たっぴーのシールぴた~

ポケモンのことやTCGのことなどを書いていきます。

【シングル】感覚での読み

以前ボルトランド対策のところでスタンダードについてという名目で、ボルトランドに携わってきてから色々と経験を積んできた中で見えてきた、自分の読みの精度の低さ


【シングル】ボルトランド対策と、スタンダードについて。 - たっぴーのシールぴた~


それを"感覚での読み"と大雑把に定義付けたので、自分の中では細かいところでわかっているところもあるが文にできてなかったので書きませんでしたが、ふとこのことを思ったので更新
自分語り多いです


それは"負けたくないから"という意識から来ていました


自分は負けず嫌いなので、対戦においては100%勝ちたいです
でもそれは運要素が絡むポケモンにおいてはほぼ無理だと思っているので、少なくとも勝率はあげたい

ここで取り上げるのは4点
・構築方針
・レートでの読み
・選出圧力
・構築の推移

まず勝率を上げることを意識して構築方針が固まりました



☆構築方針

・なるべく型が豊富なポケモンを使う
→相手が勝手に読んでくれることで勝つ可能性を大切にする

・なるべくワザや持ち物の汎用性を持たせて構築全体のパワーを上げる
→困ったときの数値のゴリ押しどのような対策があるか・型がわからないマイナーに対してなるべく勝てるように
実際のところはスカーフ○○とかに負けたりもするのでこれは場合によりますが
全体のパワーを優先的に意識するせいか、グッドスタッフのような構築を好みます

ざっとまとめましたが構築の方針は特に問題無いと思っているのですが、ここでネックとなっていたのが気持ちの問題で、"負けたくないから"という意識。

これが選出にも出てしまい、全体的にカバーしようとする甘めな選出をしてしまうあまり強引に勝ちを狙うシーンもしばしば
構築のところでもあげましたが、1つめのところを願って動くこともそこそこありました
相手が甘えた行動を取ってくれればこの選出で勝てるよねっていうことをしがちでした

広く見る選出をした結果、本来なら発生しなかったはずの試合中の択を回避することがなかなかできなくて負ける試合が多かったです(具体例とかBVはちょっと出てきませんが感覚で)
数値は高いものの択が発生しやすいギルガルドは特にそれが顕著でした


☆レートでの読み

ここで話はレートの方に
自分は北海道住みのため関東や関西でしばしば行われているオフ会に参加する機会はあまりないので、レートをぼちぼちやっているのですが、時々強気な選出をされることがあり選出が噛み合わなくて負けてしまうこともありました
スタン気味な構築だとちょくちょくある気がしますが自分の立ち回りが甘いせいなのかもしれません
当然レートなので相手に聞くことも難しいので身内に聞いたりしますが正解とは限らなかったりするので

レートで勝てないけどフレ戦(主にオフ勢)では勝てるというのが多いのはプレイヤー層の違いから、選出が噛みあうからなのでしょうか
レート勢オフ勢のこと言い出すと日が暮れますが個人的には違いは割とあるなーと感じます

このことに付いては構築段階でしっかりと基本選出を組んでおけばなんとかなる気もするのですが、ただその構築力が乏しい点、どうやって変えればいいかわからなかったりもしました
同じ並びのまま頭を悩ませながら100戦やることも多いです

一部のプレイヤーは出てくるポケモンなどをエクセルで統計をとってレートをしたりしていると聞きましたがそれは個人的にしたくなかったので、やはり選出段階での読みを詰めることにしました


☆選出圧力

構築を組む中で選出圧力という点を重視することが多いのですが、どのように機能するのかどうかを、その構築単位で決めておく必要があると感じました
メジャーどころの構築に対してはどれがきつそうに感じるからどれが出しやすいか、こう見ていくと集計取りたくなりますね ただ選出はその確率に動かされてする運ゲーじゃないと思ってるのでしません

選出圧力は0か1かで判断できない要素なので難しいですが、前述のなるべくパーティパワーを上げるという点ではこれもひとつの要素だと思っています
基本軸の苦手なところを要るだけで緩和してくれるというのは、改めて考えなおしてみるととても面白いと思います
しかし同時に、選出圧力をかけたことによってどう出してくるかの認識もしなくてはいけなく思考量が増えます

特にスタンダード気味で型が多いポケモンを使えば使うほど相手に与える情報量は多くなるのかもしれませんが、反面それに対する出してくるパターンも増えてしまうので、それで選出が噛み合わないこともあるのでどれがいいのかわからないです
同じパーティでも相手によって考え方や、もしかしたら配分や型が違う可能性もあるのでどう出すかは毎回考えてしまいます
それをした結果、自分の使っている6体の型が豊富すぎて相手が何を考えているかがわからないということが多かったです

0か1かで判断できない要素と書きましたが、型が豊富なことによる単体での強さによって生成されたポイント的なものが積み重なって構築の強さができているわけではないので、一概に足し算方式で色々な要素を詰め込むのは良くないと気づきました


逆にニャオバシャガルーラのような有名かつすることが決まっているような並びでは出てくるポケモンがわかりやすいので、相手の対策を考えてこちら側も出しやすく感じられます
これはニャオバシャガルーラという構築を、相手が認知している前提で行われています

有名な並びを使いながら他のことをする、いわゆる偽装構築はそもそもの並びでの強さがあるので当然その並びに対してのマークは厚いです
それを対策してくる対策を、構築全体で出しておくことが大切だと思います
壁積み展開を見せてからの猫の手胞子はあめおふ決勝キャスを見ていて驚かされました


個人的には偽装からのギミック展開はどちらも挑発持ちに弱い傾向があるのでしっかり対策しておきたいと思っていますが、これはボルトロスなどを見ただけで基本選出が歪んでしまいそうなのであまり好みではありません

反面ライコウローブの並びからのメガネライコウのような攻撃的な面の偽装構築は単体性能を上げながら初見殺し要素も取り入れることができ非常に好感を持っています
これに関しては構築によって違うので一概には言えません


【シングル】シーズン5使用構築 ボルトランドコントロールスタン - たっぴーのシールぴた~
また以前公開したこちらの型でもバンギランドアロー偽装のようになりましたが決して自分から偽装構築のようには語りません

理由は先ほど述べたように事前に厳しい相手に対しての選出を立てているわけでもないので真の力を発揮しているとは言えません
解説も全然書いてないので、このパーティでバンギランドアローを見せているからどうしたと思われる方もいるかもしれません
正直したかったからという要素のほうが強いので、ゲンガーガルーラ型についてはバシャスイクンやバシャニンフィアのほうが綺麗でわかりやすいかと思われます


型が豊富すぎてもギミック重視の偽装でも手に合わなさそうなので、こういったバンギランドアロー偽装のような形になった並びは使っていて楽しかったです


余談ですが本当は本来処理しに来る対象を役割破壊で倒すっていう点もかなり好きです
例を出すと、しぜんのめぐみズアファイアローはとても驚かされました

わからない人のために書くと、ズアのみを持ってしぜんのめぐみをすると、ズアのみを消費して物理地面威力100ワザが出るというもので、これで受けだしてくるヒードランを倒そうという目論見です
しかし受けだしてくる場合は鬼火を打つことが多く、ブレバで削っていないと倒せるかが乱数なところや汎用性に欠けたりとなかなか好みに合いにくいところでした
鬼火の後に自然の恵で倒せなくてもヒードランは回復技がないから問題ないと考えましたが当時は原始の力や岩石封じなどが流行っていたので、こういう考えた方をしていたと思います


...


いろいろと書きましたが、全ては
「選出が読めない」これ一点に収束します

そこでまず勝つためにイージーウィン風構築にとりかかります
スタンダード要素も取り入れられており自分好みの形になりました

☆構築の推移

ボルトゲンガーガルーラ

【シングル】シーズン5使用構築 ボルトランドコントロールスタン - たっぴーのシールぴた~

基本選出こそないものの、スタンダードはとても興味があったのでいい機会になりました
選出のどうこうもとりあえずゲンガーみたいな動きも多くて、選出に関して自分磨きはできていなかったと思います


そこから基本選出が強いボルトバシャガルド

【シングル】マンムー入りボルトバシャガルド - たっぴーのシールぴた~

どちらの構築も純正では無いですが、スタンスは同じです

このボルトバシャガルドは未だ使いこなせてないところもあって、話し合ってもバシャ先発にする必要性という点などでも意見が割れることもあったり完璧には理解しきれてないです

バシャを初手にするか、ボルトを初手にするか、苦手なポケモンを処理して抜いていく等と、どう詰めるかという要素がまさにXYって感じがしてとても面白いです

この構築を通じて感覚での読みをしないほうがいいと気付かされました

基本選出の大切さが、感覚のプレイを排除する 
という今の自分の中での結論です

前述したとおり選出圧力という点でもこの記事を書きながら見直せたので、今度はそのことを少しだけ置いて、思考に柔軟性を持たせて、あらゆる可能性を否定をしないよう構築を組んでいこうと思います


ちょっと自分語り多めで終着点が見つからないですが、XYの選出難しいですねってことで終わりにしたいと思います 相手の構築を理解することで選出が楽になったりもするので、日々情報収集も兼ねて対戦の方も精進していきます

長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!