造ハンマー
1 x ツールスクラッパー
1 x ヘッドノイザー フレア団ハイパーギア
1 x パソコン通信

2 x かるいし
2 x ちからのハチマキ

2 x タチワキシティジム


4:Energy
4 x ダブル無色エネルギー



《解説》

スープさんからデッキを丸投げしてもらいました。
paitann.diarynote.jp

変更点は
in バトルサーチャー、アララギ博士
out N、じてんしゃ

これはXY6発売直後に組まれたデッキで、メタ対象は白レックガマゲロゲ
レックにはアーケオスを立て、ゲロゲにはプテラを立てて打点勝ちを狙う。
打点レースという点ではルージュラの投入も考えていました。
基本パーツの枚数は貰ったまま使っていたのですが、やりたいことがわかりやすかったので採用理由や枚数の理由は掴みやすかったです。
完璧にデッキを理解していなかったため、割愛。後のゲロゲゾロアークにも生きている部分がたくさんあるため、そちらで詳しく解説します。


ガマゲロゲミラーにおいて》

これだけぶん回しができるのだから、後攻で鉢巻ゲロゲ軽石ケルディオをスクラッパーしてヘッドノイザーを貼り、にこたまクセロシキを握りながらどくさいみんを打ってブルブルパンチが成立することが多々有りました。
また自分の中でのガマゲロゲはこれしか知らなかったので、ゲロゲミラーは後攻ゲーという認識でした。

ゲロゲムシャーナというデッキも居るとのことで考えることになりました。
ミラーに対して寄せているデッキで不利を取るかと思いましたが、ゲロゲムシャーナを見ていると1ターン目までに妨害サポとにこたまを握れるほどぶん回るわけではなさそうです。
シェイミ展開からしっかりにこたまと妨害サポを引けていれば相手のブルパンが止まると信じて勝てると考えていました。

ゲロゲムシャーナではブルブルパンチ+えんかくさいみんが強いため、こちらも後攻ゲーという認識を得ました。


あくまで後攻ならぶん回して取れるようにしていて、先攻を取った時のケアとしてのプテラでしたが、
そもそも不要物が多いため後攻でも決めきれなくて負けることも有りました。
それがレオンさんとの1戦。
スクラッパーを引けず、デッキを掘ってにこたまを引くも先1で握られていたしたっぱに為す術なく、展開中ににこたまをぶった切ったので敢え無く降参。
プテラを立てることにこだわりすぎていたのもありましたが、これでは本末転倒です。
あくまで白レックに対して、マツブサアーケオスの最低2枚で完封までいけてしまうのに、サイド落ち警戒までして2ラインずつ投入していたわけですから、デッキスペースは当然厳しいです。


《このデッキの最大の欠点》
今はゲーチスは入っていないですが、相手の手札を見る方法がゲーチスしかない上、コンセプト的にマツブサを要求されるため、相手の初手がシェイミなど何かわからない状態でもとりあえず一番怖い白レックを警戒してアーケオスを立てなければならなくなり、デッキコンセプト的に安定していませんでした。
そのためハンドスコープをするか悩み、それをするならゲーチスも入れたほうがいいよねと妄想しましたが、他人からもらった構築という点もあり下手に基板を弄りたくなかったのでそのままにしていました。


《使用感・環境について》

このデッキを使用していた当時は、グラナンスやライボナンスといった、シェイミ対策とアーケオス対策を踏まえながらメガシンカを展開していくデッキに遭遇していなかったです。

時々そのデッキの名前を聞いても
「アーケで止めればいいじゃん」
と鼻で笑っていましたが、
ソーナンスでアーケを消されてメガシンカされるじゃん」
と聞かされてからは青ざめましたw

経験不足でした。

「北海道ならこれぐらいやれば勝てる」
というぬるま湯に浸かってました。
他地区に遠征すると決めていたのに。

そして北海道にも遠征がたくさん来ると聞くにつれ不安になってきました。

うきにん杯では、白レック0人、ガマゲロゲ2人で、「全然環境わかってないじゃん!」と呆れ果てるほどでモチベーションにも欠けていました。

非EXを主軸にしたコーヤくんのリーフィアライチュウデッキに決勝1回戦で敢え無く敗北し、格の違い、練習量の違いを見せつけられました。
彼はその後、そのデッキで千葉2日目を優勝しています。

リーフィアライチュウというデッキを知り、身内にも刺激され、環境について研究していくきっかけになりました。

今回の大会ではガマゲロゲゾロアークという方向性でデッキが広がっていきました。
ゾロアークを採用したのは、アーケオスだと色々と弱かったので、同じメガシンカをメタ対象とするのであれば、ロックをするのではなく倒してあげればいいのでは?という発想でした。
実際のところ環境的にこれしか使えるものがなく、これが一番強いと信じ込んでいたせいで大会が近くなってビクビクしていた自分が居ました。

微妙だなと感じていてもデッキの軸だけは曲げるのが怖かったです。
他人のデッキをコピーする際に、構築者の意図をつかむのは非常に大切でした。
通話で毎日のように話していたからこそ、進展があったのかもしれません。


《採用に悩んでいたカード》

ゲーチス
ガマゲロゲと相性が良さそうなため。ドローならアララギのほうが安定する上、ブルブルパンチ以外使わないのでどうせロックできてるから却下。

・レッドカード
スペースがなさそうだし、ブルパン+アーケで大体勝てそうなので4枚じゃ普通にサポ引かれるリスクもあり博打に思えた。

ルージュラ
殴り合いならいいけど、よくよく考えたら殴りあう前にじゃんけんゲーだということに気づく。

ポケモンセンターのお姉さん
ミラーでの打点レースの補佐、対アギロット。
こちら先攻の場合ハチマキ毒ブルパンで押される所を、ダメージも毒も回復できる。
結局クセロシキしたっぱでにこたまを割ってブルパンが途切れてくれるのを待ったほうが良さそうでした。
どくさいみんで寝る可能性もあったので考えてましたが、眠らない場合ではクセロシキにかけたほうが良さそうだったし、寝た場合も踏まえてお姉さんと同時に握るのはなかなか難しい。
どちらかがくると決め打ちをした場合でも、裏択を引いた瞬間負けなので、あまりにもリスキーだと判断。ぶんまわしが可能なので、サポに限らない部分で回答を見出すほうが良いと考えました。
しかし一時しのぎにしかならなく、サポ権をそこで使ってしまう上、アギロットには回答にならないためジリ貧となったため却下。

・ヘッドノイザー
対ビリゲノライボルト。NLNLさんが使っていたのですが、1ターン目でライボルトにノイザーを貼らないとゲームにならないことに気づきました。先1でソウルリンクを貼られた場合でスクラッパーの前にノイザーを引いてしまい泣く泣くトラッシュするハメになってもかなり厳しいので2枚にしたかった。

・クラッシュハンマー
ビリゲノライボルトなどの基本エネデッキに対して改ハンが腐るため。
他にも改ハンを打てず手札が消費できない結果シェイミのドロー枚数が減ることがあったため、改造ハンマーと入れ替えようかと悩んでいました。
ここの枚数を動かせていなかったのは単に練習不足だったと思いました。実際に草エネを落としてビリジオンの特性が及ばない状態にし、どくさいみん光線で打点を稼ぐ動きが多々あるためです。

アクロマ
サーチャーを戻したいけれど、後半のNのドローではどくさいみんを引き戻せない。でも初手の不安定さも怖いし・・・。

スカイフィールドがあると大量ドローも望める上、構築上のメリットにも目を惹かれましたが、初手の展開で不要パーツが多いデッキだったので、これ以上初手で来て使いにくいカードは投入したくなかったので入れませんでした。


《実績》

レックウザジムバトル カードランド時和 予選4回戦全勝で1位通過、決勝トーナメント優勝
レックウザポケモンセンターバトル セカンド8連勝 1位
公認大会戦績:23勝1敗
1敗はポケセン大会1週目の、レオンさんのゲロゲシェイミ

うきにん杯では、4勝1敗で予選通過、決勝1回戦負け。
5回戦目のVSホウオウハンテールではアーケが立たなかったため。
決勝トナメ1回戦は後1エナジークラッシュが飛んできてどうしようもなくなる。
合わせて27-3。

北海道の環境のおかげもあり、このデッキで十分すぎるほど勝てていました。
当時は、ここからあそこまでデッキ変化があるとは思いもしませんでした。