【シングル】がむしゃらに生きる
こんばんは、たっぴーです。哲学でもなんでもありません。以前のような感じで別に色々と語るつもりもありません。
今回は「がむしゃら」というワザに注目しようと思います。
がむしゃら
タイプ ノーマル
分類 物理
命中率 100
PP 5直接攻撃 ○
相手の残りHPから自分の残りHPを引いた数値ぶんの固定ダメージを与える。
といった効果で、きあいのタスキや特性がんじょうと組み合わせることで相手の体力を1にすることができます。
がむしゃらを使えるポケモン一覧
『がむしゃら』を覚えるポケモン - ポケモン図鑑ORAS・XY - ポケモン徹底攻略
考察の発端はこの記事でした。
とあるぼっちの独り言 - FC2 BLOG パスワード認証
たまたまメンツ等が自分が使っていた構築と同じということで、紹介していただきました。
自分はステルスロックの必要性から入りましたが、マンムーにがむしゃらを搭載し、がむしゃら+ガルーラでグロウパンチというギミックを意識したパーティになっています。
がむしゃらはわかりやすいギミックですが、現状比較的考察されていないジャンル、考察されている並びでもあまり有名でなかったりするので更新してみようと思いました。
まず相性のいいワザやポケモンを紹介します。
・グロウパンチ
メガガルーラなどで使用することが多いです。体力を1にしてガルーラにつないだ場合はAが1段階しか上がらないので注意。
反面交代されても確実にAを上げることが出来ます。
相手が猫騙し警戒でゴツゴツメット持ちなどに引いてくれた場合は2段階上げることが出来、203ガルーラ等ではそのまますてみタックルで突破することでアドバンテージを得ることが出来ます。
・特性‹‹じしんかじょう››
ヘラクロスやズルズキン、ボーマンダなどが所持。ヘラクロスやズルズキンはフェイントやねこだましといった先制技も持っているので無償で突破しながらAを上げることも可能。
・とどめばり
タイプ むし
分類 物理
威力 30
命中率 100
PP 25
直接攻撃 ×
この技で相手を倒すとこうげきが2段階上がる。
あまり聞かないワザですが、メガスピアーの発表もありワンチャンスあるのではと思っています。
グロウパンチやじしんかじょうに比べAが2段階上昇します。
ここでがむしゃらを使えるポケモンを何匹か取り上げていきます。
マンムー
環境に刺さりつつあるマンムー。
対面有利を取ってステルスロックを撒く他、また氷タイプに強い地面という強さがあります。
マンムーのがむしゃらは、氷の礫と合わせることで素早さが速く、きあいのタスキを発動し体力が1になった場合つぶてで落とせるようになり、苦手な相手も1匹で突破できます。
反面遅い相手にはステルスロックを撒きながらがむしゃらで削り、後続の起点にする事ができます。
先にがむしゃらを打てない素早さが遅く、先制技のあるハッサムやマリルリ等は厳しいです。
ステロを撒く場合はつぶて/ステロ/がむしゃら @1いう技構成になり、大方地震あたりになるでしょう。逆に対面性能が落ちてしまうこともあり、つららばりを着ることでキノガッサの処理が危うくなるのでしっかりパーティと相談する必要があります。
強いところは、比較的環境のポケモンに刺さっている。マンムー自体がタイプ保管面でもステルスロック要因としても仕事ができるポケモンであること。
反面弱いところは水ロトム、ファイアロー、ゲンガー等、非常に鬼火を呼ぶため、タスキを割られてしまうと機能しなくなってしまうので、がむしゃらがなかなか安定しないこと。
がむしゃらをメインに扱わずに立ち回りの幅を一つ広げた程度で扱うと無理がないと思います。
モンメン!
かわいい。
モンメンといえばトルンさんのイメージがあります。
澪先輩、【E】! - トルン息しトルン?
ここで、このパーティの中にも入っているヘラクロスと組ませます。
ヘラクロスの特性自信過剰を活かし、モンメンで起点作りを行います。
モンメンでタスキがむしゃらをした後、追い風等で退場。
ヘラクロスがメガシンカせずフェイントや他の攻撃技で倒し、Aを1段階上げたあと、メガシンカをして無双します。
モンメン@タスキ がむしゃら/やどりぎ/みがわり/アンコールorおいかぜ等も
ヘラクロス@ナイト フェイント/ミサイルばり、ロックブラスト、タネマシンガン、じしん、インファイトから3枠
モンメン自体のハメ性能もあり、フェイントで削られた技スペースの取捨選択も補えて強力です。
5世代に比べボルトロスの個体数が少ない反面とんボルチェンが横行しているせいでやどみがが成功しにくくなっている印象です。
また草タイプに対して単体で突破することができなくなったことも注意です。
また、先ほどの記事ではモンメンと一緒に火炎球根性ヘラクロスが採用されています。
BW期のため自信過剰が無いのもあると思いますが、かえんだまによって鉢巻の火力で打ち分けられる点と、あくびカバルドン、キノガッサ対策にもなります。
また、エルフーンはレベルでおいかぜを覚えますがモンメンは覚えません。BW2ではおいかぜの教えがあります。
ゴウカザル
先制技はマッハパンチ等。タスキと猛火の相性や、タスキがむしゃらがきついガルーラに対する性能。
補助技も比較的豊富で、アンコールなどができます。
ガルーラに強い点はとても評価できると思います。耐久も適度に低く、タスキが発動しやすく感じます。
Sが速いのでなかなか決まりにくいのと電磁波などを呼びやすいので難しいところです。
ガルーラ
タスキがむしゃらからふいうちを持つので単体で突破するのもありですが、鬼火を非常に呼ぶ点、処理速度的にカウンターで十分な場合もあるので一概には言えませんが、メガヘラクロスと同居させられることで相手はヘラクロスを切った行動をする可能性もあります。
相手依存且つ安定しない、またSが速いのでおすすめはしません。
ジュカイン
先制技はでんこうせっかを持ちます。しかしSが早過ぎるので、対面突破は厳しく去り際のがむしゃらがほとんど。しかしファイアローに対してはブレイブバード一点読みをするのであれば、ブレバ→がむしゃら→かるわざが発動しSがあがり、でんこうせっかでブレバの上から倒せる点はとてもおもしろいですがゴツゴツメットを持っていると倒されてしまいます;
新作先取りって感じで舐めてきたところに痛い一撃を入れてあげましょう。
ミミロップ
多種多様な補助技を持つのでがむしゃら以外にも仕事が出来ます。
こちらもSが速いので決まりにくいでしょう。
またORASからメガシンカも出ます。
新作なので他の環境変化もあるのでわかりませんが、ガルーラやゲンガーを牽制できるので決まりやすいと思いますが、初手は相手のメガシンカ守るを見てから動いてくる可能性もあるので怪しい可能性があります。事前情報では最初のレートでは以前のROMから送ってきたポケモンでは戦えないという噂なのでむしゃらが使えるかはわかりません。
ペンドラー
けんまいバトン等も強いですが、毒菱+がむしゃらをできるのはドーブルを除きペンドラーだけ。
後続のみがまもギミックと絡め、処理の面倒な鋼あたりを削っておきたいです。
鋼を意識する場合だとナットレイの電磁波orてつのトゲ、ヒードランのマグマストームに注意。
技スペースが開けば剣舞バトンしても強いと思います。
ランクルス・ユニラン
トリックルーム+がむしゃらができます。ユニランだとバレやすいのでランクルスのほうがいいかと思います。
汎用的なポケモンブログ 【シングル】第9回キツネの社mf使用構築~襷ランクルス入り寄せ集め~
シソーさんの第9回キツネの社mf準優勝構築で採用されていたのを覚えています。
決勝のニコ生の放送を見ていてとても驚きました。
5世代の例をあげたところもありましたが、6世代は高耐久のストッパーが多く、積みが成立しにくいです。
Sが速いポケモンはジュカインの一例を除き、後続でどうにかする選択肢を取るのが無難です。
ファイアローという上から攻撃してくるポケモンの影響もあり、グロパンや自信過剰を起点にしても積んで抜くというのは成立しにくいこの環境ですが、高耐久のポケモンを削ることができれば展開もわからないので、がむしゃらはなるべくわかりにくいように成立させたいですね。敢えてマイナーを使い相手をナメさせるのも相手依存ですが心理戦に置いては有効ではないでしょうか。
これで終わりです。ただ羅列したみたいな記事になりましたが、モンメンヘラクロスあたりは割と居るような気がするので頭の片隅にでも入れておいたほうがいいかもしれませんね!